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2010年12月23日 (木)

E38 750iL について ~ なれそめ

Dsc_7468

私の手元での走行距離が1万キロを越えたところでE38の750iLについての私なりの感想を書いてみます。

この車は今年の5月に走行6万2千キロで私のところにやって来ました。デビュー当時からそのスタイルが好きで、いつか手に入れたいと思っていた車です。実は家のガレージもこの車のサイズに合わせて設計してあります。

2001年式ですから9年落ち。後期型なのでヘッドライトは涙目のHID、サイドスカート類もノーマルで塗装済みのようです。国産車をいじって乗るときにも「外観ノーマル」にしているので、もちろんこの車も外観に手を入れるつもりはありません。古いセダンに下手な「エアロ」を付けたりすると質感を損なうように思うのは私だけでしょうか。

私のところに来るまでに2人のオーナーの手を経ており、当初はサービスフリーウェイに加入していたので、その期間まではそれなりのメンテナンスがされてきたようです。

E38の7シリーズは数年前まで路上でも比較的多く見かけましたし中古車屋さんにもかなりの数が出回っていました。

また、V12の750は「壊れる神話」(確かに壊れる)で敬遠されているのか、M-Sportsと比べて非常にお得感のある価格で売られていることが多いようです。E32でV12の中間域のフィーリングにやられてしまった私には本当にお買い得感が強かったのです。

しかし、一昨年あたりに750の後期型が100万円そこそこに落ちてきてしめしめと思っていたら…、気付けば市場での流通が激減。街でもE38を見かけることがほとんどなくなりました。

もはや機を逸したかと思ってガッカリしながらもgooで中古車情報をチェックしていたところ、取り扱い車種的に以前からマークしていたモトーレン足立さんでこの車を発見。値札は100万円ちょっと。

そんな値段の車ということで正直言って殆ど期待していなかったのですが、実際に見に行くと内外装とも驚くほど綺麗だったので購入を即決した次第です。

6万kmという走行距離が少し気になりましたが、「壊れるところは既に壊れて丁度良いところだろう」と好意的に解釈。ボディーと内装さえ綺麗なら、ネジで取り付けられている部品はいくらでも換えれば良いのです。

ただ、「壊れるところは壊れている」という期待にはちょっと早すぎたようで、その後、ある程度の手間をかけさせられているのは記事のとおりです。

実はモトーレン足立さんには何ヶ月か前にもE38の750iLについて問い合わせたことがありました。後期型、シルバーの750で、ワンオーナー。走行距離も少なく、HPの写真からはかなり綺麗な雰囲気が伝わってきたので見つけてすぐに電話したのですが…

「ああ、あの車、売れちゃいました。」

…(泣)

その時は正直なところ、そんなに売れるものだろうか、もしそうなら運が悪かった…と思ったのですが、今回の車を見に行って納得しました。もし、私の車と同程度のものを継続して仕入れていらっしゃるのなら、最初から買う気がある人が現車を見れば、おそらくかなりの率で買いたくなるでしょう。いちユーザーの印象として、うまい車を仕入れているように思います。車両の程度と値段のバランスが秀逸です。

他店でもE38を何台か見ましたが、値段は高く程度は悪いとか、値段が安くて程度最悪とか。こう言ってはなんですが、お店を大きく構えているほどいまいち…のような印象を受けました。

ただ、こちらのお店のHPに書かれている「認定中古車」という言葉は、いわゆるディーラー系の認定中古車、つまりBMWのアプルーブドカー等と混同させるような感じがして気になります。特定非営利活動法人日本自動車鑑定協会(JAAA)の評価付きということであれば、「JAAA評価付き中古車」とか、何か他の表現の方が良いように思います。私はお店に行って説明を聞くまで何の認定ことか分かりませんでした。

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さて、話は車に戻ります。外観について言えば、低い天井高と幅の広さから実際のサイズよりも小さく見えますし、最近の押し出しの強いデザインとも違います。言ってみれば何の面白みもないデザインながら、そのバランスのとれた「ごく普通のセダン」が私の好みにピッタリです。

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後ろから見るとさらに「普通のセダン」です。最近の車のように嵩高いボディーに目を吊り上げて「どうだ」とばかりのアピールもなければピカピカのモールもありません。

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横からです。今はモッコリ塊り感のあるデザインが多いので、こういう水平基調のデザインには古さを感じる方も多いでしょうね。フロントドア前端とタイヤハウスの距離が長く、フロントオーバーハングが短いのがBMWらしいところかと思います。

ホイールは16inchなのでタイヤが厚く見えます。タイヤサイズは235/60R16。サイズが絶滅危惧種であり、今のところいくつかのメーカーでサイズ設定があるものの選べる銘柄に制約があります。

今のタイヤで何万キロ走れるかわかりませんが、いよいよ選択肢が無くなればインチアップしかありません。17inchか18inchにすれば選択肢が大幅に増えるのです。納車時に付いていた18inchのMスポーツホイールは高速走行で振動が出たのでお店に返してしまいましたが勿体ない事をしたかも知れません。

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トランクのV12エンブレムは余計ではないかと思います。今さら外すと跡が残りそうなので手を出しませんが。

というわけで(?)、しばらくこの車について書いて行くことにします。

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コメント

いつも読んでおります、GH-GG44E38最終型740に乗ってます。たまたまヤフオクで落札してサードカーとして愛用してますが、とても気入ってます。750は何時かは乗ってみたいと思ってますが、12気筒の一番の魅力は何でしょうか?

ageさんこんにちは。
当Blogをご覧いただきありがとございます。
740に乗られているのですね。
V12の魅力というと、私にとっては少し深めにアクセルを踏んだ時の中回転までの音です。全開にしてしまうとどうということもないのですが、その範囲にはV12独特の響きがあると思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

こんにちは。
同じE38ですが750に比べると子供の735に乗っているアンピンと言います。

この750ILを最初から選んでいたのでしょうか?(V12指定? リムジン指定? フラッグシップの中のフラッグシップだから?)

それとも見つけた固体がたまたま750だったのでしょうか?

E38というと740がもっぱらなので、、、。

私の735は、、、これしか持ち合わせが無かったので、、。

アンピンさんコメントありがとうございます。735は軽快でベストバランスと言われていますね。
私が750を選んだ理由は、直前まで1つ前の型の750(E32)に乗っていてV12の低~中回転でのフィーリングが気に入っていたこと、内装の革張り率が高いこと、その2つです。
そういうわけで「V12指定」で探していました。まあ、今のエンジンと比べたら古い設計でV12だから何だという感じですが。(笑)
メンテ記事が増えて行くと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

早速回答ありがとうございます。やはりV12は良さそうですね!(実際のEG音は聞いたことはありませんが、「良い」とは聞くので)

しかしV12のEGを簡単に開けてメンテされていますね。流石です。

私もいじっていますが、あまり重整備はできていません。「みんカラ」に整備投稿していますので、もし良ければ見に来てください。
(E38をいじる人はほとんど居ないので情報も少なく寂しいです、、、笑)

今後も参考にさせていただきます。

アンピンさんコメントありがとうございます。
先ほどみんカラを拝見しました。
BremboのO/Hパーツ、難しいんですね。確かにRealOEM.comでも単体ヒットなし。ローター径(φ316?)で合わせて賭けに出るしか無いのでしょうか?
国内がダメであればhttp://www.ips-parts.com/に問い合わせてみてはと思いますが…??
何れにしても、当たり前のことが出来ないというのは面倒ですよね。

早速アクセスありがとうございます。

735はアメリカにリリースされなかったのでIPSさんでもわからないと思います、ブレンボジャパンからもNG回答でしたので、横浜のp.p.さんかSTさんあたりに聞こうかと思っています。
が、ブレーキは当分 棚上げして先にいろいろ解決しないといけないトラブルが続発していまして、、、(笑

アンピンさんコメントありがとうございます。ブレーキの件、なるほど735はアメリカ向けに出ていないんですか。専門店さんに問い合わせるのが確実そうですね。
さて、当方でも新年早々マイナートラブルが発生、若干の作業を行いました。
通勤車両だけに、これから何が起こるのか楽しみ(?)です…。

こんにちは

Beforeクリスバングルのデザインは、とてもクラシカルで素敵ですね。

我が家は入口が狭くてLセグメントはとても無理目です。

ふと思ったのですが、貴車の後席もまた素晴らしい乗り味と思いますが、如何でしょうか?(既にブログで言及済みであればご容赦ください)

WATANKOさんコメントありがとうございます。ご指摘のとおり、クリスバングル以前なので"フツーのクルマ"という感じです。E90より確実に弱いですね。(笑)
内装や後席についてはこれから記事にするところでした。最近の車のようにトランクが高くない=後席のシートバックも高くないため、足元のゆったり感(これは確かにあります)とのバランスがいまいちのような。
新しい車はやはり進歩していると思います。

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

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    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。