« カーステレオの調整・・・破壊?~E32 750iL | トップページ | 構造が分からないとき~特許庁ホームページ »

2008年3月 2日 (日)

エアコンの効率~大きいの1台?小さいの2台?

屋根裏換気から空調のことを調べつつ、色々見ていたらこんな記事に遭遇しました。

空冷式ヒートポンプ式スクリュー(高効率)(日立アプライアンス株式会社)

この記事によると、コンプレッサー負荷の小さいときにはCOPがカタログ表示よりもだいぶ大きくなるようです。

記事では負荷率の変動要素として外気温の変化を使っているので単純比較はできませんが、家庭でも小さいエアコンをフルパワーで使うより、大きなエアコンを出力を抑えて使った方がCOP(効率)が高くなるということでしょうか?

部分負荷で使う大きなエアコンの方が効率が高いとしたら、きと、一定量の熱を処理するために使える熱交換器に余裕があるということが理由でしょうね。

小さなエアコンをフルパワーで使う場合には熱交換器の容量がギリギリになってしまって熱交換し切れないガスが出て効率を落としてしまうこともありそうですから。逆に、大きなエアコンを部分負荷で使うなら、熱交換はほぼ完全に完了した状態にできるのかも知れません。

ターボエンジンで言えば、一定の出力を得るために大きなインタークラーを使うか小さなインタークラーを使うかでの圧縮効率の差と同じ…?

詳しくご存知の方、ぜひコメント頂きたくお願いたします。

« カーステレオの調整・・・破壊?~E32 750iL | トップページ | 構造が分からないとき~特許庁ホームページ »

家作り」カテゴリの記事

日々のこと」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。先日屋根裏のことで書き込みしたごんちゃんです。
実は、たまたまですが空調関係の仕事をしており、この記事について意見を書き込みします。

まず、最近のエアコンの省エネ基準の係数にCOPがありますが、これはあくまでも,JIS条件時でのデーターであります。
そこに近年、2006年秋ごろから、APFという比較係数がカタログ表記するように業務用エアコンではじまりました。このAPFは、自動車の10,15モードの燃費値と同じ考えです。あるモデルの冷暖房負荷の場合消費効率です。

冷暖房平均エネルギー消費効率(COP)
COP=能力(kw)/消費電力(kw)

通年エネルギー消費効率(APF)
APF=1年間で必要な冷暖房能力の総和/期間消費電力量

ここでメーカー側の話になるのですが、APFの値をいいものにしたい場合、定格の効率COPが良い製品でも中間性能(50%運転)が良くなければいい値が出ないのです。ですから、最近の機種は特にこの中間性能(実は1年を通じての運転状況は全開運転はしていないことの方が多いのです)を重視した傾向にあり、この部分を考えて省エネ具合が進んでいます。(車のエンジンでいう中低速トルクを増やしよく使う街乗りでの燃費向上する特性に仕上げていますといった感じです)
ですので、疑問に思われている大きめのエアコンで、立ち上げて設定温度付近でのチェロチェロ運転が省エネになる傾向です。
構造的には、各社いろいろとインバーターとモーターの特性や、コンプレッサーの方式冷媒制御などで中ー低間がおいしい特性になるように持ってくるようです。
熱交換器の容量の話も一理ありますが、外気温度(室外機の雰囲気温度)の影響の方が大きいです。夏は熱交換の限界値が43℃です。

また、大きめなエアコンを選ぶメリットとしては、冬季の暖房運転時の室外機の熱交換器の霜取りデフロスト(霜除運転)の時間が短くなる。または回数が減ることになります。

結論としては、大きめのエアコンを付けて後悔するは少なく、APFもしくは、中間消費電力量(50%運転時)を参考に御検討されることをおすすめします。

ちなみに私はLDK19帖に6.3KWを取付けておりますが、太陽光のモニターで消費電力確認するとエアコンのみで0.6kwあたりをうろうろしています。(定格は1.8~2.5Kw)

ちょっと疑問に思われている内容と少しずれているような気がしますが、勘弁してください。では

ごんちゃんさん、記事の2倍くらいのコメント、ありがとうございます。さすがプロですね。疑問がスッキリ解消しました。

自動車での例えは非常に分かりやすく、よく理解できました。COPとAPFの関係は定格運転での燃料消費率曲線と10・15モードの関係、APFの最適化は中低速トルクの改善ですか・・・なるほどです。

メーカーさんが中低負荷での性能を最適化されているのなら、その領域で使うように部屋との組み合わせを考えなければいけませんね。大き目をユルユルで使うように。

APFの表示はまだ商用機種のみのようですから、家庭用では全開性能の表示ばかりチューニングされていて、部分負荷のでの効率がそれほど高くない製品もあるのでは・・・と思いました。

19畳に冷房能力6.3KWで1/3くらいの負荷率とのこと。勉強になります。今年の夏は私も冷房の配線をクランプメーターではさんで研究させていただきます。(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« カーステレオの調整・・・破壊?~E32 750iL | トップページ | 構造が分からないとき~特許庁ホームページ »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ottoの本棚

  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

    クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

  • マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

    マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
    読書中

  • バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

    世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

  • 世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

    世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

Shops

  • Ride Out KAWASAKI 専門店
    友人である長谷川氏のバイクショップ。 杉並区善福寺一丁目青梅街道沿い。 KAWASAKI中心に取り扱い。

家作りリンク

家作りガイド

  • 住まいの水先案内人
    家作りに関する技術的な解説、資料、コツ、そして注意点が盛りだくさんです。非常に多くの内容が含まれていますが、それらが分かりやすく整理されています。このサイトを隅から隅まで読んで家作りに着手すれば余程のことがない限り致命的な問題が発生するようなことは避けられるのではないでしょうか。特定の工法、業者に傾いた解説も見当たらず、非常に良いサイトだと思います。
  • 建築家による1000問答の建築よろず相談
    基本的には建築に関係する相談のサイトです。建築士等によるQ&Aが充実しています。運営主体の性質上、建築士による建築計画・監理を強く推し、そのメリットを強調しています。

トレーニング

  • AthleteBody.jp
    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
無料ブログはココログ