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2009年3月16日 (月)

大雑把に見るとどうなんでしょう~株価のこと

Topixchart

(出典:東京証券取引所WEBサイト)

去年の秋以降、ニュースで株価の話題を目にすることが多くなりましたね。上がったり下がったり、と言うよりも、下がったり下がったり。まあ忙しいことと思います。

なんだか騒ぎになっているので、そもそも株価というのはどう推移しているのかということに興味がわき、長期におけるTOPIXの動きを見てみました。

大雑把に言うと、その動きは下のような感じかと。

1968年に基準値である100で始まったTOPIXは、1980年前半に500を超える頃までの15年くらいは時間の経過とともにきれいな上昇を見せていました。

いわゆるバブルの時期、TOPIXは大きく上昇して1989年に2900近くに達しましたが、その後、1992年半ばまでの約2年半で1500前後まで下落しています。

そして1992年から2007年末まで15年もの間、TOPIXは概ね1200から1600の範囲を行ったり来たりという状態です。私のような素人には時間の経過とTOPIXの間の関係が全く見えません。

一般的には「長期的には株価は必ず上昇する」とされていますが、グラフを見る限り、TOPIXが出来てから40年の間で、その「常識」どおりに動いたのは最初の15年間だけだったように見えます。

このグラフに表現されていない2008年10月の下落をプロットすると、ますますその印象が強くなり、むしろ直近の20年ほどは乱高下を繰り返しながらの下落傾向にあるのではないかと思えます。

仮に、いわゆる日本のバブル期における異常な動きを無視して1968年から1980年前半の上昇率を「真っ当だった」と仮定してそれに倣った線を引くと、2008年の終りは1350くらいになります。

悲観的に見て、かつての「バブル後最安値」の谷を狙って線を引くと、2008年の終わりは850くらいになると思いますが、それでも1968年に100だったTOPIXが40年で8.5倍になっているということです。年率にすると、5.6%くらい。結構なものだと思います。

株暴落どうこうと言われていますけれど、逆に言えば現在のTOPIXが700になったとしても1968年からの上昇は年率5%です。私はこの分野についてまったくの素人ですが、もしもこれが企業の価値の増減を表すものだとすれば、年率5%というのは十分な成長であるように感じます。

そんなわけで(?)、国が政策的に株を買い上げて今以上のレベルに株価を支えようというのは緊急回避的措置にしても如何なものかと思います。実際、あるべき株価はこんなものなのではないかと。

 

今後、株を使って(投資とは言いません)財産を増やそうとするのなら、もはや、かつてのような経済成長は望めないわけですから、ドルコスト平均法で長期投資を行うという伝統的な方法は、少なくともキャピタルゲインを求めるのであればあまり効果的な方法ではないように思います。

現時点で3%前後のインカムゲイン(配当益)をあてにするか、数年ごとに繰り返されるTOPIX800~1500のレンジ内でうまく立ち回るか、ではないかと。

まあ、本来的には出資して利益の分配を受けるという、昔からの資産家のスタイルが正当なのだとは思いますが。

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