化学物質を含まないものに100万ポンド
mixiで面白いニュースが配信されていました。
英国王立化学会が
「化学物質を含まないものに100万ポンド」
「Dr Neville Reed, a director of the RSC, said today: "I'd be happy to give a million pounds to the first member of the public who could place in my hands any material I consider 100% chemical free.」
だそうです。
この意味、お分かりになりますよね。
私は笑いました。
詳しくは下のURLを。
http://www.rsc.org/AboutUs/News/PressReleases/2008/ChemicalFree.asp
この件に関しては、色々言いたいことがあるのです。
巷の化粧品や食品などの広告に、
「これは100%天然由来の成分でできており、化学物質不使用です。」
などと書かれていますが、意味が分かりません。
「100%天然由来の成分でできており」
までは分かりますが、
「化学物質不使用です。」
…。
え、じゃあ何で出来ているのでしょう。
要するにこれは、その製品が「物質ではない」ということを主張しているわけですよね。
物質以外のものとなるとなんとなく精神的なものなのだろうと思いますが、天然由来のものであるというなら、少なくとも人為的に作られた「概念」とかではないはず。
「妖精」とか「霊」とか「神」とか…
もしかして…
「愛」
が原料だったりして。
ん?「愛」は人工物かな。(笑)
ちなみに、これを書いている私は化学物質ですのでよろしくお願いします。(?)
ついでに言うと、このようなキャッチコピーは、
「100%天然由来の成分なら安全」
ということを言外ににじませているわけですが…
「100%天然由来(フグ由来)のテトロドキシンなので、しびれが優しい」
「無農薬栽培のトリカブトから採れた100%天然由来のアコニチンなので安全」
「地下深くの天然鉱石から作った100%天然由来のウラン235なので放射線が優しい」(爆笑)
などということは絶対にあり得ないわけで、こちらも全く無意味かと。
何かと嫌われる「石油」も完全な由来由来物ですし。
思いついたことを適当に書きました。結論めいたものは導きませんが、今日はこのへんで。
無意味ですみません。
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