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2010年7月21日 (水)

そんなわけで私にとってのNew Car~もちろん中古

最後は費用を言い訳にしてE32を処分してしまった私。

一時は

「経済的に合理的な判断だった。」

「ステージアだけでも十分だ。」

と自分を慰めていたものの、とにかく凄くつまらないわけです。

雑誌をひっくり返しては焦点の定まらない目で記事を追うのですが読んでいるやら読んでいないやら。

妻は

「そんなにつまらないなら何か買えば良いでしょ!」(私がグズグズしているのが煩わしい)

と言うものの、まあ金額も張ることですし…。

ただ幸い、この不景気と新車購入補助税度のおかげか、このところ中古車の値段は大きく下がっています。買うなら今のうち、という言い方も出来ます。

特に私の欲しがる車は、基本的に不人気車であることが多く、なんだかいつもお買い得。

逆に、某人気スポーツカーメーカーの車などは異常に値落ちが悪く、果たしてその値段は適正なの?と考えさせられます。

隣の家は余りにも壊れるということで某ミッドシップスポーツカーを最新型に買い替えましたが、以前に乗っていた車の状態を考えると、今でも売られているあの型に付けられた店頭価格は無茶苦茶と言わざるをえないように思います。

そんなわけで、買う買わないは別にして、情報収集の意味で色々なお店に現物を見に行ってみることにしました。

中古マセラティーの専門店では良い意味で丁寧にご対応いただきつつも入庫半年は当たり前と脅され(?)、Audiのお店では真面目に相手にされず、BMWの認定中古車屋さんでもあまり相手にされず…。

DB7 V12、C5、C6あたりも視野に入れつつ…

なんだかんだで元に戻ってしまいました。

Dsc_7490

E38の750iLです。

ずっとこのスタイルが好きで、いつか欲しいと思っていました。家のガレージもこの車の寸法に合わせて設計したのです。

Dsc_7473_2

ただ、他人から見ると、

「あれ?これ塗ったんですか?」

「オールペンするって言ってたから色替えたのかと思いましたよ。」

(いつものスタンド店員さん談)

なんて言われたほど代わり映えしないようです。(笑)

E38については中古車情報をずっとワッチはしながらも、最近ではあまりにも古くなってしまったためか、巨大ホイールに過剰装飾のような車ばかりになってしまって、もう買えない(買いたいような車は出ない)のかなあと感じていました。

また、近所の比較的大きなBMW専門中古車店に行っても、悪い意味で

「この状態(程度)でこの値段?」

と驚かされるような車ばかり。

(ぶつけて(?))色を塗ってはヘンな部品で価値を低め、メッキモールは真っ白。ホイールはガリ傷付き。

そもそも735、740は多いのですが目当ての750iLは数が少なく、ずっと実物を見られずじまいでした。

毎日のようにgooで車を探しているなか、GW前に750を発見。値段がかなり低めだったので、まあこの値段でどんなものか見てやろうと妻を連れてお店に行ったところ…

「あれ?イイじゃない。」

走行6万11千キロでボディー関係フルノーマルでホイールのみMスポーツの18inch。ホイールはガリ傷あり、タイヤ残り溝もギリギリで若干難あり(振動の予感)と見ましたが、純正ホイール・タイヤ付きなので、問題があれば替えられます。ともかく全体としてとてもきれいです。

試乗させてもらうとE32とは別物のV12。基本は一緒のはずなのにレスポンスも振動もきちんと現代の車並みになっていました。ボディーの剛性感もかなり向上。1世代違うと大きいですね。

ただ、加速感は…まあこんなもの…かと。別に速い車が欲しいわけではないので良いのです。

まあ、中古車ですから何もかもは完璧というわけには行きませんが、他店の車両の質を思えば圧倒的に魅力的な条件。

結局、その場で決めてしまいました。

そのお店はBMW専門店というわけではなく、まあ言ってみれば街の小さな中古車屋さんなのですが、基本的にノーマルでヘンなことをしていない車を仕入れて来るようです。

後で気が付いたのですが、以前にも私が問い合わせをしていたお店でした。かなり条件の良い750を仕入れていて、電話したときにはもう売れていたのです。お店に1週間も置いていなかったとか。

ある意味、小さなお店だからこそ、確実に売れそうな車を仕入れて低めの値段でさばく必要があるのかなと想像します。私がお店に連絡したのも、gooに載せた当日だったそうです。

納車直前にABS警告灯が点灯して少々心配したものの、圧力センサーの交換で完治した状態で納車となりました。GWを挟んだとはいえ1カ月かかりましたが。(笑)

と、いうわけで、これからはこの車と付き合うことに。

今後ともよろしくお願いいたします。

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コメント

ご無沙汰しています。
珍しく2週間ほど自宅のPCの電源を入れていませんでした。。。

・・・が
やはり!
そうでしたか!
ottoさんなら、きっとやってくれると思っていましたよ。(笑)

余程良いんでしょうねぇ。
V12+Longボディ。

全く別ジャンルかもしれませんが、いわゆる高級車に自分も乗るようになり、『こういう世界も良いもんだ。』と日々感じているわたしから見ると750iLはとっても魅力的な1台です。
当時のBMWの叡智を結集しているのは間違いないですもんね。メーカーの本気さ加減が伝わるクルマなんでしょうね。

エンジン特性などはマクラーレンF1からのフィードバックなんかもあるんじゃないですか?
一度味わってみたいものです。

それと、気を遣っていただき、ありがとうございます。
>C5、C6
ottoさんの好みじゃないでしょ?(爆)

shaloさん、こんにちは。
担当的に盆休みは全部出勤。頭にきてサボっています。(笑)
E38は生産時期がちょうど2代目セルシオと重なります。というわけで、エンジンも含め、E32よりも機械としては遥かに進化しているのですが、初代セルシオにショックを受けて、あるいはバブル崩壊の影響を受けて、というコストダウンの雰囲気が漂っています。
このへんはまた記事にいたしますのでご覧いただければと。
そして…コメントいただいて気付いたのですが、C5,C6はCORVETTEのほうだったのです。すみません。(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。

すみません。
勘違いでした。お恥ずかしい。
>C5、C6

CORVETTEも実はかなり好きです。
職場の先輩がC5のコンバーチブルに乗っていますが、EveryDay-Openで乗りこなす姿に憧れています。
でも、わたしならC4のZR-1かなぁ。『ロータスチューン』に惹かれる隠れ英国車好きなもので。(笑)
ル・マンを快走した姿が忘れられません。

そういえば、C5もC6もトランスアクスルですよね。確か。
運転してみたいなぁ。

あ、妻用に密かに狙っていた『IQのアストン版』はファーストカー用には売らないそうで、残念至極です。

shaloさんこんにちは。
ZR-1は憧れの名前の一つです。とはいえ、実物に触れたことがないんですよ。
職場の方は通勤に使われているということでしょうか。素晴らしい…ですね。
マイクロアストンは、レギュラーアストンを買わないと手に入れられないようで、私も残念です。(笑)

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

    クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

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  • バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

  • 世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

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    基本的には建築に関係する相談のサイトです。建築士等によるQ&Aが充実しています。運営主体の性質上、建築士による建築計画・監理を強く推し、そのメリットを強調しています。

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  • AthleteBody.jp
    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
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