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2007年11月28日 (水)

古い家電製品の事故

製造から時間が経った電気器具の事故が問題となっていますね。身近なところで使う器具だけに、一旦何かがあると、大きな事故に結びつくことも多いようです。

ただ、作ってから何十年も経った製品に責任を持つというのはメーカーとしてもなかなか難しいのではないでしょうか。初めからそういう設定で耐久性を設計して相応のコストをかければ良いのでしょうけれど、現実にユーザーがそういうことを望むとも思えません。

一定期間を経過した製品についてメーカーが点検を行うというアイデアもあるようですが、非破壊でできる検査なんてたかが知れています。それに、その費用はどするのでしょうか。分解して検査して組み立てるのですから、新品に近い、あるいは新品を超えるコストがかかるのは明らかです。仮にメーカーが無料で点検する形になったとしても、企業がやることですから検査費用が新品の価格に上乗せされることは言うまでもありません。

コストがかかるということは基本的にはエネルギーを消費するということです。いわゆる環境問題という観点から見ても、家庭で使う電気器具のような小型の製品についてそのような点検作業を行って一つの製品を使い続けるということは、必ずしも良いとは言えないのではないでしょうか。

ところで、仮に30年前の車が燃えたらユーザーはメーカーに文句を言うでしょうかね。

車については法定の検査制度(車検制度)があるという違いはありますが、車検を通った直後に車の部品の経年劣化が原因で事故が起きたとしてもおそらく自分の責任になりますし、メーカーに責任を転嫁しようとは思いませんよね。

仮にどこかの部品の経年劣化が原因で私の750が燃えたとして、私がBMWを非難するかというと・・・たぶんそういう気持ちにはならないでしょう。

なぜ家電だけが検査もなしにメーカーの責任を問うような方向に動いてしまうのでしょうか?

けっこう疑問に思っています。

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コメント

うん、うん。
そうだよね!!
エンドユーザでも疑問に思うんだね(泣)

メーカが泣いてるそぶりを見せている影で、部品メーカはもっと泣かされてるんだよ(泣)
エンドユーザには頭を下げ、部品メーカには怒鳴りつけます(泣)

事故、故障もそうだけど、値段も。
うちの場合は、相手がエンドユーザじゃなくてメーカだから。

何で原油価格が上がってガソリンなどの石油製品が小売価格上げて良くて、電子部品業界はあげちゃいけないの??
だって、AgだってPdだってNi、Cuすらとんでもない勢いで相場上がってるんですけど…
かなりトリッキーな方法で部材のコスト削減しても、現場の人たちと一所懸命がんばって歩留まり上げても、貴金属相場の上昇で原価は上がる一方…
お客さんに「電極の地金相場が上がったんで、価格上げさせてください」なんて言ったら「ははは。冗談も休み休み言ってください。で、来期の値下げ率はいくつですか??」とか返されそう…

…なんか理不尽だよな~

投稿: つじ | 2007年11月28日 (水) 22時25分

どちらかと言うと職場では作る方の立場にあるのでエンドユーザーに分類して良いのかどうか分かりませんが…。(笑)
しかし価格の件、さもありなんと思います。
付き合いのある電気屋さんは本当に電線を盗まれたそうですし、実際に電線の見積もり有効期限なんて1週間くらいだとか。
うちの製造設備の価格にも金属相場の影響はばっちり出ていて、SUS316で作る設備なんかは一時の2倍くらいの値段です。つじのところなんかは金属そのもので買うのでしょうからうちなんかよりも被害甚大でしょうね。
「企業努力」とかいう言葉を誰が発明したのか知りませんが、値段の数字しか見ない知らない担当者にそんな言葉を出されると、正直言って「あらまあテレビで覚えたの?」的な気持ちになることがあります。もちろん交渉は大事ですが言葉一つで安くできれば苦労しませんよね。

投稿: otto | 2007年11月28日 (水) 23時09分

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