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2007年12月25日 (火)

想い出の車たち~Z32(2)

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私にとってZ32は、その存在だけで『特別感』を感じさせてくれた初めての車でした。その低い車高、ワイドな造形、そして十分なコストをかけて作られた専用設計の各部。反りの入ったサイドシルのために車両の保持治具から専用の開発が必要だったそうですし、エンジンルームにツインターボ、ツインインタークーラーを収める設計が難しく、それを諦めてノンインタークーラーで行こうかという話が本気で出たそうです。内装についても仕上げのレベルは比較的高く、満足を感じることのできるものでした。少なくとも当時の日産が、『本気』で開発したことには間違いありません。

写真はビルシュタインのダンパーとプロジェクトμのローターを組んだ時のものだと思います。パッドはおそらくプロジェクトμのHC-Tiatan(kai?)でしょう。ノーマルパッドの特性が一番の問題だったのだと思いますが、HR32やS14と同じφ280のノーマルブレーキでは本当に心許無い状態でした。ローターをオフセットしてR33のφ324のローターを付けると、なんとか満足できる状態になりました。それでも、ブレーキへの負荷は大きかったようで、『それなりの速度』からフルブレーキングすると、窓の横に火花が流れて行ったものです。後続車は『何か接触してないか?』と。(笑)

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このビルシュタインのダンパーにはやられました。何らかの理由で1本のチューブが変形していたらしく、付属のスプリングシートが入らなかったのです。すぐに阿部商会に連絡し、交換してもらいました。ダンパーの印象としては…あまり良い印象はありません。HR31のときにも一度付けたことがあるのですが、やはりブランド買いはダメだということを再確認しました。たしかHR31のときは一瞬でオイル漏れを起こして『ヒルシュタイン』になったような気がします。

サスペンションとしては、やはりこの後に付けたHKSの車高調(Hyper MAX)のほうが優秀でした。乗り心地も悪くなく、収まりも良かったように記憶しています。ただ、メーカー推奨車高のままで走っていたら、それなりの速度で高速道路のギャップを超えた時に底付きを起こして反動で頭を打ちました。(泣)

すぐに10mmくらい車高を上げて、それ以降は快適に過ごせたと思います。メーカー推奨車高というのは、きっとサーキット用の車高なのでしょう。

その他、JUNにてサイドシルのウレタン充填、リアフレームセクションへのウレタン充填(DIY)、フロント&リアストラットバー(メーカー名忘れましたがスチールの一体溶接構造で逸品でした)取り付け等、私としては車両全体のバランスを考えながら手を入れたつもりです。

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これは社宅でZ32をいじっている様子です。同じ趣味を共有する仲間が居なかったので、非常に奇異な目で見られていたと思います。

自宅が出来、ガレージで一人静かに車をいじれるようになった幸せを感じずには居られません。願わくは、このようないじりがいのある車の再来を…。

 

【Z32仕様変遷】(あいまいな記憶による…笑)

(1)フルノーマル

JUNダイナモ 276ps

(2)ブーストアップ①

HKS-EVC 1kg/cm2 HKSリーガルマフラーφ60 ROM(JUN吊るし) 363ps

ビルシュタインショック プロジェクトμ HC-Titan 

(3)ブーストアップ②

HKS-EVC 1kg/cm2 柿本φ80×2マフラー+フロントパイプ ROM(JUN現車合わせ) 386ps R33 φ324ローター

(4)ブーストアップ③

HKS-EVC 1.1kg/cm2 柿本φ80×2マフラー+純正触媒 HKS純正交換インタークーラー ROM(JUN現車合わせ) 396ps HKS Hyper MAX 車高調 (…触媒付きでも全体のセッティングを整えればこのくらいの出力を得られる)

クラッチは、確か(2)くらいの段階でシングルプレートの強化クラッチを壊してNISMOのツインプレートを組みました。これはこれで丈夫だったのですが、レリーズあたりのグリースがすぐに切れてクラッチストロークのたびにキチキチ音が出るのには参りました。度々グリスアップした記憶があります。

そう言えば、トランスミッションもいかれたような気がします。JUNでROMをセッティングするするついでに後期のものに換装したような。具体的に何が壊れたのかは…もう思い出せません。

実はTD-04のタービンキットを用意していて、それを組めば500ps弱は確実だったのですが、そうこうしているうちに750の話が出てきて…Z32はその中古タービンとともに後輩のI君が良い条件で買い取ってくれたのでした。

ショートホイールベースでリア荷重が小さいだけにいわゆるドリフトをさせようとすると少々挙動がシビアな車ですが、総合的な動力性能としては私の所有した車の中で歴代1位だと思っています。

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コメント

次はHR31?! わくわく

そうなんですけどね、記事にまとまらないんですよ。(笑)
ノーマル含めてエンジン・タービン・インタークーラー・ミッション・足、それぞれ3セット・・・。
思えばずいぶん酷いことしたような。

乞うご期待!

リアルタイムで知っていただけに期待大!!
なんか一冊の本になりそうだよね!!
最期のクワガタは写真ある??(爆)

ごめん。あれはR30か

そうです、更に前です。HR30だと書き込もうとしていたところでした。
写真は見つかるかどうか分かりませんね。しかし最後の姿は・・・悲しいので見つけても載せられません!

わたしがご近所様なら、きっと声をかけてましたね。
「楽しそうですね♪」って。(笑)

わたしもクルマ遍歴紹介しよっかな。ottoさんを真似て。(笑)
でも不可解なのが多いんですよね。。。

shaloさんこんばんは。

実家に居たときには隣の小さな子供に『お兄さん自動車屋さん?』って訊かれました。

お父さんが『お兄さんは学生さんなんだよ』って教えてましたけど、きっと彼の頭の中では自動車屋さんであり続けたと思います。

ご近所だったら良かったんですけどね~。

車遍歴、ぜひお願いします。過去を振り返っての感想って、けっこう真実だと思うんですよね。楽しみにしております。

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

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    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

  • 世界文化社: オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)

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    このサイトのおかげで腹筋を割ることができました。無料サイトであるにも関わらず「ダイエットと筋肉トレーニングにおいて本当に必要なこと」が強調され、非常に有益な情報が提供されています。 夏前になると「6パックを手に入れる」的な特集を繰り返し組んで、色々な運動を羅列しただけの雑誌を買うのがバカバカしくなります。 多くの雑誌では、運動の優先度、そして何より時間軸でのトレーニングの進め方が載っていません。 「10回繰り返せるくらいの負荷で3~5セット行う」という書き方をしていることが多いのですが、「じゃあ、今日50kgのウェイトで10回3セット出来たとして、次回もその次も同じようにすれば良いの?」という疑問には答えてくれないことが殆どです。 読者がそう言った疑問を持たなければ毎回同じ負荷で同じことを繰り返し、つまり体は変わらない、ということになるわけで、記事として非常に中途半端であり不誠実です。 全員が6パックになってしまうと雑誌が売れなくなるので大事なところを端折っているのかも知れませんが。 このサイトでは、「行うべき基本」はシンプルで明確なので実行も容易。非常にお勧めです。
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