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2008年8月10日 (日)

電動ヘッドレストの修理~E32 750iL

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ある日、運転席のヘッドレストが動かなくなりました。モーター音はすれどもヘッドレストはピクリとも動かず。

インターネットで調べると以前に直したリクライニング機構と同じくフレキシブルワイヤー駆動で、やはり故障が多い箇所のようです。

まずはシート背面のパネルを外します。上が引っかけで、下が押し込んで固定するクリップであることは予め調べておいたのですが・・・、いきなりやってしまいました。(泣)

力を入れる方向が悪く、下のクリップがパネルから脱落。エポキシで補修するハメに。クリップで止まっているところを初めてバラすときにはいつも緊張するんですよね。(笑)

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さて、気を取り直して中身を確認します。フレキシブルワイヤーは右上のモーターから中央のギアボックスを結んでいます。

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モーターの下側、ワイヤーを固定している金具の固定ネジが緩められればワイヤーを取り外すことができるのですが、シートのスプリングが邪魔で、ここだけの分解は不可能のようです。

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シートのフレームからモーターごと取り外すには、シートの表皮をめくってフレームの外側からこの2本のネジを緩めることになります。

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表皮が邪魔で普通のドライバーでは緩めることができませんから、こんな板ラチェっぽいドライバーを使いました。あまり出番の多い工具ではないのですが、これがないと手も足も出ないという場面で重宝します。

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モーターユニットを取り外した状態です。出力軸と同軸にあるのはシートポジションメモリー用のエンコーダーでしょうか。

モーターがカラ回りするのは、シースから出るフレキシブルワイヤーの長さが短くなって、モーター側(あるいはのギアボックスの)◇穴から抜けてしまうからです。ワイヤーを伸ばすことはできませんから、シースを切り詰めて対応します。

フィッティングはシースにかしめられています。かしめ部分の爪を起こしてフィッティングを取り外すのはかなり難しいので、フィッティングの首の部分でシースを切ってしまいます。フィッティングの中に残ったシースはどうにかして取り除きます。

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再使用のため、取り外したフィッティングの内側に出た爪を戻します。フィッティングにドライバーを挿し込んでハンマーで形を整えます。

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フィッティングの長さぶんだけ短くなったシースに、フィッティングをかしめます。もともとかしめられていた場所にポンチを打ち込めば十分な強度が出るようです。

シースの中には新しいグリースを入れておきました。あとは元どおりに組み付けて完成です。

海外のサイトでは、シースを中央付近で切断して長さを詰める方法が紹介されていました。おそらく、フィッティングのかしめ直しを避けるのが目的なのでしょう。この方法のほうが短時間で直せそうです。

 

しかし、次はどこが壊れるのかという心配は常にあります。

こんなふうにチョコチョコと直せる故障なら良いのですが…!

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