トレーニング記録アプリ
効率良くトレーニングを進めるためには記録が重要、ということで、トレーニング記録用のスマホアプリを幾つか試してみました。それぞれに特徴があるなかで私の使い方に一番合っていたのが「Fit Notes」でした。
気に入ったの主に下の5つのポイントです。
(1) 種目名が自由に編集できること
幾つかのアプリを試したのですが、使いたい種目名が含まれていなかったり、種目名があっても記録できる内容が合っていなかったりで、なかなかピッタリのものが見つかりませんでした。
例えば懸垂系では種目からして不足のアプリが殆ど。オーバーハンドグリップなのかアンダーハンドグリップなのか、ワイドグリップなのかナローグリップなのか区別できません。
プルアップが自重専用トレーニングに勝手に分類されていて、加重の記録に対応していないアプリもありました。
その点、「Fit Notes」は種目名が自由に編集できるので、実際に行う種目と種目名の不一致に不便を感じることがありません。また、種目ごとに記録の種類(回数だけなのか重量もなのか)を設定できるのであらゆる種目を自由に記録できます。
アプリによっては「○○種類の種目に対応(有料版では○○○種類)」「ジムで行うあらゆる種目を収載」などと宣伝していますが、種目の数が多ければ検索も面倒ですし、ユーザーが使いたいように編集できたほうが余程良いように思います。
既に記録のある種目の名前を変更しても、名前が変わるだけで記録はそのまま残るのも有り難いところです。
(2) 過去の記録を自由に追記編集できること
過去の紙のトレーニング記録をスマホに入れたいと思っても、一部のアプリではこれが出来ないようです。「Fit Notes」はいつの記録でも自由に追加・編集・削除できるので、過去の紙のトレーニング記録をすべてスマホに収めることができました。
グラフ機能で自分の記録を見直すときに、最近数ヵ月の分が一緒に見られるのとそれができないのとでは気分が違います。試していませんが、記録のエクスポートもできるようです。
(3) セットごとにコメントを追加できること
ベンチプレスでバーを下ろす位置を少し変えてみたとか、インクラインベンチ系の種目でベンチの角度をどこにしたとか、そういう細かいことをメモしておけるので助かります。セットごとにメモできるので、このセットはきつかった等の書き込みもOKです。海外のアプリですが日本語でも問題なく保存できるようです。
(4)便利な機能
各記録に対して自動的に予想1RMを計算し、過去最高を記録した場合にはそのセットの記録の横に優勝カップのようなアイコンが表示される機能があります。アイコンが表示されるとなんだか褒められているようで嬉しくなります。記録をグラフ化して表示するときは、この予想1RMの数字で表示されるようです。私の場合、実際の1RMともよく合っています。
一方、各1セットが同じ内容である場合、何セットやっても予想1RMの数値には反映されないようです。例えば100kg×5回4セットで限界を迎えていた人が5セットできるようになっても予想1RMの数字は変わりません。頑張ったのにご褒美(アイコン)なしかよ、という気持ちになります。(笑)
(5)無料なのに広告表示が無いこと
これはありがたいところです。ランダムに表示される広告を消してから記録というのは出来れば避けたいところですから。
唯一不便なのは、重量の記録が2.5kg単位でしか出来ないことです。バーとカラーの重量が2.5kgの倍数ではないときには正確な記録が出来ません。種目名にバーの名前を入れておけば管理はできますが、バーの重量とウェイトの重量を別々に入力出来るようになっているとさらに便利かも知れません。
【2016.6.15訂正】 重量欄に直接文字入力すれば桁数が許す限り自由な数字を打ち込めるこちに気付きました。関係者の皆様、申し訳ございませんでした。
以上、アプリの紹介でした。海外ものですがご興味あればぜひ。
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