ジンバル雲台 ~ やむを得ずリニューアル
2018年の7月にジンバル雲台なるものを買い込んで「鳥撮りに最高!」とか言いながら使っていたのですが、暫くするとパン軸の中心の止めネジの周りから中のグリースが出て来て衣服を汚すという問題が出て来ました。そしてこのグリースがとんでもない粘度(チクソトロピーっ気のない水飴のようなどこまでも粘着質の粘度)で拭き取ろうとしても非常に拭き取りにくく、しょうがないのでWEBを参考に軸をバラして(中心の六角穴付きボルトは対辺5.5mm~湯煎しないと緩まない)普通のグリスを入れ替えました。しかしそうするとグリースの粘度で抑えられていた軸のガタが目立ち、クランプを効かせない状態ではパン軸がガタガタに。もちろんクランプをしっかり効かせればガタは無くなりますがそれではスッと動いてスッと止まるというジンバル運台のメリットが無くなります。
フッ素樹脂テープを軸周りに貼って隙間を埋めてみたものの暫くすると剥がれて再びガタガタになってしまい・・・。頭に来たので軸にシリコーン離型剤を塗って接着剤で隙間を埋めようとしたのです。これが大成功。ガタは一切無くなりました。完全に、です。
はい、回転も一切しなくなりました。(笑)
次の日が早かったので接着剤を付けてそのまま寝てしまったのが敗因でした。朝起きたときにはカチンコチン。引っ張っても叩いても全く動きません。万事休すです。(泣)
それでですね、同じものを買い直して再度改造にチャレンジするのも面倒なので・・・。
はい、最終形態に進んでしまいました。まだ殆ど使っていないので実際の撮影での使用感は分かりませんが、さすがに軸のガタなど一切感じられず動作はスムーズでクランプもしっかりしています。かなり骨太な作りであるにもかかわらず重量はNEEWERとほぼ一緒。マグネシウム採用の効果でしょうか。
まあカメラでもクルマでもそうなんですが、中華モノなり中古なりでそのカテゴリーのものを試して、自分がそれを気にって必要とするなら中途半端な寄り道をせず一気に最終形態に行ってしまった方が、結局は時間もお金も節約できるのかもしれません。
「いやね、私も昔はあれやってこれやって・・・、馬鹿だよねえ~」なんてネタに出来なくなるという弊害はありまずが。(笑)
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