過走行のBMWで行く冬の関越道湯煙の旅 ~ E38 750iL
会社からの帰り道、高速を下りた後の信号待ちでボンネットの隙間から微かに湯気が出ているのに気が付きました。
先日記事にした部分からの漏れが酷くなったか…?と思っていると湯気の勢いが見る見るうちに増して行きます。信号待ちの間には車全体が湯気に包まれる状態に。雨が降る寒い日だったこともあって湯気の出が良かったようです。
車中でいきなり温泉気分とはなんともはや…
うこ運の悪いことにそこは人通りのない場所ではなく「古くてボロいガイシャ」として間違いなく周りの注目を集めていることは容易に想像できたので、私はひたすら平静を装って、ただし決して横は見ないでハンドルを握りしめておりました。(「燃えている」と思われたかも知れません)
私としては起きていることは大体想像がつくので下りて確認するまでもありませんが、問題は家にたどり着けるかどうかです。水温計とにらめっこしつつ信号ではエンジンを止め、回転が上がらないように気を付けて走らせます。
しかし家まであと少しのところで水温計がレッドゾーンに入り水温上昇のワーニングが発報。一旦路肩に車を停めて温度が下がるのをしばし待ちます。
最後の数十メートルはエンジンを切って下り坂を利用して進み、何とか家に到着。家の前で白煙もうもうです。
ボンネットを開けるとドカンと湯気が…。
夕食を食べてから改めて見てみると…
なんと、そこが行きましたか。ラジエターホース破裂です。
そりゃあ派手に湯気が出るわけです。
ラジエターホース類は車が手元に来てすぐに一式交換しているんですけどねえ。まあそれ以降10万キロ走っていますが。(笑)
試しにリザーバータンクに水を入れてみるとバケツ1杯も入ろうかという勢い。冷却水は殆ど抜けていたようです。
以前、Vバンクの間にある細い配管からの水漏れでレッカーのお世話になったことがありますが、もしも家からもう少し遠いところで破裂していたら間違いなく再びレッカーのお世話になるところでした。
しかし今回の件で非常に残念だったのは…
が手元になかったこと!
「巻けるものなら何でも直せる」そうです。耐熱も150℃と十分。
性能がすごいのなら狂喜乱舞しこそすれ何故「震撼」してしまうのかよく分かりませんが、(パッケージによると)全米で100万個売れてしまったそうですからそれはもう凄いのでしょう。
今回は残念すぎて「全米が震撼」せずに私が震撼してしまいました。(泣)
いつ使うの?今でしょ!というやつです。
これを巻いてリザーバータンクのキャップを外しておけば結構走れたかも知れません。
以上、取り敢えず湯煙の旅のご報告でした。
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