体重減少 ～ 意図的な、そして意図的しない

このところ、体重が大幅に減少しています。

５月の末に勤務先での健康診断が予定されていたことから、少しは体重を減らしておこうと、ＧＷ入りの頃から食事、お酒について制限を開始。

その時点での体重は、瞬間ピークとは言え８６ｋｇ（身長１７８ｃｍ）を記録していました。

食事については妻の協力を得て総量を減らす（半分程度）とともに白米を殆ど食べないことに。一般に言う低炭水化物食ですね。

お酒は殆ど飲まない（おそらくそれまでの１／１０足らず）ことにして、自宅での筋トレ（高強度短時間）は継続です。

それだけで５月終わりの健康診断時点で体重は７９ｋｇ（着衣分の減算が大きすぎたのではないかという疑いはありますが）まで減りました。今まで幾つか怪しいところがあった検査結果もオールクリア。

ただし、身長が高くなるほど判定が厳しくなるＢＭＩ（※）では相変わらず「肥満」だそうですが。（爆）

正直なところ、自分で体重を減らそうと思って減らせたのはこれが初めてです。

今までも総カロリーを減らすことを意識していたことはありましたが全く効果なし。やり方が間違っていたということになりそうです。

「炭水化物の摂取」→「血糖値の上昇」→「細胞への脂肪の取り込み」という仕組みを知ってはいたものの、まさにそうなのだと納得しました。

と、そこまでは良かったのですが、その後、意図しない体重減少が生じることになりました。

原因は「抜歯」です。

右下顎の親不知（前を向いて半分埋まっていた）を抜いたところ、周りが腫れて口が開かなくなり、発熱と共に喉の痛みも出て１週間ほど満足に食事が出来ない状態に…。（そうなることが分かっていたから今まで放置していたのです）

抜糸後はある程度食事が出来るようになるかと思いきや、抜糸の日に、欠けていた別の歯を深く削られ、カバーのために隣の歯までブリッヂして盛られたセメントが噛み合わせを酷く阻害して顎が痛くなり、結局、抜糸から２週間が経過した今でも満足に食事が出来ていません。

うまく噛めないなら、せめて柔らかいお米でも食べれば良いのですが抜歯した穴にお米が落ちるので米食は避けています。

結果的に低炭水化物食を続けることに…。(泣)

当然、体重は減少を続けて、とうとう７５ｋｇ。

２ヶ月で１０ｋｇの減となってしまいました。

そろそろ良いのではないかと思っていますが、何しろ自由に食事が出来ないので体重は更に減りそうです。

自分で食べ物を制限している時にはそれほどストレスを感じませんが、外部要因（？）で食事が出来ないのは非常に不快です。

何しろ「食欲」は人間の三大欲求の一つですからね。

一方、自分で食事をコントロールせずに体重を減らしたい方には「抜歯・噛み合わせ不良ダイエット」はお勧めです。（泣）

（※）ＢＭＩは、あくまで健康である割合が高い身長と体重の関係を近似したものです。従って、同じＢＭＩで身長が変化したときに外見的なプロポーションが相似になるわけではありません。

「ＢＭＩ＝体重（ｋｇ）÷身長（ｍ）の２乗」ですから、「身長１８０ｃｍで体重７０ｋｇ」の明らかに痩せ形の人も、「身長１６０ｃｍで体重５７ｋｇ」のやや小太りな人も、ＢＭＩで見れば同じ２２前後です。

外見的なプロポーションが相似になるためには「体重（ｋｇ）÷身長（ｍ）の３乗＝一定」でなければなりません。

いつか、ＢＭＩ３０で腹筋をパリパリに割って、問診の時に「肥満です」と言われたいなあと思っています。（笑）