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2012年1月28日 (土)

マンガ GTroman 再読

久しぶりにマンガ「GTroman」を読みました。

やっぱり良い。

そう思います。

うまく表現できませんが、HR31に乗っていたころは持っていたのにいつの間にか無くしてしまった色々な気持ちを紙面にくすぐられるかのようです。

乗る車が変わったからなのか、自分の気持ちが変わってしまったから乗る車が変わってしまたのか。

昔は750iLの四角いテールパイプを見つけてはアクセルを踏み、928のお尻を眺めてはアクセルを踏み、テスタロッサや512TR、996ターボからはハザードを返してもらって、ああ、私が追いすがっていたのに気づいてくれたのね、と。

そもそも、当時はそういう雰囲気があったように思います。今ではそういうのは無いでしょうね。遊んでくれるというより、車が急停止してヘンなお兄さんが下りてきてしまう可能性の方が高いかも知れません。

サーキットに行けば安全に楽しめるのは分かっていながら、今では車がそういう種類ではなくなってしまっています。

お尻を流すのが楽しくて車に乗っていた私が、DSCをカットできず、LSDも付いていない車に乗るということ自体が本当はストレスなのです。

お尻を振れないから前に進む、それも満足できないからすごい速さで。危険です。エンジンをカチ回せないからちょっとしたことが気になる。内装の軋み音だとかトランスミッションのショックだとか。無駄な神経を使います。

全て代償行為。本当に求めているものと違う気がします。

車をいじるのは性能を上げるためでした。少なくとも自分が求める性能を。

ボーリングしてカム換えてタービン換えてブースト上げて、はいノーマルプラス200馬力。

羊の皮をかぶった狼(とは大げさですが)を作るのが楽しかったのです。ホイールと車高を除いて外観フルノーマル。追加メーターも基本的に無し。ブーストメーターはEVCで代用。だから運転席もフルノーマル。

このまま踏んでいたら死ぬ、と思ったのも車を乗り換えた理由の一つでしたが、それから10年経ち、保険屋さん公認。私も保険料の割引が最大になる年齢層に突入しました。もう危険なことをする気もありません。

しかしもう一度、いやこれからはそっち系に戻ろうかと本気で考えています。 

いい歳してマンガに影響されるなんてバカじゃないかと。確かに自分でもそう思いますが。

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コメント

DSCボタン長押しでDSCカットできます。。
ご参考までに。。

DSCさんコメント有難うございます。
以前に試してみたのですが何やら切れているような切れていないような・・・。
押し続けているとメーターパネルの警告表示が消えるのですが、その寸前まで押していれば良いということでしょうか。
もう一度確認(?)してみます。

押し続けて消えればOKです。
雪道だと確認簡単なんですけどね。くれぐれもご注意を。

DSCさん、コメントをいただいて早速というか再度凍結路面で試してみましたが、私の車両ではDSCボタンを押し続けて消えた状態でも、トラクションコントロールは明らかに生きていました。
もちろん、普通にDSCボタンを押しただけだとトラクションコントロールは間違いなく切れるのですが。
なので、私はこの動作が荷物か何かでボタンが押し続けられてしまったときのフェイルセーフなのかと思った次第です。
一旦消えた警告灯はボタンを押し直しても戻せませんでした。一旦キーロックを動作させないとリセットされない模様です。
とり急ぎご報告いたします。

なるほど、それは驚きです!!
1回押すとエンジンの制御だけOFFでブレーキ制御は働いたままですよね?

以前乗ってたE38(97年中期モデル)ではきちんとOFFしていました。
ちなみに現行車は長押しするとidriveにDSC OFFと表示されます。

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

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