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2008年11月26日 (水)

スロットルコントロールモーターのオーバーホール~E32 750iL

Img_7727

前の記事に書いたスロットル制御に関して、一番疑わしいスロットルコントロールモーターを分解してみることにしました。

 

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スロットルの取り外しは簡単で、ネジを4本外すだけです。

10万キロを走ったエンジンのマニフォールドはどんなに汚いかと期待していたのですが、少なくともサージタンクにはスラッジ状の付着物は見えません。期待外れ(?)です。

底の部分にはブローバイのオイルが溜まっています。エンジン本体はそれなりにへたってきているようです。

Img_7730

鏡を入れてマニフォールドの奥を観察しようとしましたが、良く見えませんでした。(笑)

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さて、これが主役のスロットルコントロールモーター。BOSCH製です。

Img_7734

スロットルの汚れは…まあこんなものでしょう。こちらも期待外れ。

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さっそく分解します。1本だけイジリ防止の特殊ネジがありますが、頭の部分をバイスプライヤーで掴むだけで簡単に回せます。もしも回せなければ金鋸でネジの頭に溝を切るつもりでした。

Img_7742

2分割されたモーターユニット。左側がモーター、右側がスロットルです。

スロットルの軸には、ポテンショメーターのコンダクタープレートに接触するブラシが付いています。この部分を曲げるとやっかいそうなので、ブレーキクリーナーを吹き付けて洗浄します。

Img_7744

さらにモータケースを外します。無理をするとブラシ周辺を痛めそうなので少々気を遣い増ました。ローターが顔を出します。

Img_7747

モーターケースの中です。ごくふつうにマグネットが付いています。ケースの中はほとんど汚れていませんでした。軸受けはシンプルにメタル軸受けです。まあ、それで充分なのでしょう。

Img_7752

ブラシを引き戻してからローターを外します。10万キロの走行ではブラシの長さはまだ充分に残っていました。ようやく4分の1が減ったというところでしょうか。

少なくとも20万キロくらいまではブラシ交換の必要はなさそうです。

Img_7755

ブラシケース周辺の様子です。ブラシが固着して動かなくなるというほどの状態ではなかったように見えます。ブラシを前後させながら洗浄します。

Img_7759

こちらはポテンショメーターのコンダクタープレートです。若干の摩耗はあるようですが、抵抗皮膜が無くなっているというほどではないように見えます。不調の原因はここかと思いましたが、見た目では特に問題なさそうです。

皮膜を剥がしてしまう等の事故(?)があるといけないので優しく洗浄しておきます。

Img_7762

モーターのコミュテーターです。さすがにここは汚れています。これだけ汚れていれば接触不良くらいは起こしそうです。

Img_7764

ブレーキクリーナーでしっかり洗浄します。コミュテーターの表面はそれほど荒れていませんでした。少年時代にいじっていたラジコンのモーターでは、もっと凄いことになっていたものですが。

かえって真円度を悪くしてもいけないので、ペーパーがけ等は行わないことにします。

Img_7763

モーターシャフトの反対側です。シャフトの片面だけに焼け跡が付いていました。

ローターにバランス取りの加工がないので、いくらか振れて回っているようです。

ラジコンのモーターのように30,000rpmも回ることはないでしょうから、機能的には問題ないと思いますが。

 

元どおりに組んでエンジンを始動すると…なんだかアクセルのレスポンスが良くなったような。

いや、気のせいですけどね。(笑)

問題の症状が直ったのかどうかは、長距離走ってみないと分かりません。

 

そして、作業が順調に進んだことに気を良くした私は、その面倒くさそうなイメージから、長い間手を付けられずにいた作業に着手してしまいました。

それについてはまた次の記事で…。

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コメント

すごい!
ここまで分解しちゃう...

ちょっと、気になったのは、ふき取ったモーターのコミュテーター部分、
小型のモータしか知りませんがこの部分ってブラシの消耗を防ぐため(?)にグリースをわざと塗ってませんでしたっけ?
シロウトの疑問でした
m(__)m

インテークの汚れ特にトップハウジングの部分には殆ど残りません、実際はインテークポートとの接合部に大量に付着します。

分解されたDKモーターには前期タイプと後期タイプの2種類あり画像のものは後期タイプになります。

10枚目と11枚目の画像でブラシは本来ならスプリングのテンションでフリーになっていなければいけませんが、スタックしているのが判ります。

コンダクタープレートは見た目の消耗では判断できないことが稀にあります、前回アイドル不調をきたした私の車輌は顕微鏡検査でも大丈夫でしたが回復せずに予備ユニットと交換して復帰しました。

竜虎さんこんばんは。

言われてみると、白いグリス(Krytox?)が塗られているモーターを見たことがあるように思います。ケースが四角くてローターが丸出しになってるような感じの。

もしかして、潤滑性を考慮した焼結合金製のブラシではなくて、銅板を板金加工したブラシを使う場合にそうするのではないでしょうか。(今考えたのですが)

一応、ラジコンのDCモーターですと、コミュテーターには給油しなかったと思いますが、何かご存知でしたらぜひお教えいただきたく。

今の段階ならまだ簡単にバラせますので。(笑)

たけさん、コメントありがとうございます。

ご指摘のブラシは、スプリングが利かないところまで引き戻した状態で写真を撮っています。なので、スプリングをかければ中心に向かって突き出てくる状態でした。

実はその後、ついでということでマニフォールド周りもバラしてみています。

手順さえ分かっていれば、たけさんが書かれていたとおり、それほど時間はかからないのかなとは思いましたが、私は途中でエクステンションを買いに行ったりソケットを買いに行ったりしていたので、バラすだけで半日かかってしまいました…。

組むのがメンドウです。(笑)

インテークをばらされたのなら事のついでに10万キロを超えた事ですし燃料ホースを総交換ですね。

ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れもあるようならばこれもついでに交換してしまいましょう。

たけさん、こんにちは。

整備記録によると、私の車両は以前に燃料パイプ類を全交換しているようです。理由は分かりませんが。

今回はEARL'Sのステンメッシュにでもすると格好良いかもなどと考えています。

ヘッドカバーからの漏れは一応許容範囲です。次回の分解で苦労するのを覚悟でシール剤を薄く塗って誤魔化してしまおうかと…。

部品が高いので。(笑)

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