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2017年11月10日 (金)

物価が上がらない理由など

私は下のように考えますが如何でしょうか。自明な話だと思います。

・ 世界中の人の人生の値段の総和がGDPの世界総和(ここではGWPと呼ぶ)である。というのも、生産高は、給与、株式価値(株式はどこかの個人が保有する/法人が保有してもその法人は個人が所有する)、等様々な経路を辿って、最終的にはどこかの個人に帰属するから。

・ 世界全体の平均で見れば、現時点で既に生活に必要なものが必要十分以上に供給されるだけの生産性が確保されている。何故なら、世界全体での人口は増え続けているから。最低限の生活に必要なものが供給されないのであれば人口が増えることは出来ない。(野生動物は食料の多寡によって数が増減する)

・ 世界中で平均寿命が長くなっている。人間が一生に持つ時間はどんどん長くなっている。

・ 既に必要な生産性が確保されているなかで、一人の人間の持つ時間が長くなり、かつ人口が増えているのだから、必要最低限のGWPを得るための人の時間当たりの価値は減って行く。

・ すなわち、生産性の向上は、全体として物価の上昇には繋がらない。むしろ、物価の下落要因となる。

・ ただし、局所的な生産性の向上は、その局部に対して極端な富の集中をもたらす。例えば、WindowsやiPhoneのような、労働集約的でなくイノベイティブで魅力的な発明は極めで短期にそういった結果をもたらす。

生産性の向上は、結果としてSF映画にあるような極端な貧富の差をもたらすことはあっても、所得水準の差の縮小には逆行するはずです。生産性が向上するという事は基本的に一般労働者のスキルを要さない、すなわち労働者は誰でも良いようにするということであり、雇用主にとって賃金を上げる必要が無いからです。

なにしろ、人が必要とする物は既に十分供給されているわけですから、現状以上に生産性を上げれば値段は下がります。

人間が減っているのは一部の先進国だけです。国が(分かっているにに)不思議そうに言っているように、「労働人口が減っているのに人件費が上がらない」のは当たり前です。十分な人口がある(=人件費が安い)外国で生産したものを輸入すれば国内で生産する必要が無いからです。

 

人よりも早くお金は国境を越えます。パスポートも必要ありません。日本の企業が外国に工場を作れば日本の高齢化や労働人口の減少などは無関係です。インターネットで注文した外国製の自動車部品がDHLやFedexで4~5日で手元に届きます。

 

私のような素人でも、「VT」のようなETF、そうでなければ「全海外株式インデックスファンド」のような仕組みを使って世界中の平均に投資することができ、その値上がり益も配当も得ることが出来ます。

日本国が自国の狭い領域を見た投資や政策ばかりを考えていて良いのでしょうか・・・お金は機会のある所に逃げて行きます。

 

国境ばかりを意識して「日本国内(日本人の)の少子高齢化を止める」という無理なことに大枚をはたこうとしているのでしょう。総需要が一定である以上、現状では男女合計の労働参加率を上げれば上げるほど、生産性を上げれば上げるほど、労働単価は下がるのは当たり前です。

 

話しは少し違いますが、私が思うに「地方創生」などというものは全く愚の骨頂です。観念的には分からなくもありませんし、理念としては良いと思いますが、自然の理に背くことは結局失敗しますし不可能です。

便利なものは便利なのです。

まして全国的に人口が減る状況なら、地価が高すぎてやむを得ず郊外に散った人口が再び、そして誰もが利便性を求めて各大都市部に集まるのは当然でしょう。その流れを止めようとするのは、窪地に流れ込む水を永遠にポンプで送り返そうとするようなものです。それをやめた途端、水は逆流して今までの努力は無駄に終わります。お金をかけるだけかけて、力尽きれば全てが塵芥に帰します。いや、無駄な建物が残るだけ悪質かもしれません。

 

それを少しでも抑えようとするなら・・・「警察消防役所幼稚園病院老人ホーム」を作るようでしょう。

 

 

・・・以上、そんなふうに私のような素人は考えていますが・・・皆様如何お考えでしょうか。

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ottoの本棚

  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

    クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

  • マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

    マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
    読書中

  • バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

  • 世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

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    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
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