全然違うんです~邦題に注意
先日、本の題名に魅かれて、「自動車産業の終焉」(イアン・カーソン (著), ヴィジェイ・V・ヴェイティーズワラン (著), 黒輪 篤嗣 (翻訳))なる本を買いました。
自動車株を少々買っているので、外国人の目から見た日本の自動車産業の評価と、今後の見通しについて読んでみたかったのです。
副題には「次世代クルマ戦争に勝ち残るのはどこか」、帯には「世界の自動車メーカー再編を鋭く洞察!」。やたらとキャッチーです。
ところが…なのです。
「自動車産業の終焉」というからには、どんなにショッキングな未来が描かれているのかと思って読み進めたわけですが、三分の二ほどを読んでも、話は石油産業と自動車産業、そして政治との関係ばかりに終始します。
ちっとも「産業の終焉」を迎える気配がありません。
最後まで読んでも、結局、「自動車産業に終焉」は訪れず、「生き残るのがどこか」についても一切コメントがありません。(怒)
なんだこれは、さては…と思って英題を見ると…
「The Global Race to Fuel the Car of the Future」
唖然愕然。
題名に表わされていることが邦題とぜんっぜん違うじゃありませんか。
英題を見て本の内容には合点が行きましたが、いくらなんでもこの邦題の付け方はいけないと思います。
1,900円もしたのに…。
やられました。(泣)
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コメント
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こんにちは~
前回の記事についてですが、私も全く同感です。
政治家は聖人君子でなくてもまったくOKです。国家と国民に利益をもたらす仕事をしてくれれば、どのような人格でも問題はありません。
私も政治家に言いたいことは「仕事をしろ!結果を出せ!」のヒトコトに尽きます。
投稿: たーちゃん | 2009年3月11日 (水) 14時25分
たーちゃんさん、コメントありがとうございます。
聖人君子であるに越したことはないんですけどね。そもそも、地元に押されて出て来る時点で既に背景がダメなのではと。(笑)
それなりの期間住むとはいえ、地域の一見サラリーマンには分からない世界だとかもあるのでしょうけれど。
まあそれはそれとして、仕事しろ!と。
投稿: otto | 2009年3月14日 (土) 23時45分