スーパームーン

帰りがけ、なんだか月が大きいなあと月のある景色を撮ってから家に帰るとリビングに大きく広げた三脚がありました。「今日はスーパームーンだから写真撮った」と妻。せっかくなので私も撮ってみました。

上は、Ｄ７５００にタムロンの旧型６００ｍｍ、絞りｆ１１、ＶＣオフ、ボディーは露出ディレイ、電子先幕シャッターに設定し、マニュアル露出、ライブビューＡＦにて撮影し、中央の半分を切り出したものです。ローパスレスのお陰か三脚のおかげか、やけにシャープです。

６００ｍｍのｆ１１ということは、口径５５ｍｍ、焦点距離６００ｍｍの望遠鏡で直焦点撮影をするようなものだと思いますが、学生の頃、フイルムで撮っていた頃のそれよりもずっとシャープです。ピントが合っていなかったのかフィルムの粒状性の問題だったのか、それともレンズの解像度が実際に今の写真レンズよりも劣っていたのか。一体あの頃の私は何をやっていたのでしょう。

驚いたことはもう一つ。望遠端がｆ６．３の明るいとは言えないレンズだったにも関わらず、ライブビューの画面でさえ周りの恒星が見えていたことです。そんな様子を見てしまうと、昔はどうやっても撮れなかったような星雲星団の写真が・・・うまくやれば撮れそうな気がしてきてしまいます。

この冬こそ、星雲星団にチャレンジ・・・します。