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2011年9月21日 (水)

不可解な自動車保険の見積もり(4) ~ 終了編

さて、何度か記事にしている怪しい自動車保険の件、

「ヘンな言い逃れをしていないできちんと根拠に基づいた説明をしなさい。さもないと生命保険についてもあなたとは話をしないよ。」

というメールに対して外交員さんから返信が来ました。

曰く…

「ottoの言っている事は間違っていない。」

「保険料を上げれば、保障の範囲がひろがると言う事(安いプラン云々のこと)も不可能と思われる。」

「今回の件でottoには時間を取らせてしまい申し訳なかったと思っている。」

こちらとしては、「ぎゃああああ!」という感じです。

HPにある「記名被保険者」の条件は「安いプラン」限定のことだって言ったのはあなた。

それで結局のところ「記名被保険者」の条件は私の理解どおりHPや約款にあったとおりだった…と理解して良いようです。

もしもそうであれば、この期に及んで「(ottoは)間違っていない」という書き方をしていることには呆れますし、このような対応は外交員、保険代理店としてあまりにもお粗末です。

この連絡に対して、私からは下のとおり返信しました。

「保険契約の件、お時間を頂戴しながらこのような形となったこと、そして完全に適切とは言いかねる内容での勧誘によって貴社のご姿勢にに疑問を持たざるを得なくなったことを残念に思う。」

「実は、当方からの疑問に対して、早い段階で『告知事項(運転状況)の確認忘れ』と仰っていただければ、ここまでの印象を持つことはなかった。」

「もしも今後、生命・損害保険に関して話をする機会があったら、(契約の根拠となる)『約款』『契約書』に立ち返り、明確なコスト計算に基づいたお話をいただきたい。」

そして…

先方からの返信はありませんでした。次に何らかの用事がある時には、こちらから担当を代えるように言うことにします。

しかしこれは本当にそう思うのですが、途中で説明が怪しくなってきた時点で「間違いだった」と言ってくれさえすれば、ここまでの印象を持つことはありませんでした。こちらだって、会話をする中で、先方がそれほどの知識を持っていないことは失礼ながら分かっていたのです。

知識の無い担当者が間違えるのは当然のことで、まだ契約もしていない時点でそれ自体を責めるのは行き過ぎというものです。

ただ、私から具体的な根拠に基づいて「おかしいのではないか」という問い合わせを受けた時には、同じく根拠に基づいて真面目に答えるべきでした。前の案内が間違いであったと言うのなら別に構いませんが、その時に認めるべきでした。

誤解が多いようですが、保険の契約というのは年間数万円の保険料についての契約をしているのではないのです。万一の際の数千万円~数億円の保障を受けるための契約をしているのです。場合によっては民事の賠償請求で一生を棒に振るかどうかの瀬戸際を決める契約なのです。

その契約の根拠となるのが約款であり、その条件となる告知行為です。これを軽々しく扱うとは保険を扱う担当者として、全く言語道断と言わざるを得ません。

 

長々と書いてきましたが、こう考える方もいらっしゃるでしょう。

「告知事項に問題があっても、保険代理店がそれを誘導したり知っていて無視したりした際には保険会社は保険契約の解除を行わず、損害を保障することになるのであれば、結局、代理店が認める限り、告知は適当にしておけば良いのではないか。」

保険代理店を経営して(やって)いるの友人からの指摘によれば、しかし、そうは行かないようです。

と言うのも、ここ数年での保険に関する保険会社(代理店)の説明責任の明確化と共に、保険契の際に、契約者は、保険の条件をきちんと理解したことを自認する書類を保険会社に提出することになっているからです。皆さんも、保険契約のときに余計な自認書類にチェックとサインをさせられたことがあるのではないでしょうか。

この書類には、「保険の内容を正しく理解したか」「告知事項は正しく契約に反映されているか」等の設問があり、こららに対して契約者が必ず「はい」にチェックしなければ契約が成立しないことになっているそうです。

つまり、代理店や外交員による故意の誘導によって事実と異なる保険を契約しようとしていたり、下手をすると自分もその不正を知っていて契約しようとしていたりした場合にも、最後にこの自認書類へのサインを求められます。そして、サインしてしまったら終わりです。契約者が全ての責任を負うことになるのです。

こういう仕組みですから、保険募集にあたって外交員を教育する必要など無いのです。契約さえ取れれば、リスクは自認書で全て顧客持ち。

上手く出来ているとしか言いようがありません。

皆様、どうぞお気をつけください。

若い保険外交員の誘惑と目先のちょっとしたお金の誘惑に負けると、簡単に一生を棒に振る可能性を背負い込むことがあるということで。

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