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2011年1月26日 (水)

ドア周り異音対策(ドア内張り) ~ E38 750iL

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車の異音はその「剛性感」に大きな影響を与えると思います。

いくら走行を重ねた車といえど、スポット溶接が剥がれたり割れが入ったりするような走り方をしていない限りボディーの剛性が本当に低下するということは有り得ませんが、走行距離が伸びると、どうしてもボディーの剛性が下がったように感じてしまうのもまた事実。そしてその原因の一つが内装の建て付けの緩みから来る異音にあるのは間違いないでしょう。

あちこちがガタピシ言っていては「味」もへったくれもありませんし「剛性感」はガタ落ちです。

妻が乗るNM35ステージアは走行10万キロを超え、気が付いたら内装は何処もかしこもユルガタ。もう何処から音が出ているのやら出ていないのやら全く分からないので異音については完全放置です。走行4万キロ半ばでうちに来た頃は「さすが現代の車」と感心するほどしっかりしていたのですが。

身近にあるY50フーガは十数万キロになってもしっかりしているので、このあたりはもう最初からの性能設定と作りの問題なのでしょう。

さて、本題のE38です。

前の記事に書いたとおり、大きなギャップを乗り越えたときやボディーが左右に揺すられたときなどに左ドアの方向からたまに「カコン」「カタン」という異音がします。「単1モデルのマグライトを軸直角方向に振った時のような音」(分かりにくい!(笑))です。

異音は時にガラスに反射したり骨格を伝導したりしてその発生源の方向を間違わせることも多いのですが、取り敢えず自分の耳に従って左側ドアの内装をバラしてみることにしました。

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さて、いきなり不要な部分をバラしてしまいました。ドア下のこのクリップはドア内装とは無関係。外さなくても大丈夫です。(笑) 

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分解は思ったより簡単でした。ドアノブ部分のメクラブタを取り外し、中のビスを緩めれば、あとはクリップ外し工具で内装の下の方からクリップを外すだけ。ドアノブはワイヤーから外さなくても、少々回転させればそのままドアノブの穴を通り抜けます。(逆に、ワイヤーを外そうとしたら大変でした。)

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内装を取り外すとドア側にドアハンドル部分の固定クリップ(黒い樹脂製の部品2個所)が残りました。組み立てでこれを正確に入れるのは厄介そうなので、この固定クリップはドア側から取り外して内装側に取り付けておくことにします。(そうすれば上から引っかけて嵌めることなく正面から押し込むだけでOK)

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スピーカー部分の内側。一応スコーカー、ツイーターという構成になっているのでしょうか。

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これはウーハーというべきかスコーカーというべきか。兎も角ドアに付いている大きいほうのスピーカーです。E38はM35ステージアと比べて車外への音漏れが異常に少ないことが不思議だったのですが、これを見て理由が分かりました。かなり硬そうなエンクロージャーでスピーカーの背面が完全に密閉されていたんですね。

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異音の原因ではないと思いますが、タイストラップの切り忘れを発見。余計な部分を切っておきます。 

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さらに怪しいところを発見。ウィンドウレギュレーターのワイヤーが金属部分に接触するところに巻かれているスポンジがずれていました。新しいクッション材を巻いて金具の裏へ。 

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ここも怪しい。ドアロックノブのリンケージです。何処かに接触しても音を出さないよう、シリコンホースを被せました。その他、レギュレーター周りのボルト類で手の届くところは増し締め、給油すべきところは給油。

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そしてこちらは以前から疑問でした。張りモノになっているドア上部の内装は本革なのか合皮なのか。

はい、見てのとおり合皮です。断面がスポンジです。見た目明らかに合皮だと思っていましたがやっぱりという感じ。耐久性の問題なのか何なのか、ダッシュボードの上面も張りモノになっていますが同じように合皮なのかなと思います。やはりこの時期の量産車の限界でしょうか。

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ちなみにウッドトリム以下の部分は真面目に本革です。本革比率としては結局のところE32と同じレベルということ。いや、後で記事にしようと思っていますが、オプションの選び方の差だったのかどうか、実は革の質はE32のほうがずっと良かったのです。

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さて、細かい観察は兎も角として、異音防止のため露出した配線という配線にはクッションテープを巻き、内装とドアが接する部分にもクッションテープを貼って内装をドアに組み付けました。

クリップが1つ割れてしまったので全数交換のためディーラーに電話。そうしたらなんと信じられないことに在庫なしで取り寄せに。余計な心配かも知れませんが、こんな壊れやすいパーツ、古い車の作業中に破損したらどうするのでしょう。そのまま返すというわには行かないでしょうに…?

ちなみに私のガレージは幅が3.5mです。車を片側に寄せればなんとかドアが全開にできますが、ドアの長いクーペでは無理でしょう。

そしてこのように車を寄せるとタイヤは完全にピットのカバーの上に。一応、中央に車が乗っても大丈夫なように設計製作していますが、未だにちょっと心配だったりします。(笑)

本当は車一台に幅4mは欲しいところです。これからガレージをご計画される皆様はどうぞご参考下さい。(笑)

 

さて、明日、少々走る予定があるので異音が出るのか出ないのかチェックです。

なんとか始末が付いていますように!

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コメント

こんばんわ。

異音は消えましたか?
足回りではなく、ドア近辺なのでしょうか?

ところで、ドアの内張り外したら、窓ガラスの下側清掃+ドア底辺清掃とドアレバーワイヤー錆チェックされた方がイイです。
私の「みんカラ」の整備記録昨年の7月「左ドア異音」参照ください。
運転席側も同じでした。(なぜかリアは錆問題はなしでした)

投稿: アンピン | 2011年1月28日 (金) 21時49分

アンピンさん、コメントありがとうございます。ご返事遅くなり済みません。
さて、残念ながら異音は消えませんでした。場所としては左ドアのエアバッグの裏辺りからのように感じます。ただ、おっしゃるように足回りからの音が伝播して・・・ということも考えられます。「みんカラ」拝見しました。私の車ではワイヤーは取り敢えず大丈夫でしたが、ガラスとドアの内側は掃除しました。かなり汚れていました。
異音については引き続き調べて見ます。

投稿: otto | 2011年2月 5日 (土) 21時16分

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