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2018年5月 6日 (日)

秩父でキャンプ&鳥・星撮り(3) ~ 鳥撮り編

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今回のキャンプでは、設営地である「秩父巴川オートキャンプ場」、そして帰りに寄った「秩父ミューズパーク」で、今まで見たことのなかった鳥を含めて12種もの鳥を見ることが出来ました。これほど多くの野鳥が身近に居たということに驚きを感じます。せっかくなので自己満足用の(笑)鳥アルバムページを作りたくなってきました。

撮影機材はツバメを除いて全てD7500+TAMRON A011 SP 150-600mm f/5-6.3です。開放だとやや甘いのでレンズをf/8まで絞った上に、ブレを恐れてカメラの自動感動制御の設定を「標準」のままにしていました。このため、明るいところでは問題ないものの、暗い森の中でもカメラが焦点距離分の一秒のシャッタースピードを確保しようとして感度を滅茶苦茶に上げています。A011の望遠端ではレンズの焦点距離がフルサイズ換算900mmになるので、カメラは1/1000秒を切れるように感度を上げる訳です。

ISO10000超えのカットも多く、高感度耐性が高いと言われているD7500でも、それらの大多数で、流石に鳥の羽毛の細部が潰れてしまいました。当たり前ですがISO10000でノイズが盛大に乗ってしまうとLightroomの調整でも救えません。

ただ不思議なのは、写真によってISO10000でもさほど問題を感じないものと酷くノイズを感じるものがあることです。その辺も含めてカメラの設定について考えなくてはいません。(泣)

 

1.ツバメ

今回のキャンプでの第一鳥。三芳パーキングエリアで発見しました。立派な巣ですがまだヒナは見えません。卵を温めているところのようです。たくさんの元気なヒナが孵りますように。

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2.ホオジロ

キャンプサイトでもミューズパークでも多く見かけました。これだけ多く見かけるということは今までも間違いなく出会っているはず。ただ、色が近いのでスズメだと思ったりツグミだと思ったりしていたのかも知れません。特に一番下の写真なんか殆どスズメ…に見えませんか?

この鳥は、明らかに近い場所から囀りが聞こえるのに姿は見えず、ということが何度もありました。そしてようやく見つけたのは木の本当のテッペン。なるほど、自分をアピールするには一番の場所だろうと納得しました。

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3.ヒヨドリ

どこにでも居て、どいつもこいつも性格が悪い鳥(笑)です。木から降りて地面を突っついているので何をしているのかと思ったら、虫を捕まえていました。大きめのイモムシです。何の幼虫でしょうか。イモムシを咥えている2枚は感度がISO25600。かなり辛い画質です。

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4.カワラヒワ

丸まっこくて可愛いのですが近くには下りてきてくれませんでした。キャンプから帰って来てから妻が家で撮った写真の方が大きく写っているという…。また今度。

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5.カワガラス

今回は「鳥を撮る目」で見ていたので普通のカラスとはちょっと違うなと気付きましたが、今までだったら、ただのカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス)だと思っていたかも知れません。まあ、その辺のカラスについてさえ未だ明確にハシブトガラス、ハシボソガラスを区別したことはありませんが。カラスを見かけたら写真に撮って較べてみよーっと。

さてこのカワガラス、川に頭を突っ込み、その度に何かを咥えていました。写真でお分かりいただけるかどうか。残念ながら川原の対岸で距離が遠く、虫なのか魚なのかまでは分かりませんでした。

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6.トンビ

キャンプ場の上空をのんびり旋回していました。トンビだって大型の猛禽類なのに…数が多いので鳥写真としてはあまり嬉しくないと言ったら彼らに悪いでしょうか。いや、本人たちにとっては人に追い回されたりせずに良いのかもしれません。大きな翼でパイロンレーサーのようなスゴイ旋回を見せてくれました。

それにしても飛んでいる鳥にピントを合わせるのは難しいですね。AF-C+中央1点、ダイナミック9点で試しましたが合っているやら合っていないやら、正直言って良くわかりません。今度は取り敢えずダイナミック51点を試すことにします。

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7.アオサギ

パサー、パサー、パサーとゆっくり羽ばたいて飛んで行きました。

これくらい大きいと中央1点でも捕らえられるのですが、逆にピントを目に合わせたいという欲が出て結局難しく感じます。

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8.シジュウカラ

枝でシジュウカラが囀っていました。鳥の場合、囀るのはオスだけでしょうし、3枚目の写真の子や、家の庭に来たシジュウカラ(4枚目)と比べると明らかに「ネクタイ」が太く見えますから、きっと1枚目、2枚目の子はオスですね。「雌雄でネクタイの太さが違う」と聞いてはいましたが、それに気付いたのは初めてです。

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(庭に来たシジュウカラ)

 

9.キセキレイ

初めて見ました。お尻の黄色が綺麗です。かき氷にレモンシロップをかけたよう。

しかし写真としては失敗です。暗い川に露出が引っ張られてキセキレイの体がオーバーになってしまいました。これ、先日の「光が丘公園バードサンクチュアリ」でのカワセミの写真と同じミスです。進歩しませんね~。

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10.セグロセキレイ(幼鳥)

少しフワフワした羽根が幼鳥っぽいなあと。たぶんセグロセキレイの幼鳥だと思います。2羽居たのは兄弟なのかも知れません。

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11.アカハラ

秩父ミューズパークにて。こういう柔らかい色合いは見ていて心が和みます。木の陰からひょこっと顔を出してすぐに飛んで行ってしまいました。また会いましょう。

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12.キビタキ

背中のオレンジが綺麗です。向きの良いカットは残念ながら枝被りによるビンボケでボツになりました。AFの反応を早くするためにAFロックオンを「しない」に設定していたのが敗因。枝被りとAFロックオン、そして親指AFそれぞれの関係を学ばなければいけません。

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天候に恵まれ、森の新緑が綺麗でした。

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以上、キャンプ鳥撮り編でした。

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    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

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    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

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    読書中

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

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    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

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