ヘッドユニットの交換~E32 750iL
たまに音が出なくなるという、なんとも致命的なトラブルを抱えたオーディオを処置しました。
ヘッドユニットの修理には既に失敗しており、今回は素直にユニット交換です。私はオーディオにほとんど興味がないため、ヘッドユニットを買ってまで交換するのは、実は初めてです。(笑)
接続には欧州車用の汎用キットを使いました。オーディオの取り付けスペース内に金属の露出部がなかったので、アース線を少し延長してグローブボックス上のアースターミナルに集合させました。
はじめは車両側の内蔵HiFiアンプの電源コントロールをアンテナコントロールに接続してしまったため、ラジオ以外の音が出ない状態に。説明書を読み直してシステムコントロール端子に接続することで、正しくオーディオのオンオフに連動してアンプが動作し、音が出るようになりました。
おっと、話の順序が逆ですね。
ユニットにはCarozzeria DEH-P730を選びました。本体が出力した測定音をマイクで拾うことで車内の音響的な特性を把握して自動的に補正をかけるというAuto TA&EQが売りの機種です。
DEH-P530だとイルミネーションの色を変えて純正のオレンジと合わせられるのですが、Auto TA&EQが付きません。外観を優先するか音を優先するかで迷った末、オーディオ本来の機能である音を優先してこちらに。
DEH-P930ですとか、Nakamichiの各モデル等でも色は合わせられるもののお値段が…です。
幸いなことに、取り付けてみるとこのイルミネーションでもそれほど違和感を感じません。
取り付け後、さっそくAuto TA&EQを行いました。付属のマイクを接続し、ボタン操作で調整が開始されます。パネルには、いま何の測定をしているのかが表示されます。ザーッというノイズでイコライザーを、コンコンコンという短音でタイムアライメントを測定しているようです。
数分で測定が終了。いつものCDをかけてみると、目の前に正確に音が広がるように感じます。不必要な音の誇張も感じませんし、大きめの音で聴いていても聴き疲れしなさそうな雰囲気です。本来の性能であったのかどうか非常に疑問ですが、ノーマルでは定位がバラバラでこうは行きませんでした。
今までこのような調整をかけようとしたら、まずそれなりのクラスの単独ユニットを組み合わせて、かつ専門店に調整を頼むようだったのでしょう。スピーカーを交換した場合にも、自動調整は便利に使えそうです。
内蔵DSPを働かせると色々な効果を出せるので、これから「通勤に良い音」を探してみようと思います。
今回はデッキのアンプ出力を純正のHiFiアンプに入れていますが、年明けに時間があれば純正HiFiアンプへの入力をピンジャックのLINE出力に替えてみます。オーディオについてはそれで当分OKでしょう。
あ、ナビの配線を埋めないままですね。これもいつか処理…と。
車いじりのネタは尽きません。
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コメント
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すごいです。
エンジン周りのオーバーホールにAudioの交換!
リフレッシュされ、快適でしょうね。
まだまだ、何年も乗れますね。
良いお年をお迎えください。
投稿: 竜虎 | 2008年12月31日 (水) 21時31分
竜虎さんこんばんは。
まだ補器類ですからね。そのうち腰下にも手を…なんて考えています。その時は本当のオーバーホールです。
しかし、普通に考えれば、もはや路上で見なくなった車に手間をかけるというのもアレですね。
今年もたいへんお世話になりました。来年もよろしくお付き合いくださいませ。
投稿: otto | 2008年12月31日 (水) 23時00分