「購入先」？「購入元」？～違和感あり: 空とクルマとガレージと

どうでも良いことですが、私、自分がモノを買う時に発注する相手のことを指す「購入先」という言葉に昔から違和感を感じています。

「購入」と言うのはそもそも、モノが向こうからこちらに来る(お金は逆ですが)ことですよね。

なのに、自分が何かモノを手に入れようとするときに、そのモノの出元を購入の「先」と呼ぶは一体どういうことなのかと。

「先」いうのは、そもそも、モノがこちらから向こうに行くときの目的地のことを言うと思うのです。

なので、「購入品の手配先」なら分かるのですが、「購入先」という言葉には、モノの動きの向きとの間に矛盾があるのです。これが私の違和感の元になっています。

じゃあ、モノを発注する相手を何と呼べば良いのだと言われると、モノを送ってくる元なので「購入元」でしょうか？

いや、「購入元」と言うと、普通は「発注者」のことを指しますよね。

うーん。

この歳になってこんなことに悩んでいるようでは…お先真っ暗…ですね。(笑)

こんばんは～

　おみやげ物では「販売者」と「製造者」がそれぞれ明記していますが、「製造先」と「製造元」なんて、こんな瑣末なニュアンスの違いまで、消費者が頭を抱えるのもおかしな話です。
　ここは、公正取引委員会にがんばってもらって、それぞれの意味の明確化を徹底してもらい、広く認知させてもらいたいものですね。

投稿: たーちゃん | 2009年8月19日 (水) 22時01分

たーちゃんさん、こんばんは。

まあ、自分の会社の中での話なので公正取引委員会さんに出てもらうまでもないのですが…。

分かりやすいきれいな日本語をかける方、尊敬します。

投稿: ｏｔｔｏ | 2009年8月21日 (金) 23時52分

全くその通り、同様におかしな例が、会社社会にはあふれています。

投稿: 伊藤 | 2018年4月30日 (月) 11時16分

伊藤さんコメントありがとうございます。
ちょっとオモシロイな、と思うことをまた記事にしますのでご笑覧いただければ幸いです。

投稿: otto | 2018年5月 6日 (日) 14時11分

同じように、「発注先/元」「購入先/元」で悩んでぐぐってたどりつきました。
発注も購入も同じように、能動的に働きかけた側を「元」とすれば良いのかなと思います。
「購入する」「発注する」の動詞の主語が「元」なのではないかと。
「購入する」「発注する」の補語が「先」になるのも自然ですね。
ん？
では「受注する」はどうなるんでしょうか。「受注先」とは？

「課金」に関しては完全に壊れてしまいましたね。
「応募」はときおり壊れている例を見かけます。
「防犯対策」「防災対策」「防寒対策」これは壊れてると思います。正しくは「犯罪対策」「災害対策」「寒さ対策」のはずです。

投稿: | 2019年11月19日 (火) 18時19分

コメント有難うございます。

「働きかけた側」を「元」とすると、「受注元」「受注先」辺りはどのような感じでしょうか。よく分かりません。

「防犯対策」等の件、確かにそうですね。「防犯のための対策」「防災のための対策」と補って読まないと、「対防犯の策（防犯しないようにする策）」のように読めてしまいますね。（笑）

新聞の見出しも極端に語を短くしているのでおかしな理解が出来ることがあると思っています。

「警察追跡の車が事故」と言うと、「警察を追跡していた車が事故を起こした」ようにも読めます。
一度そのような意味に読んでしまうとそのようにしか読めなくなるのが不思議です。

投稿: otto | 2019年11月22日 (金) 14時41分

同じように違和感を感じてこちらにたどり着きました笑

物目線、購入者目線どちらで考えているかなのだと思いましたけど、どちらの目線での言葉なのかが人によって揺れるてるのかなと思いました。

「購入品の発送元」だと、どこで購入したのかを表現したい場合に和感があるんですよね・・・「購入」が客にかかる動詞だと考えると、客からの方向で考えて「購入先」でしっくりくる気がしてきました。

投稿: 大野 | 2021年11月 1日 (月) 18時03分