« ウッドデッキ作り(5) | トップページ | メガてりやき »

2007年6月 9日 (土)

刃物の研ぎ方

突然ですが、刃物の研ぎ方講座です。

刃物を研ぐというと、多くの皆さんは刃物の刃を前にしてシュキシュキと前後に動かす動作をイメージするのではないでしょうか。

確かにカンナの刃ですとか、ノミの刃ですとか、そういう刃先が真っ直ぐな刃物を研ぐときにはその研ぎ方で良いのですが、包丁のように、刃先がカーブした刃物を研ぐのには向きません。曲がったものを平らな面に当ててもうまく接触しないというのがその理由です。

ではどうすれば良いのかというと、けっこう簡単なんです。

Img_4879

まず、砥石は横向きに置きます。刃の根元を砥石に当てて・・・、

Img_4880

刃物を手前に引きながら、刃先の方向に進めます。ちょうど、砥石の表面を薄く削り取るような感覚です。刃を砥石に当てる角度は20度くらい。

手(腕)の力で刃を動かそうとすると刃先の角度が一定しませんから、柄を持った右手の肘は脇腹にくっ付けたまま、胴体を回転させて砥石の上に刃を走らせます。

研がれた刃先を光に反射させて見たとき、研がれた面が一直線になっていることが目標です。凸面になっているのは通称ハマグリ刃。強度を求める刃ではわざとそのように研ぎますが、普通の刃物は一直線です。

Img_4881

反対側も同じように根元から刃先へ向かって刃を滑らせます。

Img_4882

利き手の関係で右利きの方はどうしてもこちらの刃の方が研ぎにくく感じるはずです。

両側から研いで刃先を触ったとき、研いだ反対側にバリが感じられるようになったらとりあえず、砥石での研ぎ作業は完了です。

革か木材かに、砥石とは逆の方向に刃を擦り付けて刃先を整えます。刃を触って、刃のどちら側から触ってもバリが均等に感じられる状態になればOKです。

引き切りで使う普通の洋包丁を研ぐには#1000のWA砥石が良いでしょう。

押しても切れるような剃刀の切れ味を求める場合は、このあとセラミックシャープナーで刃先をさらに整えます。(これについてはまた別記事で)

まともな焼入れがなされた刃物の場合、きちんと研げば産毛が剃れるくらいの切れ味にはなるものです。

是非お試しあれ。

|

« ウッドデッキ作り(5) | トップページ | メガてりやき »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ウッドデッキ作り(5) | トップページ | メガてりやき »