燃料ホース・インジェクターＯリングの交換～E32 750iL

エンジンルーム内の燃料ホースを全て交換しました。

古いホースは、まだ充分にしなやかで弾力を保っていましたが、後でホースだけ交換ということが難しい部分もあるので、この機会に作業してしまいます。

使ったホースについては以前の記事のとおりです。

燃料関係に使われているＯＥ装着のホースバンドでは、締め付けるとネジの頭の一部がネジ切れてトルク管理ができるようになっているようですが、ディーラーに問い合わせたところ部品単体としての設定が無いため取り寄せ不能とのこと。やむを得ず、純正汎用品を使います。

ネジの頭にトルク管理用の黒い樹脂キャップが付いているのがＯＥ装着品、無いのが汎用品です。ＯＥ装着品の樹脂キャップには破断したと思われる跡があります。

ディーラーさんでも燃料ホースＡＳＳＹ．で部品を取らない場合には汎用品を使っているそうです。バンド側面のエッジがきちんと処理されていて品物としては良いものだと思います。

ホースが柔らかいので、締め付けは最少限にとどめます。締めればいくらでも締まってしまいますが、ホースを痛めてしまいます。

インジェクター周りのＯリングも交換しておきます。上下とも同じＯリングです。取り外したＯリングは十分に弾性を保っているものの少々膨潤しているようで、新品よりも径が大きくなっていました。

組み付けにあたって、インジェクターは一応左右のバンクで混ぜないようにしておきました。メーカーがそこまで考慮しているかどうか疑問ですが、もしも容量合わせをしているとまずいと思ったので。

いつまでやってるんだと自分でも思いますが、作業はまだノロノロと続くのでした。(笑)