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メーカー選びの続きです。
各メーカーさんとも、自社の良いところは大きく宣伝しますが、悪いところが資料に書かれていることはありません。また、ごく当たり前の性能や構造を、さも特別で素晴らしいものであるかのように書いてみたり・・・。
それでもカタログに書かれている内容であれば他との比較でそれが本当なのかどうか判断できるのですが、やっかいなのが実際の施工レベルです。
メーカーは自社の施工レベルについて、「うちは中の下です」などとは絶対に言いませんし、工事現場を見に行っても、いわゆる見学会でない限り、なかなか細かいところまで見ることは出来ません。
ユーザーが不満、トラブルと感じる事象が起きているのか、いないのか。評判が気になります。
突然ですが、私たちの家作りもようやくひと段落ついてきました。このあたりで、自分の家が出来上がってからようやく気付いたことを、思いつくままに書いてみようと思います。
とりあえず、メーカー選びからです。
自分ではサボってしまったのですが、これから家を作ろうと考えている方は、ぜひ、各メーカーの建築中の物件を見に行くことをお勧めします。
カタログや展示場などで数社に目星をつけ、一応の仕様を頭に入れてから行けば、かなり多くのことが分かるのではないかと思います。
会社で毎年の健康診断がありました。
結果、なぜか指摘事項なしでした。今までは毎年のように高脂血症と肥満(笑)の指摘があったのに。
体重は6kg近くの減でベンチプレスも上がらなくなっていて健康とは如何に??
やはり蛋白質の過剰摂取だったということでしょうか。
それはそれとして、検診といえば出てくるBMI。でも、この数字ってすごくいい加減だと思います。
体重と身長の2乗との比を見ているわけですから、身長が高ければ高いほど、痩せ型でなければBMIが基準をオーバーしてしまうわけです。
本来であれば質量は寸法の3乗で見るべきでは・・・?と思います。
もちろん、そういう計算をしたときに死亡率との相関が・・・という話は分かるのですが、自分よりも遥かに太って見える人でも、身長が低ければBMIで”肥満”の指摘になっていないところが納得行きません。
ま、いいんですけどね。(笑)
今週末は勝手口横の目隠しを作りました。私たちの家のポストは勝手口横にあって、雨の日でも濡れずに投函物を取り出せる仕組みなのですが、今まではこの部分が外から丸見えでした。
また、園芸用の砂だとか肥料だとかをポストの下のスペースに置くようになったので、どうも雑然として見栄えが良くありません。そんなわけで、ぜひ目隠しが必要になったのです。
外観的にも、モノクロだったところに茶色が入り、「人の暮らす家」という感じが出たように思います。このあたりの感覚って・・・正直言って今までは実感ありませんでした。他のところにも色々と使えたらと思います。
近所で積水ハウスの完成見学会があったので、古民家に行った帰りに回ってみました。会場は区画整理が進む一角でした。道の途中には積水ハウスさんの賃貸物件(シャーメゾン)が建築中。基礎幅が大きくてアンカーも太いので、おそらく3階建ての物件でしょう。
こちらの建物でも基礎はピカピカでスタッドボルトはビシッと整列しています。スタッドがずれているとかそういう問題とは本当に無縁に見えます。(足らないとか忘れとかは別ですが(笑))
日曜日、近所にある「古民家」を見てきました。全部が全部、”本当の木造”です。
これは、このあたりに昔からあった”旧なんとか邸”を、市が移築、保存したものだそうです。私には茅葺なのか藁葺きなのか区別がつきませんが、きれいに切り揃えられた深い軒が素敵です。
近づくと、ふと昔の祖祖母の家を思い起こさせるにおいが。何のにおいか分からないのですが、何か記憶の引き出しが開くような気がしました。
ウッドデッキ作りの教科書に
「完成後は速やかに宴会を開くこと」
と書かれていたので、日曜日も7時を過ぎてからデッキとコンロ(と自分のお腹)の慣らし運転を行いました。6時半ころに急いで材料を買いに行き、バタバタと着手します。
まずはコンロにガスを装着して点火です。「ダブルバーナー」ではなく「ツーバーナー」と言うんですね。前の記事で名前を間違っていました。
ウッドデッキ作りにあたっては、何冊かの本で勉強させていただきました。
支柱の部分にサンドイッチ工法(2×4材を重ねて柱にする方法)を薦める本、周りの造作に凝った本など、作り方はその本によって色々です。DVDが付いている本もありましたが見ませんでした。最初から最後まで見るのに時間がかかるので。(笑)
ようやくウッドデッキが出来上がりました。デッキ材に塗料(ニッペ・ウッディガード)を塗ったのでだいぶ赤っぽい色になりました。自画自賛ですが、庭の緑によく映えているように思います。
色を選ぶにあたっては、もう一段白っぽい「メープル」とこの「ケヤキ」で迷ったのですが、どうせ時間が経てば退色するだろうということで、少し色が濃い「ケヤキ」を選びました。私としては、色が濃すぎるほどでもなく、良い感じだと思っています。
今週末はウッドデッキに階段を作ろうと思っています。土曜日に一気に作業を終わらせたいので、週末を待たずに材料を仕入れ、外が雨だったのでガレージの中で塗装してしまいました。当日に塗装して乾燥を待って・・・というとそれなりに時間がかかりますからね。
ただ、直射日光の下で塗るのと比べると乾燥にものすごく時間がかかります。1時間くらいしてもまだペトペトしている状態でした。車を寄せなかったので作業場所も狭いですし、あまり効率が良いとは言えません。
階段の下に敷くピンコロを埋めて水平を出して・・・と、頭の中では計画ができているのですが、いつでも予定外のことは起きるもの。うまく出来ますように。
奥に見えているのは先週仕入れたコールマンのダブルバーナーです。今週の日曜日にはデッキでこれの試運転!と思っています。
突然ですが、刃物の研ぎ方講座です。
刃物を研ぐというと、多くの皆さんは刃物の刃を前にしてシュキシュキと前後に動かす動作をイメージするのではないでしょうか。
確かにカンナの刃ですとか、ノミの刃ですとか、そういう刃先が真っ直ぐな刃物を研ぐときにはその研ぎ方で良いのですが、包丁のように、刃先がカーブした刃物を研ぐのには向きません。曲がったものを平らな面に当ててもうまく接触しないというのがその理由です。
ではどうすれば良いのかというと、けっこう簡単なんです。
水はけ改善のため暗渠の設置と表土の入れ替えについては庭造りの記事の中で詳しく書いていなかったので、何かの参考になればと思い、ここで記事にしておきます。
以前の記事で書きましたとおり、私たちの家の庭は水はけが非常に悪い状態でした。区画整理で掘り起こした柔らかい赤土の下に水を通しにくい粘土層があるために、雨が降ると土が大量の水を吸い込んでそのままになってしまうのです。おまけに、家が傾斜地にあって上の土地からの水が流れ込んで来ることもあり、特に寒い時期の大雨の後は、一週間経っても庭がぬかるんで歩けないような状態でした。
また、水はけの話と矛盾するようですが、この赤土は水を含むとものすごくぬかるむくせに、ちょっと雨が降らないと、表面だけは簡単に乾いてしまいます。そんなときは庭がまるで火星の表面のように(?)なってしまうのです。
水浸しになるわ乾燥するわ、そんな状態では植物に良いはずがありません。庭いじりを始めるために、この水はけの改善と、表土の入れ替えは必ず必要な作業でした。
「○○社から添付ファイルのとおり問い合わせが来ております。転送しますのでよろしくお願いします。 」
例えば営業担当者からこのような連絡を受けたことはないでしょうか。
私はこの手の連絡がとても嫌いです。
なぜなら、その担当者としての考えが全く入っていないからです。これでは単なる伝言でしかありません。とても”仕事”をしているとは言えません。(もちろん上の伝え方で十分な場合もありますが)
しまいに、あて先に複数の人が含まれていたりすると、誰からの回答が欲しいのかすら、さっぱり分かりません。
私が求めたいのは、
「○○社から添付ファイルのとおり問い合わせが来ています。回答期限は○月○日となっていますが、同社に関しては過去に同種の不具合が発生した経緯がありますので、先方指定の期日よりも早く、○月○日までに、まずは事実ありのままの回答をください。内容を検討のうえ、当方にて回答方法を考えます。」
という、自分の職分における判断を加えた連絡です。
技術部門でよくあるのは、自分の職分の範囲での考察と判断を行わず、実験結果等のデータだけを送ってくるケースです。これも同じ理由で嫌いです。
さきほど受け取ったメールにイラっときてつい書き込んでしまいました。
すみません。
さて、妻が前から欲しがっていた” 物置 ”を注文してきたようで、私のDIYのテーマが、またひとつ出来ました。
題して
「見栄え良く物置を収める計画」(?)
です。
物置は主に庭いじりのための土だとか肥料だとか植木鉢だとか、そういうものを入れるために置くのですが、妻の駐車スペースとウッドデッキとの間に置こうとしているため、上の写真でお分かりいただけるように、そのままではウッドデッキからのっぺりとした物置の背面が丸見えになってしまいます。
そういうわけで、
「物置を囲って隠しながら、ウッドデッキが外の道路から丸見えにならないように駐車スペースとデッキの間の目隠しになるような造作物」
を作ろうと思うのです。
これから、ユーザー様(妻)の意向を聞きつつ、計画して行きます。
前回の購入で品切れになってしまったデッキ材がお店(スーパービバホーム)に入荷したそうです。
木材カットの最終受付は18:30ですから、会社を定時で飛び出すことができれば、なんとかカットを頼んで持ち帰ることがでるでしょう。
今週末の作業は、
の予定です。
仕上げなしのつもりで選んだデッキ材ですが、実際に組んでみるとリブ加工のせいでデッキ表面にけっこうな毛羽立ちがあります。手で触るとトゲが刺さることがあるので、表面は滑らかに仕上げなければなりません。
凹凸があるのでサンディングではうまくいきそうになく、ワイヤーブラシで擦るぐらいしか方法がないかなあと思っています。
ああ、そう言えば何かのときに買ったサンディングブラシがあったような。あれをディスクサンダーに取り付ければ・・・。
って、まだ水曜日ですよね。
働かないと。(笑)
まだ未完成ではありますが、だいたいの様子が見えてきたところで表題の件です。
一般的には、リビングと同じ高さでウッドデッキを作ると、リビングとデッキが一体化して広く感じる・・・というように言われていますよね。
さて、うちの場合は・・・どうでしょうか。
デッキは面積にして7畳ちょっとぶんあるのでリビングと一体化して見えればだいぶ広く感じるはずですが・・・?
う~ん、微妙ですねえ。(笑)
開口が非常に広い折り戸であればそういう印象が強くなるのかも知れませんが、うちのように普通の引き戸の場合は窓枠が邪魔して、それほど一体感があるという感じではありません。したがって、室内からの印象も実はそれほど変わらず・・・と思います。
ただ、デッキの上から室内を見ると少し広く感じるような気はしますので、そういう効果がないこともない・・・かな?すみません、よく分かりません。
デッキ作りには毎週必ず ”おまけ” が付いてきました。
強烈な筋肉痛です。(笑)
先週は下半身の腿のあたりからお尻にかけて。今週は足腰全体という感じです。特に先週は、月曜日の会社でカクカクしながら歩いていました。
確かに組立作業では普段しないような格好をしたり、その姿勢で力を入れたりします。しゃがんで立ち上がる動作の回数だって、きっと1日数百回にもなるでしょう。
しかしあくまで ”軽作業” の連続でこうまで筋肉痛になると、普段いかに下半身の筋肉を使っていないかといいうことを感じざるを得ません。
下半身の筋トレって難しいし・・・どうしましょう。(笑)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。
技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが)
そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。
著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。
最近で最も損したと思った本に認定。 (★)
ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)
クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)
バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)
フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)
荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)
世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
素敵なグラビアを堪能。 (★★★)
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