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2008年10月16日 (木)

ATF交換~E32 750iL

Dsc_4904_2

記事が遅れていますが、この8月にATFを交換しました。

各部品はディーラーにて購入。単価がそれほどではないので、個人輸入にはしませんでした。

前回、走行約5万キロで交換して以来、更に5万キロ走っての交換です。

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今回はATFとともにオイルスクリーンも交換するのでオイル抜き取りのあと、オイルパンをはがします。

一旦オイルを落とした後にエンジンをかけると、だいぶオイルが出てきます。

幸い、抜き取ったオイルには特に異常は見られませんでした。

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オイルパンに入っているのは、ディップスティックのチューブです。

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オイルパンをはがしたところです。油圧回路の部分はスラッジの堆積等も全く認められずとてもきれいでした。走行が多くなってからATFを交換するとスラッジが回路に回って危険という話を聞きますが、う~ん、どうなんでしょう。回るほどのスラッジもないように思います。

四角い部分がオイルスクリーンです。表面が金属粉のようなもので黒く汚れています。

Img_7328

オイルパンに取り付けれた鉄粉吸着用の磁石です。

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大きな粒子こそありませんでしたが、表面にはかなかりの量の鉄粉が付いていました。

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取り外したオイルスクリーンです。

スクリーンの目は見た目で400メッシュくらいでしょうか。エンジンのオイルフィルターと違って、大きな異物が回路に入り込まないようにするレベルのもののようです。

スラッジの固着くらいはあるのかと想像していたのですが、目詰まりなども全くなく、洗浄してやればこのまま再利用しても問題なさそうでした。

ちなみにオイルスクリーンはトルクスで固定されているので、作業前に準備が必要です。無いと2度手間になります。

Img_7338

オイルパンを洗浄しました。新品同様の輝き(?)です。

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新しいオイルスクリーンです。5千円くらいだったと思います。

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オイルスクリーン取り付け用のオーリング。基本どおり新品に交換しましたが、再利用でも問題はないでしょう。

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オイルパンのパッキン。これも無理な締め付けができないような構造になっているので、旧パッキンもそれほどつぶれてはいませんでしたし、オイルの滲みもありませんでした。しかしながら、あとでやり直しは面倒なので、一応交換しておきます。

Img_7349

ドレンプラグのアルミガスケットです。

Img_7353

純正ATFです。ベントレーのマニュアルにはD3規格となっていたのですが、ディーラーで取ったところD2規格のものが出てきました。このへん、良く分かりません。基本的には極低温での流動性が違う程度のようなので問題はないのでしょう。

最新の細かい制御をするATではATFにかなりシビアな要求があるようですが、80年代のATですからね。

 

部品を元どおり組んでATFを入れれば作業終了です。

ATFのレベルを確認するときには、一旦規定位置まで入れた後、各レンジにシフトさせてから再度レベルを確認します。回路に油が行き渡るようで、だいぶレベルが変わることがあるようです。

 

さて、ATF交換でなにかフィーリングが変わったのかというと、普通の変速については特に差も感じません。まあ、今までも正常に動いていたのですから当たり前といえば当たり前ですが。

変わったところといえば、

① Nレンジで空ぶかししたときの駆動の切れが良くなった。

② 4thのロックアップ(?)でのショックがかなり小さくなった。

というところでしょうか。

とはいえ、このATF交換は、その後数日で大事件(?)を引き起こすことになるのでした…。(泣)

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