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2009年3月23日 (月)

ウォーターポンプAssy.取り外し~E32 750iL

Img_8443

さて、さっそくウォーターポンプAssy.の取り外しです。

今回の故障は家の近くだったから良かったようなものの、例えば仕事の出張先で壊れていたら困ったことになっていたと思います。

今年も10万円が飛んで行く自動車税も近く、正直言ってこの車をこれからも維持して行くかどうか、少々迷います。

一方、一般的に壊れるべきところは既にそれなりに壊れてメンテをかけており、ウォーターポンプというのも代表的な「壊れどころ」なので、これ以降はしばらく安定して動くのではないかとの期待もあります。

メンテにお金をかければかけるほど勿体なくて見切れず泥沼に…というパターンに近いのですが、この車と同じくらい大切にできるような車というのも簡単には見つかりません。

維持するに足る質感を持っていて、なおかつ自分でメンテして一緒に暮らせる車であるところがミソなのです。

まあ取り敢えずはAssy.を取り外してみて、修理にかかる費用を確認することにします。

Img_8443_2

さて、ウォーターポンプにアクセスするため、まずはラジエター、シェラウド、エンジンファンを取り外します。

実際にはラジエターまで取り外さなくても作業できるのかも知れませんが、ラジエターのフィンを潰してしまうと気分が悪いので取り外すことにしました。

この車の場合はシェラウドの形状とエンジンファンとのクリアランズが絶妙に設定されており、上の写真の赤丸のクリップを外せばシェラウドを上に抜き取ることができます。。

Img_8443_3

ラジエター本体は上の写真の赤丸のクリップで固定されています。冷却水のホースと、ATオイルクーラーのホースを外せば、ラジエターを上に抜き取れます。クリップは折れてしまったので注文しておきます。

Img_8460_1

ラジエターを取り外した状態です。やはりこのくらいはスペースがあった方がやりやすいでしょう。

Img_8462

次はエンジンファンの取り外しです。これが少々厄介でした。

初めにプーリーの固定ボルト(4本)を緩めたのですが、これはあくまでプーリーの固定ボルト。ファンは外れません。ファン付け根の六角部分に工具をかけて緩めるのが正解です。(ファンの羽根の向きから分かるとおりこのネジは逆ネジ)

ベントレーのマニュアルには「32mmのレンチをかけて鋭くハンマーで叩け」と書いてありますが、ベルトを思いっきり張ってもプーリーが回ってしまいますし、短い打撃スパナではないので、回転方向へのショックも足らないようです。

何度試しても緩まず、これ以上がんばるとハンマーで周りを壊しそう(笑)なので他の方法を考えることにします。

いくつかの方法を試し、最終的にプーリーの固定ボルト穴を利用して8mmのロングストレートメガネのメガネ部分をボルト留め。これをウォーターポンプの中心軸にかけて梃にするという方法で緩めることができました。

しかし工具にとってはたまらない仕打ち。梃にされたレンチは見事に曲がってしまいました。こういう時のための安売りセット工具とはいえ、ちょっとかわいそうです。

Img_8463

ウォーターポンプの取り付けボルトにかぶっているため、クランクプーリーも外します。

クランクプーリーを外さなければならないことに気付いた時には、かなり面倒な気分になったのですが、良く見るとこのエンジン、シャフト周りのフランジにあるネジを緩めるだけでプーリーを取り外すことができる構造。驚くほど簡単に取り外すことができました。

クランクプーリーの外周にはアングルセンサー用の歯があります。ノックピンがあるのでクランクシャフトとの位相は狂いません。

Img_8465

サーモスタットを外してみたところです。中は非常にきれいなのですが…。

Img_8466

ウォーターポンプとヘッドの間のシールは、シートガスケットではなくOリングです。このため、Assy.をハンマーで叩いても「ペリッ」「パカッ」とはいきません。

私はこれを知らず、けっこう叩いてしまいました。(笑)

Img_8468_2

ヘッドからウォーターポンプを引き抜くには、上の写真の赤丸の部分にM5のボルトをねじ込みます。ブレーキディスクの取り外しと同じような感じです。

Img_8470

ファンシャフトはガタガタでした。これだけガタガタで、よく走っていたと思います。

軸周りを観察すると、フランジの裏側にベアリングの中身が飛び出していました。ベアリングが完全にお亡くなりのようです。

ベアリングの破損が酷すぎるため、周りのハウジング部も削れています。もはやベアリングだけの交換というのは無理そうです。

 

と、いうわけで、再び走るためにはウォーターポンプAssy.の交換が必要ということになりました。

いったい幾らするのでしょうか?

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そのときのレートにもよりますが、2-2.5万円位です。 このあたりの部品は仲間内で誰かが必要になるため必ず1つは新品在庫を持っています、私の手元にも1個開封済み品でよければありますよ。

は~。なるほど。
ウォーターポンプとファンシャフト部分とが一体になっているんですね。
見るからに値の張りそうな。。。

もうちょっとの間頑張って維持しましょうよ。
「壊れ時」が過ぎたら、しばらくは落ちついて、また楽しめますよ。

たけさんこんばんは。在庫情報、ありがとうございます。

記事を書いた次の日に、通勤の関越道でB12を見かけ、やはり直さなければと思いました。私のは普通の750ですが、自分の中でE32、どうしても格好良いんです。

そんなわけで、部品はその日にさっそく注文してしまいました。

うまく直りますように!

shaloさんこんばんは。

いや、直すことにしましたよ。おっしゃるとおり、壊れどころを過ぎればしばらく安定するでしょう。

それに、一度手放してしまうと、もう二度と手に入らなそうですから。

同じくらい面白い車を手に入れるのは難しそうです。

がんばりま~す。

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