« 明けましておめでとうございます。 | トップページ | ショックアブソーバー交換(2)~E32-750iL »

2008年1月 7日 (月)

ガレージの塗装~その効果

昨年末に完成したガレージ床の塗装。

その後、ガレージで少々作業もしたところで、その効果についてレポートします。

私が使ったのはアサヒペンの「強力防水塗料」です。水性エポキシ系2液混合硬化型の塗料で、施工も非常に簡単でした。(塗装作業についてはこちら)

「水性」ということで、その塗膜の強度が少々心配だったのですが…

結論から言って、今のところガレージ床の塗装として全く問題なしです。

少々値段は高めでしたが、本格的な整備作業を始める前に塗装しておいて本当に良かったと思います。

今までに確認できたのは下のような事柄です。これからガレージ塗装を計画される皆様にご参考いただければと思います。

①防汚性

ダンパー交換の最中にストラットの中のオイルをダーッとこぼしてしまい、『塗ったばっかりなのに~』と思ったのですが…ウエスでさっと一拭きすると何の痕跡も残ることなくきれいになりました。(ホッ) もしも塗っていなければ一瞬でコンクリートに染みが付いてしまっていたでしょう。

今のところ、タイヤマークは気になりません。長時間同じ場所に駐車した場合にはタイヤの色が移るかも知れないので、近々何らかのシートを敷こうとは思っています。

そんなわけで、一般レベルの防汚性という意味では完璧だと思います。

②耐溶剤性

ブレーキクリーナーで拭いたくらいではツヤの引ける気配はありません。短時間であればラッカーシンナーでも大丈夫のようです。ただし、車の塗料ですら膨潤させてしまうというブレーキフルードには耐えられないと思います。(試していませんが)

③耐衝撃性

エポキシ系の塗料は硬度が高い反面、割れやすいという傾向があるそうですが、うちの床の場合は工具をガツンと落としても割れる気配はありません。ローラー刷毛塗りのDIYでは塗膜が薄いせいかも知れません。

④壁との間のコーキングについて

ガレージの壁と床面の隙間に変性シリコンコーキングを入れたおいたのは大正解でした。

先日の作業の後、どうもガレージが油臭いと思ったらガレージの隅に置いてあったゴミ箱から大量の油が。捨ててあった部品からの予期せぬ油漏れです。ゴミ箱はただの段ボールだったので、漏れた油はそのまま床に。そして壁との境にまで流れています。

しかし…、コーキングのおかげで土間の下に油が流れ込むのを防ぐことができました。壁側は積水ハウス標準の基礎塗装がされているので油は滲み込みません。

コーキングするかどうか迷ったのですが、これはやっておいて正解でした。マスキングを含めてもかかるコストは千円ちょっとですし。

ただし、塗装したことで発生した問題も少々。

 

①汚れが気になる

床面がきれいになってしまったため、汚れが目立つようになりました。雨の後ガレージに車を入れたときの泥だとか、ガレージに出入りする自分の足跡などです。ついつい雑巾で拭いて回るはめに。掃除する場所が増えてしまったような気がします。(笑)

②塗装していないところで油が使えない

ピット内の塗装はまだなので、実は今までピットに油が垂れそうな作業を避けていました。例えばデフオイルの交換ですとか、オイルラインのメンテナンスなどです。『汚れてもしょうがないか』でやってしまおうかと思うこともあったのですが、床塗装の効果を見てしまった今ではもう無理です。さっさとピットの床も塗装してしまわないと…作業が進みません。

 

以上、ガレージ床塗装の効果についてのレポートでした!

« 明けましておめでとうございます。 | トップページ | ショックアブソーバー交換(2)~E32-750iL »

家作り」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

DIY」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2022年2月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

ottoの本棚

  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

    クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

  • マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

    マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
    読書中

  • バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

    世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

  • 世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

    世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

Shops

  • Ride Out KAWASAKI 専門店
    友人である長谷川氏のバイクショップ。 杉並区善福寺一丁目青梅街道沿い。 KAWASAKI中心に取り扱い。

家作りリンク

家作りガイド

  • 住まいの水先案内人
    家作りに関する技術的な解説、資料、コツ、そして注意点が盛りだくさんです。非常に多くの内容が含まれていますが、それらが分かりやすく整理されています。このサイトを隅から隅まで読んで家作りに着手すれば余程のことがない限り致命的な問題が発生するようなことは避けられるのではないでしょうか。特定の工法、業者に傾いた解説も見当たらず、非常に良いサイトだと思います。
  • 建築家による1000問答の建築よろず相談
    基本的には建築に関係する相談のサイトです。建築士等によるQ&Aが充実しています。運営主体の性質上、建築士による建築計画・監理を強く推し、そのメリットを強調しています。

トレーニング

  • AthleteBody.jp
    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
無料ブログはココログ