燃料フィルターの交換～E32 750iL

いやあ、ずいぶん長い間Blogをさぼってしまいました。諸般の事情と申しますか、ちょっと気持ちが負けておりまして…。(笑)

それはそうと、先日個人輸入した部品たち、実はすべて交換作業が終わっています。今回は燃料フィルターの交換について。

この燃料フィルター、交換自体は単純なのですが、ホースバンドのネジには一瞬「？」となりました。

写真右上に写っているとおり、ネジの頭にプラスチックカバーが付いているうえに、それを取り外してもイジリ防止のためか、普通のマイナスドライバーでは緩められないような頭の形状になっていました。しょうがないのでネジの頭をプライヤーでつかんで回し、とりあえず燃料ホースの取り外しに成功。

ホースが硬化していて引き抜くのに苦労することを覚悟していたのですが、整備記録によると、私の車両は以前にディーラーで燃料関係のホースを全交換しています。そのせいか、パイプはまだ充分に柔軟で、わりと簡単に引き抜くことができました。

パイプを引き抜くと、ガソリン噴出防止のため燃料タンクのャップを取り外しておきましたが、やはり多少はガソリンが出てくるので、素早く新しいフィルターを燃料パイプに挿入します。

うわ、ガソリン臭い・・・。

あとはホースバンドを確実に締め付けてエンジン始動。燃料漏れがないことを確認して作業終了です。

せっかくなので取り外した古い燃料フィルターを切り裂いてみました。

走行約9万キロ、燃費5.2km/Lとすると、私の車はおよそ17,000Lの燃料を消費したわけです。フィルターは2個ありますから、8,500Lの燃料がこのフィルターを通過したことになります。

・・・のわりには、それほどひどい汚れでもありません。

以前にHR31の燃料フィルターを交換したときにはフィルターから粘調な黒い謎の液体が出てきたことを思い出します。

交換後、何か変わったかというと・・・特に差は感じませんでした。

燃料ポンプの容量はインジェクター容量よりも何倍も大きいので、よほどひどい状況でなければ燃料レギュレーターが適当に調整してしまうのでしょう。

以上、燃料フィルターの交換でした。