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2007年10月31日 (水)

ウッドフェンスづくり~扉の取り付け

Dsc_4651

側板を張り終えた段階で扉のぶんの材料が足りないことが分かったウッドフェンス作り。次の週からは週末の出勤が続くことになっているので、なんとしてもこの日のうちに終わらせなければなりませんでした。とにかく材料が無ければ話にならないので、取り急ぎ近所の島忠へ。

側板にする材料は前日の買いだしで全て私が買い占めてしまったのですが、幸いにも今回足りなくなった扉の枠組みに使う材料(38×64mm)はまだ在庫がありました。

家に戻った時点で、既に日は大きく傾いていました。日没まであと2時間もないでしょう。

「作れotto、日はまだ沈まぬ」

などと言いながら、さっそく工作再開・・・なんですが、新しく買ってきた材料ですから、当然、塗装から始めなければなりません。日も傾き、塗料の乾きも遅い中でこれはきつい状況です。

もはや当日中の完成は不可能かと思ったところ・・・思わぬ援軍が!

「塗装は任せろ!」

妻でした。

目が三角になって刷毛と丸鋸を振り回している人を見て哀れに思ったのだと思います。

Dsc_4652_2

そんなわけで私は加工に集中。まずは扉の外枠を作ります。ポスト横の扉を作ったときと同じく、丸鋸の刃を45度に傾けて材料を切断し、切断面を突き合わせてコーススレッドで固定すれば外枠の完成です。

45度突き合わせの部分をピッタリと合わせてネジ止めするには若干のコツのようなものがあります。普通に突き合わせ部分をピッタリ合わせてネジを締め付けると、ネジを締め付けたときに材料どうしが滑って突き合わせがずれてしまうのです。突き合わせ面が傾斜しているため、ネジの引っ張り力が横方向にも作用してしまうのが原因です。

したがって、突き合わせ部分をピッタリ合わせて仕上げるには、奥の材料が手前に引っ張られたときに丁度良いように、材料を予めずらした状態でネジを入れると良いようです。ずらす量は斜面の長さにして、だいたい5mmくらいが目安です。つまらないことですが、やってみて気付いたのでメモしておきます。

Dsc_4653

さて、組みあがった枠には、側板を受けるための受け材(38×38mm)を取り付けます。

Dsc_4654

この受け材の上に1×4材(19×89mm)を張り付ければ扉の完成です。とは言っても、上から下まで12枚が必要で、1枚ずつ切っては面取り、塗装、とする必要があるので結構な手間がかかります。面取りする辺の数で言えば12枚×両側で8辺=96辺、ということ。単純作業なのですが侮れません。

Dsc_4658

そしてほとんど日が落ちかけたころ、ようやく扉を取り付けることが出来ました。扉が少し重めだったので、蝶番は3個使ってあります。

これでようやく道路からの視線を気にすることなく、バーベキュー、庭いじり、そして昼寝(?)を楽しむことが出来ます。

Dsc_4660

扉を開けたところです。幅は900mmとってあるので、何か荷物を抱えたままでも十分に通ることが出来ると思います。そのかわり、ベンチの幅が狭くなってしまったのですが。

Dsc_4661

駐車スペースの方から見るとこのとおり。扉の無い状態では道路からでも庭の向こうまで丸見えです。庭で何かしようにも、ちょっと落ち着きません。

Dsc_4663

でも、扉を閉めてしまえばこのとおり。落ち着いて遊べそうです。

Dsc_4662

前の記事でも書きましたが、物置の左のスペースにはゴミ箱を置く予定です。もちろん扉は付けるのですが、そこまでは間に合いませんでした・・・。

Dsc_4666

道路からも記念撮影。この時、周りはもうかなり暗くなっていました。空が日暮れの雰囲気を感じさせます。こちら側の道路は4月までには舗装される予定。今のところ、妻の車が埃まみれでかわいそうです。

 

と、いうわけで、ウッドフェンスはどうにか目標のところまでは完成。でも、最後の妻の援軍が無ければ終わっていなかったでしょう。感謝です。

残工事は、

  1. 物置横の扉の製作と取り付け
  2. ウッドフェンス自体の土間への固定 (アンカーかモルタル)
  3. 扉の鍵の小改良
  4. ウッドフェンスからウッドデッキを照らす照明の取り付け

というところ。

他にも妻から受注(?)を受けている仕事があるので、しばらくはDIYのテーマが尽きません。なかなかいっぺんには出来ませんが、時間があるときにちょこちょこ進めて行くつもりです。

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コメント

完成おめでとうございます!
ピッタリと収まっているところが、さすがottoさんですね。

ピッタリと言えば、クリックして拡大した時の画像のサイズが我が家のモニターのサイズにピッタリになってます。
サイズ調整されたのでしょうか?

実は、ottoさんの掲載される画像が大きすぎて表示仕切れないことが密かな悩みだったんです。(笑)

お褒めにあずかり恐縮です。本当はまだゴミ箱スペースの扉を作らないといけないんです~。(笑)
画像サイズの件、すみませんでした。縮小するのを忘れてアップしてしまっていたようで。ちゃんとチェックするようにしますね。
ありがとうございます。

この記事へのコメントは終了しました。

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

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  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

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