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2007年10月14日 (日)

スカシバ

Dsc_4584

メキシカンブッシュセージに「スカシバ」がやって来ました。

お分かりになりますか?写真の真ん中近くに飛んでいるやつです。

私は昔からスカシバが好きです。理由は自分でもよく分かりませんが、色や形がなんとなく好みなのでしょう。

分類としてはススメガの仲間。要するに「蛾」です。サイズと姿から蜂に間違われることもあるようですが、毒もありませんし、もちろん刺すこともありません。蛾の仲間の多くが夜間に活動するなか、彼らは昼間が活動の時間です。

食べ物は花の蜜。同じように花の蜜を吸う虫でも、蝶ほど派手ではなく、控え目な感じで飛んで来るちょっと太めのボディー。とても可愛いと思います。(笑)

Dsc_4590

ホバリングしながら花の蜜を吸っているところです。口のところからストローが出ています。花から花へ移動しながら、ずいぶん長いご滞在でした。

動きはばしっこく、写真を撮るのには苦労しました。ニコンD70に70-300mmのズームを付けたのですがAFが全く役に立ちません。あまりにも動作が遅すぎます。やはりスピードを求めるならレンズ内モーターでないとダメですね。

Dsc_4602

一旦姿を見失ってから、しばらくして、他の花にいるのを見つけました。ごゆっくりどうぞ。

ちなみに彼らの幼虫はクチナシの木に付いて葉っぱを食べます。尻尾にアンテナのある大きなイモ虫です。うちでは、庭のクチナシに幼虫が付いてもそのままにしておくことになっています。

 

ところでこの人、ネットの資料で見るオオスカシバとは模様が違うようです。考えてみると昔の記憶にあるスカシバは、もっと緑っぽかったような気がします。何か違う種類なのでしょうか。良く分からないのでこの記事の題名は「スカシバ」にしました。詳しい方にご教示いただければ幸いです。

(2007/10/28追記)その後、ちゅうさんから頂いたコメントにより、この子は「ホシホウジャク」(星蜂雀蛾)であることが分かりました。分類では「スズメガ科ホウジャク亜科」に属すということで、オオアスカシバとも近い仲間であるようです。コメント、大変ありがとうございます。

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日々のこと」カテゴリの記事

コメント

どうやらottoさんとは不思議なご縁があるみたいですね。
実はうちの妻もオオスカシバが好きなんですよ。昔飼ってたとか。(?)
妻もオオスカシバは緑色だと言ってます。
わたしには???です。

えー!実はみなさんに気持ち悪がられるかなあと思いながら記事にしたのですが・・・。
かなりマイナーな趣味なのに本当に不思議なご縁ですね。驚きました。
というか、スカシバって飼えるんですか?
かなり大きな入れ物が必要なのではないでしょうか・・・??

しかし・・・私がスカシバだと思って愛でている彼らが本当にスカシバなのかどうかが疑問になりました。(笑)

ホシホウジャクと言う子もいるようです。結構、検索するとHITします。

わ!この子だ!「ホシホウジャク」ですか。大変ありがとうございます。謎が解けてスッキリ、スッキリです。

スズメガ科ホウジャク亜科ということで、姿が似ているとおり、オオスカシバとも近い仲間なんですね。

しかし、ということは、オオスカシバには永らくお目にかかっていないということに。いったい何処に行ってしまったのでせう。

この記事へのコメントは終了しました。

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

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    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

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