ファンクラッチ交換 ~ E38 750iL
ファンクラッチロックの件、部品を何処で調達するのか少々考えましたが、このところの激しい円安と送料のせいで、手間まで考えると個人輸入はもはや割高です。結局、いつものエスプリさんに注文することにしました。
日曜日の午前中に部品が届いたので早速交換です。幸いにも外は暖かめ。早く終わらせてしまいましょう。
ファンクラッチの辺りをいじるには、まずエアクリーナーボックス、エアフロメーター、クーラントリザーバータンクを取り外します。以前にも書きましたが、リザーバータンクに繋がるホース(下側)の栓には「クレポリメイト」のキャップがピッタリです。
冷却水のエア抜き配管を外し、左右にあるクリップを2つ外せばファンシェラウドを上に抜き取ることができます。
作業スペースが確保できました。六角ボルト3本を緩めてファンを取り外します。
端が欠けた羽根がありますが、それは見なかったことにして綺麗に洗います。
ファンカップリングはウォーターポンプの軸にねじ込まれていますが、ファンカップリングにスパナをかけても軸が回ってしまってネジが緩まないのでこれを固定する治具を作ります。
ウォーターポンプにプーリーを留めているボルト2本を治具で固定することにします。
ボルトはM6、穴間は約34mmでした。山形鋼を加工して平板部分を作り、同じピッチでφ6.5の穴を開けます。本当は7~8mmの穴を開けたかったのですが安いドリルセットにはサイズが無かったのです。(泣)
ちなみにBMWの純正SSTもこのようなものだったと思います。
元の取り付けボルトを使ってウォーターポンプに治具を取り付けます。
ファンクラッチにスパナをかけます。サイズは32mmです。KTCの標準タイプでもなんとか入りましたが、薄口スパナがあれば楽でしょう。逆ネジなので回転方向に注意が必要です。
右が取り外したファンクラッチ。左が新品です。同じBEHR製ですが形状が違います。特に改良したということでもないのでしょうけれど。旧品は漏れた油でベトベトでした。
後は逆の手順で部品を組み付け、冷却水を足してエア抜きをします。
暖機運転後、ファンの音がスッと無くなるのを確認して作業完了です。
しかしこの車、他にも幾つかの問題を抱えています。
① ウィンドウウォッシャーのパイプがパリパリに割れてエンジンルームに散水している。
② 実際には点灯しているのにブレーキランプ切れの警告が出ている。
まあ徐々に直すことにしますが、正直言って面倒です。
今年の初めに趣味車をガレージに収めたので、通勤用には何か適当な国産車を調達しようかと思っています…。
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