ウッドデッキ作り(1)

今週末は天気も良く、絶好の工作日和でした。金曜日の雨で木材が濡れてしまい、ちょっと土曜日の塗装は無理かなあと思ったのですが、作業を始めるころには、もう完全に乾いていました。
そんなわけで、まずは木材に塗料を刷毛塗りしました。塗料はニッペの「ウッディガード木部保護塗料」というものです。もう少しマニアックな油剤を仕入れようと考えてはいたのですが、結局は木材を買ったスーパービバホームで手近にあったものを一緒に買ってしまいました。
刷毛塗りは主に妻の仕事ですが、木材はけっこうな量の塗料を吸い込みますので、塗り終わるのには思ったよりも時間がかかりました。ただ、天気が良かったので指触乾燥まではそれほど時間がからず、塗りながら次の作業に移ることができました。

組立作業はまずここから。梁になる2×6材に、予め作っておいた足を取り付けます。取り付けには4.2×75mmのコーススレッドを使い、ネジ込みにはもちろん電動ドライバーを使います。インパクトドライバーを勧める記事もあるようですが、今日の作業の感じでは、特にそこまでのトルクは必要ないように感じました。もっと硬い木材を使うときにはインパクトが必要になるかも知れません。
6本の梁には全部で18本の足を取り付けるので、その位置決めのために治具を作りました。治具といっても、足の間隔に合わせて切ったただの木材で、足の間にこれを挟んで間隔を決めるのに使います。写真で梁の下に見えている色の薄い木材がその治具です。ごく簡単な治具ですが、これがなければ18本の足を取り付ける場所の全てに、いちいち寸法を測ってマーキングしなければなりません。作業はかなりはかどりました。

ネジはこのような型紙に従ってネジ込んで行きます。これも1箇所ごとにゲガくのは面倒ですから。合計108箇所なので。

直交する木材の組み立てにはシンプソン社の金具を使いました。ネジは4.2×32です。鉄板が薄いので強度はそれほど期待できないように思いますが、デッキ材を上から全部ネジ止めしてしまえば問題ないでしょう。(おそらく使い方も逆だと思います)
念のため、木口方向から75mmのコーススレッドを3本ほどネジ込んでおきます。

直交する梁と組み合わせるとこんな感じになります。実際に組んでみるとそれほど弱くもなさそうです。長辺方向の梁は長さの都合で途中で継ぎ足しました。切断面の直角度が信用できませんから、クランプで添え木を当てて直線を出しながらネジを締めつけます。

午後からの作業で、夕方までになんとか大枠を組み終わりました。とりあえず水平器でレベルを出して今日の作業は終了です。足の下にアジャスターを付けてあるのでレベルの調整は簡単ですが、束石を使って組もうとしたら、このレベル出し作業はかなり難儀するのではないかと思います。
どうか明日も晴れますように。
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