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2010年4月11日 (日)

作業開始~春の畑

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温かくなってきたので、本格的に畑の作業を再開しました。

冬じゅう食べ続けたブロッコリーはもはや普通の「菜の花」に近づいています。

来週あたりには引っこ抜いて次の作物を植えるようです。

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こちらも菜の花。もと「小松菜」です。

妻が種を採るというのでこのままにしておきます。

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冬を越したソラマメ。初めての挑戦です。

本によるとそろそろ摘芯の時期。真ん中の茎を途中で切るらしいのですが、そんなことをして本当に良いものかどうか。ちょっと疑問です。

ソラマメは2か所で栽培しています。上のは直播きしたもの。

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こちら(左側と奥)はポット蒔きで苗を作って移植したものです。

なんとなくこちらのほうが元気に見えます。

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キャベツは種から苗を育てました。なんともショボかった苗が、なんとか冬を越してここまで育っています。

植物の力にはいつも感心します。

本格的に葉っぱが巻くのはこれからのようです。

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今週はエダマメの第一弾を蒔きました。

1か所3粒ずつ、15cmくらいの間隔で3列。種を2袋買ってきたのですが、思ったよりも種の数が少なく、最後の方は去年の残りの種も合わせて2粒ずつになってしまいました。

種の袋には種の重さや容量ではなく、およそで良いので数を書いておいていただけると助かります。

去年は発芽直後に全部鳥に食べられたので、予めネットをかけておきます。

同じく去年の経験。時期が遅くなるとカメムシが大発生することを知ったので、今年は早生種を早めに蒔いてみました。

来週になったらもう一か所に蒔くつもりです。エダマメは収穫適期が非常に短いため、時期をずらすのです。

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こちらはトウモロコシ。こちらも時期をずらして2畝作ります。写真の右方向が南なので、今週は左側に蒔きました。品種は「ハニーバンダム235」です。

この場所は区画整理で土がひっくり返されたところで、去年は畑として初めて使うにも関わらず堆肥も入れずに植えてしまったためになんとも酷い出来でした。

「土がどうでも化成肥料を入れれば良いんでしょ。」

なんて思っていたのは大間違いでした。(泣)

しかし冬の間、この場所にネギ、白菜、大根を作ってだいぶ土がこなれたのと、植え付けの前に自家製堆肥を相当量入れたのとで、「今年こそは」と思っています。

害虫に関しても勉強しました。トウモロコシに壊滅的な被害を与える「芯食い虫」にはしっかり対策しなければ。農薬はできるだけ使いたくありませんが、トウモロコシの場合は背が高くてネットを掛ける等の物理防除が難しいので、ある程度止むを得ません。

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こちらは3週間くらい前に植えたジャガイモ。品種は「メイクイーン」と「男爵」の二つです。

イモを切って植えるにあたり、今回は真面目に灰を使いました。藁を燃やした灰です。前回の秋ジャガイモでは、切った種イモがグジュグジュに腐ってしまったので。

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実は種イモを植える前の管理が悪く(ビニール袋に入れたままだった)、イモにカビが生えてしまっていたこともあって本当に芽が出るかどうか心配だったのですが、なんとか芽を出してくれました。

私の家庭菜園の目標は

「肉と米を除く食料自給率100%」(笑)

で、エネルギー源となる穀類も出来る限り自給自足したいと思っています。

そのためには、ある程度の期間保存のできる穀類が必要なのですが、これがなかなか難しいわけです。言うまでもなく葉物の野菜は加工しない限り保存がききません。豆類も主食とするほどの量を作るのは大変そうです。

そう考えると、米というものの貴重さを改めて感じつつ、イモ類の増産を図らねばと思うのです。

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ジャガイモの葉っぱにテントウムシが居ました。ソラマメにアブラムシが出ていたので、そちらに移しておきました。一生懸命食事して働いてね。(笑)

今後は芽かきと土寄せで管理です。

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畑の残りの場所には、冬のうちに藁を梳き込みました。

この場所も作物を作ったことのない場所で、本当に硬い赤土です。いったん柔らかく耕しても、雨が降ったり踏みつけたりするとすぐにまた硬くなってしまいます。

藁は本職の農家からいただいたもの。軽トラックの荷台いっぱいに積んで持って帰ってきました。

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藁を入れた当初は鍬もはじかれる、まるで土壁のような状態になってしまってかなり不安になったものの、2月ほど経過した今では、だいぶフカフカと言えるような状態になってきました。

自家製堆肥を足して耕せば、かなり良い感じになりそうです。

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こちらはネギ。

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放っておいたらだいぶ増えてきました。

近々バラして植え替えです。

(続く)

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コメント

凄いですね~。やはりこれからの世の中は食糧を掴んでこそ生き残れる時代かもしれませんね。

食糧危機になったらottoさんに助けてもらいに行こう・・・でもその前に我が家も何か植えてみようかな。土の入れ替えが既に大変そうですが(汗)。

kogeさんこんばんは。
「食料を掴んでこそ」って…笑いました。私のレベルではすぐに尽きちゃいますが。

枝豆はプランター、ジャガイモは土嚢袋なんかでも簡単に栽培できるらしいですよ。大がかりにしなくても、きっと出来ると思います。

自家栽培の枝豆でお酒…。
ぜひ~。

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

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    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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