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2011年9月20日 (火)

冷却水の漏れ止まらず ~ E38 750iL

Img_0989

先日、エンジン上部の冷却水配管を交換したにも関わらず、まだ微かに冷却水の匂いがするということで改めて点検したところ、別の漏れ箇所を発見してしまいました。

オイルパン(エンジン前方に張り出している)の上に冷却水が垂れています。

Img_0990

冷却水の行き先はここ。アンダーカバーの窪みに溜まっています。それほどの量ではありませんが(?)、明らかに漏れています。

ラジエターホースとその接続部には異常が無いようです。冷却水の痕を辿って一番怪しいと感じるのはウォーターポンプ本体。

単に冷却水のことだけを考えれば、たまに冷却水を補充していれば済むのですが、ウォーターポンプに異常があるとするとかなり心配です。

と言うのも、以前にE32で「ウォーターポンプ発破壊の連鎖」を経験しているからです。

その連鎖とは、

「ウォーターポンプ軸受破損(異音発生)」 → 「ウォーターポンプ交換」 → 「直後に何故かファンクラッチがロック」 → 「過回転でファンブレードとその周辺まで破損」

というものでした。被害甚大です。(詳しくは下の過去記事をご覧ください)

異音発生~E32 750iL
ウォーターポンプAssy.取り外し~E32 750iL
ウォーターポンプの交換(1)~E32 750iL
ウォーターポンプの交換(2)~E32 750iL
続く不具合ファンカップリングがロック~E32 750iL
不具合完治~E32 750iL

実はウォーターポンプが異常だとすると思い当たるフシがあります。先日の冷却水配管交換でエンジンの前周りを洗ったところ、エンジン始動時にベルトが鳴いて少しの間エンジンファンが回らなかったのです。

リブベルトに洗剤分と水気が残っていてベルトが滑るというのは分かりますが、比較的負荷の大きいエアコンコンプレッサー、オルタネーターやパワステのオイルポンプが滑るのなら分かりますが、高々渦巻きポンプのウォーターポンプが回らないというのは異常です。

軸受が壊れかけていてかなりの回転抵抗が出ている…?、そういうことを想像してしまいます。

エンジンファンの微かな振れも気になるところです。

比べる対象が無ければ「まあこれくらいは振れるかなあ。」と思うレベルなのですが、E32でウォーターポンプ周りを交換した後は、全くと言って良いほど振れがありませんでした。

そう考えると、ファンの回転が多少なりとも振れているというのは、漏れの件と考え合わせれば、やはりウォーターポンプが壊れる直前なのかも知れないと考えてしまいます。

結局この車でもウォオーターポンプを交換することになりそうです。E32での作業記録を見てウンザリしてしまいましたが。(笑)

Img_0994

現在走行8万8千キロ。何度も書いていますが、まあ何ともよく壊れます。

雑誌などでは「消耗品を交換すれば当初の性能を取り戻すのが○○の車だ」との言い方をよく見かけますが、そのしっかりしたボディーや内装の仕上げがダメになる前に、一体、消耗品とやらをどれだけ交換すれば良いのかと思います。

確かにボディーの塗装や内装が緩んだり痛んだりした場合にそれを補修するのは大変です。いくらボディーやエンジンが元気でも、持ち主はそのみすぼらしさに耐えかねてその車を手放してしまうかも知れません。

一方、ボディーも内装もしっかりしていながら、各部の小さな部品がたまに壊れるのなら、持ち主は部品を交換しながらその車に乗り続けることを選ぶことが多いかも知れません。

だからボディーや内装をしっかり作って…、

はいそこまでは分かります。

しかし、だからと言って主要骨格以外の細々した部品が壊れる必要まではないのではないでしょうか。ボディーもしっかりしている、内装もしっかり。そしてどこも壊れない。これが一番でしょう。

確かにサスペンション周りであれば一部に弱いところ(ブッシュ)を作ってボディーを保護するですとか、微妙なフィーリングを出すためにどうしてもブッシュの耐久性を犠牲にしなければならないというもともあると思います。

しかし、今回のようにウォーターポンプを壊して一体何を保護し、どのようなフィーリングを得ようというのでしょうか?(爆)

そして、出来そうなことをしていなのが余計に謎なのです。

ウォーターポンプなんて高々400ドルくらいの極めてシンプルで安価な部品です。壊れないように作るのなんて簡単な事なのではないかと思います。

何故そうしないのかさっぱり分かりません。繰り返しになりますが、ウォーターポンプが壊れることに価値は無いのですから。(笑)

 

さて、文句を言っていても車は直りません。

既に注文を確定していたウィンドウレギュレータその他の発送に何とか間に合い、ウォーターポンプと冷却水配管関係の部品を一緒に送ってくれるようIPSさんで追加発注しました。

今週末には到着する見込み。

作業の様子はまたレポートします。

 

 

※ 以前に修理したLCDのドット欠け、写真のとおり現在も再発していません。あの修理キットは非常に秀逸。お勧めです。(LCD pixcel failure repairs

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コメント

私の740も6月にウォーターポンプ交換しました、同感です。やはり羽を持つと僅かにガタがありました、最初はこんなものかと気にしなかったのですが。

ageさんコメントありがとうございます。
もう完全に定番交換パーツですね。
記事には色々書きましたが、互換品の値段を考えると、まあそんなものかなとも思います。
作業はまたレポートさせていただきます。

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

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    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
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