デスビローター・カバー交換~E32 750iL
いいかげん組み立てろと思うのですが、エンジン周りをバラしてスペースが出来たついでに、前から気になっていたデスビ周りも点検してみました。
以前にちょっと覗いたことはあったのですが…あり得ない状態になっていました。
はい、中心の接点が無いのです。(泣)
いつからか分かりませんが、なんともあり得ない状況です。キャップの中には中心の接点の破片と思われる残骸が落ちていました。
ローター側はこのとおり。放電の所為で黒く煤けています。よくこれで走っていたなと思いますが、なんとか放電できるギャップだったのでしょう。
こちらは正常な接点です。言うまでもなくこうでなければいけないのです。
というわけで、ケーブルを含めて一式取り外し。とりあえず、風呂に持ち込んで洗いました。
しょうがないので新しいデスビキャップを購入。余計な出費です。
こちらはデスビローター。左側が正常なもの。右側が放電で焼けただれた異常品です。ところ構わず放電していた感じが伝わってきます。
新品と旧品。まあ、10万キロ走ったら換えても良い部分かも知れません。
それにしても、キャップもローターも、放電電極部分がただの真鍮製に見えるのは気のせいでしょうか。温度が違うとは言え、プラグに白金、イリジウムを使うなら、こちらにもそれなりの、少なくともタングステンくらいの材料は使うべきではないかと思うのですが…?
オイル配管のジョイント部分を増し締めしていたら、オイルフィルターユニットのマウントがもぎ取れてしまいました。またまた追加で部品発注です。最近はようやくヘンな客と認識してくれたディーラーさん、いつもありがとうございます。
しかし作業していて思ったのですが、商売で古い輸入車のメンテを受けるのって、きっとすごいリスクを背負うことなんでしょうね。何が起きるか分からない…。
そして、中古車屋さんで輸入車を買うとして、メンテされていない車だったら本当に最悪ですね。その車について定番メンテが済んでいるかどうかというのは、以前のメンテ状況を知る上で重要なチェックポイントになりそうです。
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コメント
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意外とアバウトですよ(笑)、プラグケーブルもテスターで点検しておいて下さい。 正常ならばプラグキャップ・デスビ間が2kΩ前後、デスビ・イグニッションコイル間が4-5kΩです。
デスビがかような状態だったので幾つかプラグケーブルのサプレッサも死んでいるかもしれません。
ケーブルコネクタのサプレッサが死ぬとケーブルはワンウェイコネクタなのでコネクタだけ簡単に交換はできません、部品単位で発注も可能ですがバカ高いので中古からケーブルを移植したりスクリューコネクションタイプのシリコン製ケーブルに交換したりする方法もあります。 万一総交換されたいようでしたら新品左右一式セットが2万円という格安品を大量に在庫していますのでお気軽にどうぞ(笑)
投稿: たけ | 2008年12月25日 (木) 23時52分
たけさん、こんにちは。
ノイズサプレッサーですか。
コメントをいただいてからふと気が付いたのですが、そう言えばオーディオにエンジン回転数と同期した高周波ノイズが入ることがあるんです。
日によって強弱があったり電装系の使用状態で変化したりしたので原因についてはまいち特定できておらず、漠然とオルタネーターノイズかなあなどと思っていました。
ノイズサプレッサー不良の可能性もありますね。
さっそく調べてみます。いつもありがとうございます。
投稿: otto | 2008年12月26日 (金) 12時45分