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2012年6月 8日 (金)

新しい靴 ~ E38 750iL

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先々週末、ミスタータイヤマン東和さんでタイヤを交換してきました。目当てはこちらのお店の拘りとこのバランサー(Jhon Bean BFH800)です。

普通のバランサーでは、タイヤのハイトが場所によってバラついていようといなかろうと回転軸周りのダイナミックバランスを調整してハイ終了とするわけですが、このバランサーはタイヤ、ホイールそれぞれの「形状」を測定して、お互いの歪を打ち消すマッチング位置を指示することで、組まれたタイヤが出来るだけ真円に近くなるようにガイドする機能を持っています。

バランサーの細かい理屈については私が説明するよりもメーカーによるこの資料をご覧頂いた方が早いでしょう。型違いですがバランサーの詳細はこちらです。

実際の作業の様子はミスタータイヤマン東和さんがアップされたこの動画のとおり。センサーがホイールとタイヤの状態を記憶し、組み合わせ位置のマッチングを行った方が良い場合にはその指示が出ます。

私が思うにタイヤのバランスで重要なのは重量バランスより真円度(ランアウト)、更に重要なのはRFV(垂直剛性分布)です。

重量バランスについてはウェイトで幾らでも調整できますから、調整前の状態で幾ら狂っていても構いません。しかし、タイヤの真円度とRFVについては、ホイールが真円である限り、もう調整のしようがありません。ロードフォースを与えながらRFVを考慮するバランサーもあるようですが、これでもホイールに歪みが無い限り調整のしようが無いでしょう。

ちなみに、新車の足元を観察すると、特に鉄ホイールではホイールにある丸印とタイヤの赤印を合わせて組んであります。これはホイール半径の一番小さいところとタイヤの縦剛性が一番高いところを合わせて組んでいるのです。重量バランス以前に、まず負荷のかかったタイヤが一番滑らかに回転するようにホイールとタイヤを組み合わせているということです。自動車メーカーも、重量バランスよりRFVと真円度を重視しているということです。

一方、普通のタイヤ屋さんでタイヤの組み換えを頼むと、タイヤの黄色印(軽点)とホイールのバルブ位置を合わせて組むことが殆どです。この方法だと、確かに取り付けるバランサーの重量は最小になりますが、組まれたタイヤの真円度やRFVを整えたことにはなりません。

ホイールにRFVマークがあり、タイヤにもRFVマークがあるなら、合わせるべきはあくまでその両者であって軽点とバルブ位置ではないはずです。重量バランスはウェイトで調整すれば済みますが、剛性と形状のバランスはウェイトでは調整できないからです。

RFVマークとホイールとの関係についてはこちらに分かりやすく説明されていました。

…と、前置きが非常に長くなりました。本題に戻ります。

今回私が選んだタイヤは「MICHELIN PRIMACY LC」。メーカーカタログによるとオヤジ車用のソフトなタイヤのようです。

タイヤ交換の結果は…

次の記事に続きます。

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