ブレーキフルードは縮むのか?
しつこくペダルタッチの件です。
一般に液体は圧力をかけても縮まないということになっていますが、実際にはほんの微かに縮みます。その割合を表すのが体積弾性率という数字です。「自分の体積ぶん縮むにはどれだけの圧力が必要か」を表しています。
これがペダルタッチに影響を与えるかどうか、バカバカしいですが一応確認してみましょう。
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しつこくペダルタッチの件です。
一般に液体は圧力をかけても縮まないということになっていますが、実際にはほんの微かに縮みます。その割合を表すのが体積弾性率という数字です。「自分の体積ぶん縮むにはどれだけの圧力が必要か」を表しています。
これがペダルタッチに影響を与えるかどうか、バカバカしいですが一応確認してみましょう。
少し前の記事で書いた750の燃費、最新の日本車たちと比べればあまり芳しくありません。
しかしながらその責任の大半は、設計的に本当に素直に設定されたギア比にあるように思います。きっとこの車の設計者は、100km/h巡航の燃費よりも、最高速までの加速性能を重視したのでしょう。
しつこく屋根裏換気扇です。(笑)
実は私の実家では昔からこれを取り付けてありました。50~60cmくらいの工業用換気扇で、2階階段踊り場の天井に取り付けられていました。
もちろん室内から屋根裏に排気するように設置してあり、そのサイズから考えると風量は5,000m3/hくらいはあるのではないかと思います。当然、その音はかなりのものでした。
ただし、それが効いたかというと・・・子供心に、あまり効いていたという印象はありませんでした。(笑)
最近、改めて父に確認してみても、
『う~ん、どうかなあ~』
と。(泣)
換気回数は軽く100回/h(!)くらいは出ているはずなんですけどね。
ではなぜ効かなかったのか?今になって考えると、下のような理由が思い浮かびます。可能性が高そうな順に①~④です。
私のステージアのブレーキタッチがいまいちだったので、ディーラーさんに正しいエア抜きの方法を聞いたことは記事に書いたとおりです。忙しくて、というかやる気が出なくて放置していたのですが、昨日、ようやく試すことができました。
作業としては、①ABSのカプラーを外す。②ブレーキマスターから遠い方からX字型にエア抜きする。(左後ろ、右前、右後ろ、左前) だけのことです。
さてその結果・・・
家庭用のコンセントで充電できる電気自動車が開発されたようですね。そのうち電気自動車がたくさん走るようになるのでしょう。
ところで、そうなったらやはり電線も発電所も強化しないといけませんよね。各家庭で自動車の充電を始めたら、その電力はかなりものでしょうから。
インフラの悪い国のように供給電圧を400Vくらいにすれば電線の太さはそのままで良いかも知れませんが、コンセントに触るのがちょっと恐くなりますね。(笑)
先日の断熱材の敷き増しはこちらの記事に書いたとおりです。
そのときに宿題として残っていたのが施工方法の確認でしたが、記事をアップしてすぐに積水ハウスのKさんからメールをいただき、問題のない施工であることを確認できました。
『設計のMに確認したところ当社の施工200mmは100mmを2枚重ねの仕様』
とのこと。ご連絡いただきありがとうございます。やり直しにならずに助かりました。(笑)
また、寒冷地仕様の場合は吹き付けロックウールの200mm仕様にするそうです。きっと隙間や透湿性の問題があるのでしょう。(カタログをよく見たら記載がありました。)
前に紹介したナショナルの屋根裏換気扇、少々高すぎるので自作することを検討中です。
ナショナルさんのものは、屋根裏の高いところ、そして階段室上の2箇所から空気を吸って家の外に出す構造です。屋根裏からの伝熱を防ぎつつ、室内の高いところにある熱い空気を屋外に出すことによって家の中の温度を下げようという考え方のようです。
この構造では、断熱ラインの内側にある階段室からも空気を抜いてしまうわけですから、せっかく冷房された部屋に断熱ラインの外側の熱気を取り込むことになりますし、24時間換気が働いている気密性の高い家の場合は、負圧がそちらの換気と喧嘩して、下手をすると外気が逆流して来るようなことになったりはしないかと思います。
というわけで、私としては、断熱ラインの内側の空気には一切触れず、屋根裏の熱気を外に抜くだけの構造で作りたいと思っています。
10年くらい前、出張で行ったドイツの自動車事情、そして高速道路は私に強い印象を与えるものでした。
『ああ、雑誌に書いてあったのはこういうことだったのか』と、ようやくその意味を実感して、なるほど輸入車にはそれなりの特色があり得るなと認めるきっかけになりました。その後、実際にドイツ生まれの車に乗ることになるまでには少々時間がかかりましたが。
屋根裏換気扇に興味があります。
うちのような天井断熱の家では、2階の夏の暑さを和らげ、冷房費を節約するためには天井の断熱を強化すると同時に、屋根裏の温度を少しでも下げたほうが良いはずです。
この寒い時期に気が早いと言われそうですが、いやいや、暖かい季節になったらもう屋根裏では作業できませんからね。この時期に計画しておかないと。
ただ、大手ハウスメーカーは、この屋根裏換気扇というものをほとんど採用していないようです。効果がないのか電気代がかかるのか理由はわかりませんが。私がググった限りでは、小屋裏温度を下げるために換気を採用、というメーカーはごく一部でした。
一方、設備メーカーからはこのタイプの換気扇が商品として発売されてしました。
ナショナル製の『屋根裏換気システム』です。
このBlog、まずいですね。
記事がとっ散らかってしまっています。
書きたいことが山ほどあるのですが内容がまとまらないうちに流れて行ってしまっている感じです。
テーマを少し絞って書くことにします。
さて、失火を避けるためと信じてその領域での燃調を薄くしていたこの車。
高速道路で頑張った機会に、とうとうエンジンがその無理に耐えきれなくなりました。
『ぼふっ・・・・』
という鈍い音とともにバックミラーに大量の白煙が。
後ろの車はライトを点けて離れて行きます。
要するに
『エンジンブロー』
です。
噂に聞いていたアレです。憧れのアレ(?)です。
『うわ、やってしまった!』
と思うのと、
『やった、これでフルチューンだ!』
と思うのとはほぼ同時。
動いているエンジンをバラしてまでいじろうとは思いませんが、こうなってしまったら、どういじろうと一緒ですからね。(笑)
勢い良くJUNに駆け込んで・・・
ことのところ、ステージア(NM35)のブレーキタッチが甘いことが気になっています。通常の方法ではきちんとエア抜きしているつもりなのですが、前の記事にも書いたとおり、ガツンとブレーキを踏んだときの制動力の立ち上がりがあまりにも緩慢です。ABSが動作を始めるまでに一呼吸。低速だとABSが動作せずに止まってしまう状態です。
色々考えてはみましたが、いくらなんでもメーカーさんがこの状態を意図して売っているとは思えません。プレスリリースにも『摩擦係数の高い新開発パッドを採用した』みたいなことを書いてありましたし。
私の歴代の車の中で一番ひどいこと(?)をしたのがこの車です。
車高調でどう車高を下げても決して超えることのできない『乗用車』の姿に悩んでいた頃に見つけたZ32を買ったため最後には友人に譲ることにしましたが、やはりいじりの程度が進んでしまったことからして一番思い出深い車です。
出生地は某日産ディーラーの中古車センターでした。
この雪で、通勤に妻のカローラフィールダー(スタッドレス付き)を借りました。
私は昔からこの車をかなり良いものだと思っています。車の名前から受けるイメージとは違ってフラットアウトする速度でもしっかりした操縦安定性、軽快な取り回し、実用車として必要十分な動力性能と硬質感のある音振特性などなど。さすが『カローラ』の名前を持つだけのことはあると思います。道具としてのコストパフォーマンスは大いに満足できます。
そして意外なことにそのブレーキはしっかりした剛性感を持ち、サーキットでフェードするかどうかどうかは分かりませんが実用的な利きは極めて良好です。ガツンと踏めばABSが直ちに動作を始め、思ったとおりに車体の速度を下げることができます。
ブースターが利いているときでもペダルがだらしなくグシュッと入ってしまうようなことはなく、踏力にかかわらず高い位置でガッシリと止まります。
で…、そんなフィールダーが特別なブレーキホースを使っているかというと、当然ゴムホース。ノーマルです。
意地になって踏んでもペダルは奥に入らないので…。
ペダルストロークがブレーキホースの所為であるかどうか、余計に分からなくなりました。(笑)
ABSの本を読むと、やはりいくつかの方式があるようです。
前の記事の続きです。
大雑把に現物を確認したので、次は文献をあたってみることにしましょう。
通勤の途中、道路の速度制限について考えました。場所によっては制限速度が低すぎると感じる場所もありますし、逆に場所と状況によってその速度では危ないと感じることもあります。
いったい適切な制限速度というのはどのくらいなのでしょうか。
そもそも制限速度が何のために設定されているかというと、それはおそらく道路を利用する人の安全を確保するためです。『事故の発生率を下げるため』と言い換えても良いでしょう。
検討の条件があまりにも複雑になりすぎるので、この話では車両を乗用車、場所を高速道路に限りたいと思います。
いやあ、実は先日大変な目に遭ってしまいました。
いつもの通勤路(高速道路)を家に向かって走っていたら後ろからやけに車間を詰めて来る車が。でも3車線の道で一番右側を走っていたのですが車が多くて前も横も避けられなかったわけです。
それでもルームミラーでライトが見えないくらい近づいてきて…しょうがないから『少し離れて下さい』の意味でバックフォグを一瞬だけ点けたんです。そうしたら向こうも気付いてくれて車間をぐっと開けてくれた…だけでは済まなかったのです。(泣)
最近の記事、つまらない計算が多いですね。(笑)
目の前の現象自体は見れば分かるのですが、それがいったい何故なのかを知りたくなると、どうしても計算してみたくなってしまって…。
自分が理解したメカニズムにあてはめた計算が自分の見た現象とうまく合えば、私の理解はそれほど外れていないということになりますし、とんでもない結果が出れば、それは自分の理解が間違っているということ。
つまり、自分がちゃんと理解しているのか?という確認になるわけです。
これは某所で見かけた床の塩ビ長尺シートの合わせ目を調整するSSTです。
壁紙の場合は合わせ目を2枚重ねた状態でカッターを入れて半端を取り除きますが、塩ビシートは壁紙よりは硬いので2枚重ねてカッター、というわけには行きません。定規でただ直線に切ることはできるでしょうけれど、下のシートが本当に直線で貼られていなければ隙間ができてしまいます。
どうするのかなあと思って見ていたところ、やはり専用のSSTがあったというわけです。
この週末、天井裏の断熱材を敷きました。作業は思っていたより大変でした。
屋根の中心近くで背の立つところは良いのですが、端のほうに行くと体を入れるにも一苦労です。
下の天井板を踏み抜いてはいけないので、歩けるのは鉄骨の上かブレースの上かに限られます。
吹き抜けがあるのでその横はかなり細い空間になっていたりして、かなりアクロバティックな体勢での作業を強いられました。
午後3時過ぎに作業を始めて終わったのは夜7時。(泣)
そんなわけで今日は体中が筋肉痛です。
しばらく前からCLIE(TH-55)のHotSyncが不調でした。
途中で引っかかって終了しないのです。
進捗表示で見たところでは、『アドレス』か『schedule』で引っかかってる模様。
データをアウトポートしてから取り込んだり、本体をハードリセットして再読み込みさせたりしたのですが改善せず。
しかしふとしたきっかけで、かなり古い予定表のデータが一定期間、不自然に重複していることを発見。
この重複データを削除すると、無事HotSyncが終了するようになりました。
とりあえず直ったのは良いのですが、理由が分からないところが不満です。
何かの設備について一定の期間、その設備を導入し、運転し、最後に廃棄するのにかかる総費用をTCO (Total Cost of Ownership) と呼ぶそうです。
家庭などでは初期投資への注目度が大きくなりがちで、後の維持費まで含めたTCOが製品選択の目安にされることは必ずしも多くないとか。
であれば、というわけでもないのですが、話のネタに、車のTOCを考えてみました。
条件としては私の車、E32 750iLを新車購入後15年で9万キロ走行したものとしました。1日あたりの走行距離は平均25キロ、燃費6km/L、ガソリン価格は変動の真ん中あたりを狙って大まかに1リットル当たり120円としました。(その他、設定はかなり適当です ^^;)
新車購入からその後の維持にかかる費用は・・・
さて、ペダルタッチが特徴的な750のブレーキ。少々大きめの踏力を必要としながらも、その効きはというとかなり良い部類だと思います。
低速から高速まで、ペダルを踏みさえすれば一瞬でABSを動作させるだけの力が出せますし、少々重めの踏力も積極的に運転するのに丁度良い具合です。
『家から出てすぐの小さな交差点で飛び出しに遭っても、きちんと前輪が鳴いて止まる。』
『高速でもガツンと踏めばその瞬間にABSが動作を始める。』
こんなあたりまえのようなことが、メーカー出荷状態で出来るブレーキと出来ないブレーキがあるというのは本当に不思議です。
今まで考えたことがなかったブレーキブースターの倍力効果について今更ですがチェックしてみました。
比較的大型のセダンでは8+9インチタンデムくらいのマスターバックを付けていることが多いようです。
そのブースターが最大でどのくらいの力を出せるかというと、エンジンの負圧とブースターの受圧面積をかければOKなはず。
8+9インチのタンデムだとすると受圧面積が324+410=734cm2。エンジンの負圧を0.7kgf/cm2とすれば513kgf…。
ブレーキタッチのことを考えていて、『ブレーキラインにどのくらいの圧力がかかっているのか?』ということを知りたくなったので計算してみます。雰囲気を掴むために計算しただけなので、数値の詳細は気にしないでください。(笑)
『ブースター倍力比×操作力』から計算するのでは面白くありませんし、ホイールシリンダーにかかる圧力はどうせABSによって制限されてしまうわけですから、ここでは、車両の制動に十分な圧力はどのくらいなのかということから考えることにします。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。
技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが)
そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。
著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。
最近で最も損したと思った本に認定。 (★)
ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)
クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)
バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)
フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)
荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)
世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
素敵なグラビアを堪能。 (★★★)
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