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2008年1月28日 (月)

燃費のこと~走行速度との関係(2)

750の燃費測定の結果がまとまりました。

繰り返し測定の回数が必ずしも十分ではありませんが、結果をグラフにしてみると各ポイントがきれいに並んでいますからある程度の精度は出ていると思います。理科の実験はグラフにしてきれいなら概ね正しい結果を得られているものです。

ただし、その内容は皆さんに大いに批判されそうです。一般に高速向きと思われている車両であるにも関わらず、燃費最良のポイントはかなり低速域にあるという結果になりました。

これは自分としても少々意外で、やはり物理の法則には逆らえないなあというのが素直な感想です。今回は結果だけを記事にしますが、もう少し解析が必要だとは思います。

また、この結果はあくまで私の車両についてはこのようになったというだけのものであって、他の車両でも同じ結果になるとは限りません。是非皆様の追試験をお願いいたします。

測定に用いた車両は'93 750iL、ATはDレンジ固定、タイヤはPlayz225/60R15、ガソリンは出光ゼアスで、実験方法は下のとおりです。(速度計はキロメーターポストで較正済み)

①道路(高速・一般道)の一定区間を一定速度で走行し、その間の平均燃費をOBCで確認した。

②区間終了地点でのOBC表示値を以て各測定における燃費とした。

③測定条件を揃えるため走行速度はクルーズコントロールにて一定に保った。

④車速がクルーズコントロールで設定した速度に十分に落ち着いてからOBCをリセットして測定を開始した。

⑤一つの速度条件に対する測定区間は高速道路の隣り合う二つのインターチェンジ間とした。但し、速度によっては一般道を用いた。

⑥道路勾配等による影響をキャンセルするため同一区間を同一速度で逆方向(上りと下り)に走行して得られた燃費を平均して当該速度における燃費とした。

OBCの燃費計はおそらく燃料噴射の時間と車両速度から燃費を計算して表示しているのでしょうから、今回の実験では実際の燃料消費量が何リットルであったのかまでは確認していません。各速度における燃料消費率の増減傾向を把握したと思っています。

ちなみに、瞬間燃費計を眺めていても道路条件によるばらつきのために値がめまぐるしく変わってしまって平均の値がどこにあるのか分かりませんでした。また、⑥を行わないと値の整理がつかないほどめちゃくちゃな値になります。比較的平坦に見える高速道路でも向きによって1km/Lくらいの差が出ました。特に走行抵抗が小さい低速領域では走行方向による値のばらつきが顕著です。もしも再現試験をされる場合は必ず逆走での確認を行って下さい。

 

さて注目の結果は下のグラフのとおりです。

Fuelconsumption_2

本当はプロットされたポイントを全部お見せしたいのですが、諸般の事情によりここでは近似線グラフの一部だけをご紹介します。前に書いたとおり、この種のラフな実験としてはきれいに結果が出ましたから、少なくとも私の車両における測定としては十分信用に足る値が得られていると思います。

燃費と速度の関係には次のような特性が見られました。

① 50km/h以下では燃費が急速に悪化。

② 60km/h前後で最高燃費9.8km/Lを記録。

③ 90km/h程度までは9km/L台の燃費を維持。

④ 90km/h以上の速度では燃費は低下を続ける。

⑤ 100km/hでの燃費は8.6km/L。

⑥常用域を超えた速度では燃費は悪化を続ける。

近似線を見ると各回転域、車両速度においてエンジン効率と走行抵抗がせめぎ合いをしているのが分かるような気がします。

速度の増加と共にエンジンとしては効率の良い領域に近づくものの、結局は走行抵抗の増加がエンジン効率の変化に勝ってしまうという感じでしょうか。90km/hあたりに変曲点がありますが、残念ながら更に高速領域では反転上昇・・・ということはありません。

 

私としてももう少し高速側に燃費最良のポイントがあるかと思っていたのですが、『そんなはずはない!』と思っても、自分の車で出てしまった結果はどうすることも出来ません。(笑)

結局、私の車の場合、高速道路で燃費を良くする一番の方法は

『法定制限速度以下で走る』

ことであると納得しました。

皆さんの邪魔にならないよう、一番左の車線を80km/hで走れば素晴らしい燃費を記録できることは間違いありません。周囲の状況に気をつけながらがんばります。(?)

 

以上、取り急ぎの燃費レポートでした!

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