エキスパンションタンク交換 ~ E38 750iL
クーラントが通勤片道で1Lくらい減るようになり、流石にまずいのでエキスパンションタンクを交換しました。ディーラーの見積りではショートパーツ込みで6万円弱。値段もさることながら車を預けてまた引き取りに行くのが面倒なので、結局今回も部品だけ注文してDIYすることに。エキスパンションタンクとキャップで1万8千円足らずでした。
作業スペースを確保するため、右側のエアクリーナーボックスを取り外します。
エキスパンションタンクへの配管を抜き取って栓をしておきます。適当な径のものをと探したところ、クレポリメイトのキャップがピッタリでした。タンク本体のニップル部分から金属インサートが飛び出しているところが不思議です。
取り外したエキスパンションタンク。写真で見た上面手前右側の角の部分に割れがありました。前回の点検では気が付きませんでした。
割れ部分を拡大。結構な長さで割れています。ダダ漏れするわけです。
新旧パーツ。旧パーツはBEHR製なので底面の刻印等がありません。型の分割ラインは完全に同じですが、タンクの蓋部分の溶接(融着)の様子がやや異なります。製造時期の差によるものなのかわざと差を付けているのかは分かりません。
この面から見ても特に違いは無いように見えますが、旧品の方はやや膨らんでいるように見えます。ディーラーは「膨らんできて割れる」と言っていました。
旧品はニップル部分のインサートが飛び出しています。何故こんなことが起きるのでしょう。
ついでに交換したキャップ。右が新品、左が旧品です。旧品はゴムがだいぶ潰れています。
今回の部品交換でクーラント漏れは取り敢えず完治。車を降りるたびに感じていたあの独特の匂いが無くなり快適です。
残る宿題は助手席のウィンドウレギュレータとマニフォールドのエア漏れ。年末年始の休みに作業することにして部品を調達しておきましょう…。
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ATF交換を検索してこちらに辿りつきました。
E38 750i 凝ったメカ、控えめなデザイン、
いいですねぇ。
私の好きなBMWは、7は38, 5は39, 3は36-46辺り、NAエンジン、アナログの良さ、控えめなデザインの世代です。
仰せの通り、MarkXとはレベルが違いますね。
(比べちゃいけませんけどね…笑)
V12はダウンサイジングでBMWのレギュラーラインからは消えていく運命かと思います。
私はこの先V12を所有する機会はありそうもないのですが、
こうやって憧れのクルマが大切に維持され残るというのは嬉しいですねぇ(^^)
投稿: Taka | 2013年11月30日 (土) 08時57分
Takaさんコメント有難うございます。
私も仰るような世代の車たちが好きです。シンプルで綺麗なデザインだと思うのです。
E38はお金をかけず手間をかけてなんとか維持しているという状態ですが、13年落ちで走行14万キロを迎えようとしている割には質感を保っているように思います。以前に乗っていた同じ年式の日産車が走行10万キロ時点でガタピシヨレヨレになったのとは比べものになりません。
ATも交換してしまいましたし、これからも通勤実用車として走り続けると思います。何が起きているのか時々見に来てやっていただければ幸いです。
投稿: otto | 2013年12月 1日 (日) 20時34分