秩父でキャンプ&鳥・星撮り(3) ~ 鳥撮り編
今回のキャンプでは、設営地である「秩父巴川オートキャンプ場」、そして帰りに寄った「秩父ミューズパーク」で、今まで見たことのなかった鳥を含めて12種もの鳥を見ることが出来ました。これほど多くの野鳥が身近に居たということに驚きを感じます。せっかくなので自己満足用の(笑)鳥アルバムページを作りたくなってきました。
撮影機材はツバメを除いて全てD7500+TAMRON A011 SP 150-600mm f/5-6.3です。開放だとやや甘いのでレンズをf/8まで絞った上に、ブレを恐れてカメラの自動感動制御の設定を「標準」のままにしていました。このため、明るいところでは問題ないものの、暗い森の中でもカメラが焦点距離分の一秒のシャッタースピードを確保しようとして感度を滅茶苦茶に上げています。A011の望遠端ではレンズの焦点距離がフルサイズ換算900mmになるので、カメラは1/1000秒を切れるように感度を上げる訳です。
ISO10000超えのカットも多く、高感度耐性が高いと言われているD7500でも、それらの大多数で、流石に鳥の羽毛の細部が潰れてしまいました。当たり前ですがISO10000でノイズが盛大に乗ってしまうとLightroomの調整でも救えません。
ただ不思議なのは、写真によってISO10000でもさほど問題を感じないものと酷くノイズを感じるものがあることです。その辺も含めてカメラの設定について考えなくてはいません。(泣)
1.ツバメ
今回のキャンプでの第一鳥。三芳パーキングエリアで発見しました。立派な巣ですがまだヒナは見えません。卵を温めているところのようです。たくさんの元気なヒナが孵りますように。
2.ホオジロ
キャンプサイトでもミューズパークでも多く見かけました。これだけ多く見かけるということは今までも間違いなく出会っているはず。ただ、色が近いのでスズメだと思ったりツグミだと思ったりしていたのかも知れません。特に一番下の写真なんか殆どスズメ…に見えませんか?
この鳥は、明らかに近い場所から囀りが聞こえるのに姿は見えず、ということが何度もありました。そしてようやく見つけたのは木の本当のテッペン。なるほど、自分をアピールするには一番の場所だろうと納得しました。
3.ヒヨドリ
どこにでも居て、どいつもこいつも性格が悪い鳥(笑)です。木から降りて地面を突っついているので何をしているのかと思ったら、虫を捕まえていました。大きめのイモムシです。何の幼虫でしょうか。イモムシを咥えている2枚は感度がISO25600。かなり辛い画質です。
4.カワラヒワ
丸まっこくて可愛いのですが近くには下りてきてくれませんでした。キャンプから帰って来てから妻が家で撮った写真の方が大きく写っているという…。また今度。
5.カワガラス
今回は「鳥を撮る目」で見ていたので普通のカラスとはちょっと違うなと気付きましたが、今までだったら、ただのカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス)だと思っていたかも知れません。まあ、その辺のカラスについてさえ未だ明確にハシブトガラス、ハシボソガラスを区別したことはありませんが。カラスを見かけたら写真に撮って較べてみよーっと。
さてこのカワガラス、川に頭を突っ込み、その度に何かを咥えていました。写真でお分かりいただけるかどうか。残念ながら川原の対岸で距離が遠く、虫なのか魚なのかまでは分かりませんでした。
6.トンビ
キャンプ場の上空をのんびり旋回していました。トンビだって大型の猛禽類なのに…数が多いので鳥写真としてはあまり嬉しくないと言ったら彼らに悪いでしょうか。いや、本人たちにとっては人に追い回されたりせずに良いのかもしれません。大きな翼でパイロンレーサーのようなスゴイ旋回を見せてくれました。
それにしても飛んでいる鳥にピントを合わせるのは難しいですね。AF-C+中央1点、ダイナミック9点で試しましたが合っているやら合っていないやら、正直言って良くわかりません。今度は取り敢えずダイナミック51点を試すことにします。
7.アオサギ
パサー、パサー、パサーとゆっくり羽ばたいて飛んで行きました。
これくらい大きいと中央1点でも捕らえられるのですが、逆にピントを目に合わせたいという欲が出て結局難しく感じます。
8.シジュウカラ
枝でシジュウカラが囀っていました。鳥の場合、囀るのはオスだけでしょうし、3枚目の写真の子や、家の庭に来たシジュウカラ(4枚目)と比べると明らかに「ネクタイ」が太く見えますから、きっと1枚目、2枚目の子はオスですね。「雌雄でネクタイの太さが違う」と聞いてはいましたが、それに気付いたのは初めてです。
9.キセキレイ
初めて見ました。お尻の黄色が綺麗です。かき氷にレモンシロップをかけたよう。
しかし写真としては失敗です。暗い川に露出が引っ張られてキセキレイの体がオーバーになってしまいました。これ、先日の「光が丘公園バードサンクチュアリ」でのカワセミの写真と同じミスです。進歩しませんね~。
10.セグロセキレイ(幼鳥)
少しフワフワした羽根が幼鳥っぽいなあと。たぶんセグロセキレイの幼鳥だと思います。2羽居たのは兄弟なのかも知れません。
« 秩父でキャンプ&鳥・星撮り(2) ~ 夜の星撮り失敗(^^;) | トップページ | 秩父でキャンプ&鳥・星撮り(4) ~ 両生類・爬虫類・昆虫編 »
「写真」カテゴリの記事
- 与論島にて早めの夏休み(1)(2019.07.22)
- 軽井沢の鳥たち(ピッキオの森) ~ キビタキ・ヤブサメ?・マガモ(2019.06.03)
- ジンバル雲台 ~ やむを得ずリニューアル(2019.07.01)
- 軽井沢の鳥たち ~ ミソサザイ(2019.06.02)
- 軽井沢の鳥たち ~ カケス・ヒガラ・謎猛禽(2019.05.28)
「日々のこと」カテゴリの記事
- スライドドアの戸車調整(2019.07.29)
- 与論島にて早めの夏休み(1)(2019.07.22)
- アングルド・レッグプレス ~ ANYTIME FITNESS(2019.07.02)
- 庭のヒマワリ(2019.06.30)
- 軽井沢の鳥たち(ピッキオの森) ~ キビタキ・ヤブサメ?・マガモ(2019.06.03)
「鳥撮り」カテゴリの記事
- 庭のヒマワリ(2019.06.30)
- 軽井沢の鳥たち(ピッキオの森) ~ キビタキ・ヤブサメ?・マガモ(2019.06.03)
- ジンバル雲台 ~ やむを得ずリニューアル(2019.07.01)
- 軽井沢の鳥たち ~ ミソサザイ(2019.06.02)
- 軽井沢の鳥たち ~ カケス・ヒガラ・謎猛禽(2019.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント