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先日、東松山にあるこども自然動物公園に行ってきました。
新しく”ピーターラビットの世界”的な施設が出来ていて、まさに絵本の中のような建物と庭とがありました。
そしてこの看板はギフトショップのもの。
よく見かけるイラストですよね。
『外はまだ寒いから、ちゃんとチョッキを着て行きなさい。』
『はーい、お母さん。』
きっと、そういう温かい会話があるのだと思います。
(洋服の面積が小さすぎてあまり効果はないのではないかということは考えないことにします。)
最近の自動車雑誌の中に、定量的な記事がどんどん少なくなっているように思います。どれもこれもグラビア化した内容で、工学というよりむしろ叙述に頼った内容です。『剛性"感"』だとか『フィーリング』だとか、誰かの話を聞けば机の上でも書けそうな記事ばかりです。
『新車に乗ったらこうだった』というだけで、何故そうなのか、どうしてそうなるのか、そういうことにまで触れた記事はほとんどありません。もはや最新の車、コンポーネントの仕組みや性能というものが、メーカーの技術者以外には理解できなくなってしまっているのかも知れないと考えたくなります。
自習シリーズ(?)、今回はバキューム式のブレーキサーボです。毎日お世話になっているのに、今までその仕組みがどうなっているのかよく考えたことがありませんでした。
しかし本を見ると・・・これがなんとも分かりにくかったのです。
本によってはペダルが踏み込まれた状態とそうでない状態を別のページ(それも裏表)に載せていたり、バルブ部分だけの拡大図にしてあったりします。
そのため、何がどう動くのかを理解するには、図と図を見比べながら”間違い探し状態で”動きのある部分を探さなければならないわけです。
水平方向に動くものなのですから、上下に並べて書けば動作を見比べやすいのに・・・と思います。また、本にある図の解像度が低い上にカラーではないのも痛いところです。
(140点の図解でわかるクルマのサスペンション 山海堂より)
ここのところ、車についての昔からの疑問を解消しようと、初心者向けの本を読むなどして勉強しています。勉強した内容は、せっかくなので、ノート代わりにBlog記事にしておくことにします。(恥さらしとも言う・笑)
今回のテーマはリサーキュレーティングボール式ステアリングギアボックスの構造です。
この部分についての私の疑問は、
① リサーキュレーティングボール式のサーボアシストはどういう構造なのか?
② サーボアシストが効かなくなるとなぜ操舵に剛性感が無くなるのか?
③ リサーキュレーティングボール式ギアボックスのバックラッシュ調整はどのように行うのか?
ということでした。
去年からAUTOCAR Japan誌を1年間定期購読していました。
この雑誌、けっこう気に入っています。
記事に気取ったところがなく、どのような車に接するときにも(仮にそれがVeyronだっとしても)、『乗り物として楽しめるかどうか』を基準に記事を書いているように思います。
DBSであろうと997であろうと、はたまたバックヤードスペシャルであろうと、いじったFD3Sであろうと、彼らにとっては何の差もないようです。
ドリフトさせ、アウトバーンの速度無制限区間で最高速を試し、思いっきり走らせています。
メーカー名やブランドなどによる先入観はナシ。
権威ぶった記事や、誰にでも書けそうな定説の丸写しのようなつまらないことを書かないのが良いところ。
続けて定期購読を申し込むつもりです。
屋根裏換気装置の関係でWEBを徘徊していたところ、熱交換型換気装置というものが目に入りました。
以前からその存在は知っていましたが、
『たかが空気対空気の熱交換器でしょ。たいした熱交換効率は出せないと思うけどね。』
と思って、あまり深く考えることのなかったアイテムです。
そして、WEB上の色々な記事を眺めていたら、
『全熱交換型』
などというものがあると書いてあります。
住宅関係の掲示板で一般のユーザーがその原理を説明するには、
『湿度を交換する。』
のだとか・・・。
某栄養ドリンクのテレビコマーシャルでは、毎回、筋肉系の俳優が何らかの危険に遭って、それを
『○。○○ー!○っ○゜ー○!』
と言って切り抜ける。
これについて疑問。
① ドリンクを飲んでいるのはいつも危険を乗り切ったあとのような気がする。つまり、危機への対処はドリンクの効果とは無関係ということか?
② 彼らは、毎度似たような危険に遭遇している。要するに根本的なスキル不足か準備不足があるのではないか。
以上、それだけです。(笑)
『ブチン』の瞬間です。
同型のデッキユニットをお使いの方は、操作ボタンの照明は点いているのにLCD表示が消えてしまっているのにお気づきいただけると思います。この状態だと、電源は入っているのに音は出ません。
私は以前の記事に、油圧サーボがもっと多く使われないのは不思議だということを書きました。そのとき私の頭にあったのは、
『どうせパワステ用の油圧ポンプがあるんだから、その油圧回路を使えばコストだってそれほど上がらないだろう。』
という発想でした。
WEBで見るとE32の740用のバキュームサーボユニットが$195.52、750用油圧サーボユニットが$834.54・・・。
あ、部品単体でもかなり高いんですね。(笑)
その他に油圧回路増設等含めたら、確かにかなり高くなりそうです。
と言いますか、バキュームサーボユニットが安すぎるような気がします。
実は私のステージア、以前のABSコネクターを抜いてのエア抜き作業のあと、後ろのほうから奇妙な音が出るようになってしまいました。
エンジン始動直後に後ろのほうで『キュイ~ン』と何かのポンプが回る音がするのは前からですが、その後そのポンプらしき音が止まるときに
『ピキュン』
という音が出るようになってしまったのです。なんとなく、何かのバルブがエアを噛んだまま急閉止するときに出る音のような感じがします。そのままエンジンをかけておくと、ほぼ一定間隔で『・・・ピキュン・・・ピキュン・・・』と言い続けるのです。
おまけに、その音が出だしてから、たまに4WDの警告灯が点くようになってしまい・・・何かがおかしいようです。
下にもぐると音の出どころはすぐに確認できました。右リヤのバンパー内にある4WD制御用の油圧ユニットです。やはり4WD警告灯との関係ありのようです。
ブリーダーニップルがあったので何も考えずに緩めてみましたが、ユニットに付いているコネクターの抜き挿し、ポンプ動作の状況に関わらず、本当にゆっくりとパワステフルードが出てくるだけでした。
いったい何なんでしょう?(笑)
先日の私からの注文手続き確認メールに対して、IPSさんから返事が来ました。
送料、総額等と併せ、一部の部品は注文の段階よりも価格改定で安くなっていることが書かれていました。
私が
『手続きが一発で完了できなかったから、オンラインオーダーでは注文がダブっているかもしれない。でも、あくまで1セットの注文だから何度も送ってこないでね。』
とメールに書いておいたので、発送通知のメールには
『心配するな。1回しか出荷しないから。』
と書いてありました。(笑)
良かったです。
ブレーキディスクが10枚くらい来てしまったらショックですから。(笑)
ブレーキタッチとブレーキブースターの関係が気になって色々調べているうちに、この機構はどちらかと言うと『ブースター』と呼ぶよりも『サーボ』と呼んだほうが、その性格を正しく表すのに良いのではないかと思うようになりました。
どちらも英語なので、英語の意味を調べると・・・
先日のダンパー交換では年末の休みに間に合わせるため時間的な都合でトライできなかった海外通販を使ってみることにしました。高価な部品でトラブると困るので、まずはそれほど高価ではないもので勉強します。
業者さんは、日本の色々なサイトで紹介されていたIPS(Import Parts Specialists)さん。
今回手配する部品は下の5点です。
インチキチューンの大御所と言えば○○○。(笑)
しかし、なんとこれが先日の公正取引委員会の排除命令の対象業者に含まれていません。
何故?と思って○○○のホームページの能書きをチェックすると・・・。
今朝新聞を見たら、燃費向上グッズメーカーの、いわば謝罪広告が出ていました。
『公正取引員会に、当社商品の効果に関する根拠資料の提出を求められ、これに応じたが、先方で十分な資料と認められなかったので販売を中止する。』
というような内容だったと思います。
『効果がなかった』とは書かずに、『公正取引委員会で認められなかったから』という理由付けにしているところがせめてもの抵抗なのでしょう。
調べてみたら、しばらく前に、公正取引委員会が
『自動車の燃費向上を標ぼうする商品の製造販売業社ら19社に対する排除命令について』
ということで一斉に命令を出していたんですね。
対象はなんと19社。
ワンワンブリーダー…ではなくて、ワンマンブリーダーを試作しました。ブレーキフルードのリザーバータンクを加圧して、ペダルを踏むことなく一人でエア抜きができるようにする道具です。ちなみにこれ、『ツマイラズ』と命名しました。意味はお分かりいただけますよね。(笑)
『何かの設備を据え付けようとしたときの、工事費まで含めた総費用というのは、だいたい設備自体の値段の倍になる。』
ある程度の大きさの設備で、いくつかの専門業者による現場工事・加工が必要になるような場合は、ほぼこうなります。工場の工事でもなんでも。
一般的なイメージからすると
『工事費・諸費用が何でこんなに高いんだ!』
ということになると思いますが。
お家作りの参考まで・・・。
すみません。ステージアのブレーキタッチの件、本質的な解決をさぼってパッドで誤魔化すことにしました。(笑)
ブレーキタッチがスポンジーに感じないようにするためには、フィーリングがスポンジーになるほど踏み込む前に十分な制動力が発揮されてABSが動作してしまうするようにすれば良いわけです。それにはパッドの摩擦係数を上げるのが一番。粉の出る汚いパッド(?)に交換です。
(株)メガケムさんの『自動車工学実習・実験装置』。
ぜひ家に欲しいと思います。夜、一人でいじって楽しむのです。
しかしお値段がかなりのもの。
一例として、
『ABSブレーキ回路実習装置』 ・・・ \861,000
『アンチロック・ブレーキシステム実習装置』 ・・・ \3,990,000
『自動車制御システム』 ・・・ \9,200,000
etc・・・
うーん、実車をバラしてしまったほうが安いかも知れませんね。(笑)
そのほかにも、カットシャーシ(スカイライン)、プリウスカットモデルなどがこちらに。
高いんでしょうね。きっと。
750のタイヤは2006年5月に交換しています。銘柄はBSのPlayz。
これが…減りません。(笑)
タイヤを履きかえるのも車の楽しみの一つなわけで、だけれど減ってもいないタイヤを替えるわけにも行きません。減ってしまえば止むを得ず換えなければならなくて都合が良いのですが…。
現在の残り溝はフロント7mm、リア6.5mmというところ。正確な記録はありませんが今まで約2万キロの走行です。この様子だと少なくとも4万キロくらいはもってしまう計算。車高をいじっていないので片減りもなく、タイヤを最大限に活かせてしまいます。
そして問題なのは、時期が遅くなればなるほど、選べるタイヤの銘柄が限定されてくることです。225/60R15というマイナーなサイズのタイヤであるため、対応銘柄がどんどん減って行きます。最近、サイズ対応銘柄中唯一のスポーティータイヤであったPOTENZAのER55が設定から落ちました。在庫を買っておこうかと考えて思いとどまったのですが、なんとも由々しき状況です。私のタイヤ交換の楽しみはどこに!(?)
ピットの中に眠るE38用16インチホイールの出番も近いかも知れません。
先日、旭ファイバーガラスの断熱材のカタログを見ていて発見しました。
垂木間に取り付けて遮熱するボードだそうです。
その名も
「風通し 銀次郎」。
カタログによると、室内への熱進入量を最大で50%削減し、小屋裏温度を最大10℃も下げるそうです。
それから、シート状の
「遮熱エース」
という製品も小屋裏の温度を6℃ほど下げるのだとか。
これらは単なる遮熱材なので、もちろん消費電力はゼロです。
もしも本当なら換気扇より良いように思います。
ただしうちで使おうとすると問題が。
両方の製品ともメーカーさんは「タッカーで留めるだけの簡単施工」と謳っているのですが、うちの場合は垂木がアルミ製なのでタッカーで留めるわけには行きません。何か他の方法を考えなくてはいけません。あまり感心しませんが、屋根下地にタッカーというのもナシではないかもしれません。
屋根裏の温度対策、換気扇で決まりかと思っていたところに思わぬ対抗馬の出現です。
ここのところで何度もブレーキ関係の記事を書いていますが、自動車好きを自認しながら、実は自分がブースターの構造をよく理解していないことに気がつきました。(ブースターに限りませんが)
これではいけないと思い、一般向けの本(図解クルマのメカニズム ナツメ社)を買って眺めてはみたものの、正直言って私の知りたいことにはまったく触れられていません。断面図を使ったブースターの動作説明はありましたが、紙面の都合かどうか各バルブ類がどのように動作するのかという細かいシーケンスに関する説明は全くなしです。これではブースターとブレーキタッチの関係について考えることが出来ません。
屋根裏換気から空調のことを調べつつ、色々見ていたらこんな記事に遭遇しました。
空冷式ヒートポンプ式スクリュー(高効率)(日立アプライアンス株式会社)
この記事によると、コンプレッサー負荷の小さいときにはCOPがカタログ表示よりもだいぶ大きくなるようです。
750のFM受信周波数がずれていることは以前の記事にも書いたとおりです。なんとか調整できないものかと思い、ヘッドユニットを取り外してみました。しかし予想通り内部の回路が理解できず・・・。
あまり意味のあることはできませんでしたが、せっかくですから調整を諦めるまでの顛末を記事にしておきます。(笑)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。
技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが)
そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。
著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。
最近で最も損したと思った本に認定。 (★)
ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)
クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)
バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)
フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)
荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)
世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
素敵なグラビアを堪能。 (★★★)
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