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2007年5月 6日 (日)

LCA(ライフサイクルアセスメント)

最近、色々なところでCO排出量削減についての議論を目にするようになりました。車について言えば、生産、使用、廃棄 を通じたCO排出量を削減しようとする動きです。燃費の悪い車に乗る身としてはけっこう気になります。

今後も毎年一定の距離を走る場合、果たしてCOを排出して既に作られてしまった車を廃棄して新しい燃費の良い車に乗り換えることがCO排出量を削減することになるのか、それとも、新しい車の製造のためにCOが排出されないよう、古い車に乗り続けたほうがCO排出の削減になるのか?

その結果によって自分がどう行動するのかは別として、自分のやっていることはきちんと把握しておく必要があると思うからです。

そこで今流行のLCA(ライフサイクルアセスメント)の資料を見てみました。各メーカーから資料が出ていますが、とりあえずはトヨタプリウスの資料です。

トヨタプリウスLCA資料

細かい内容については各位でご確認いただくことにして、これを素直に読むと、

「プリウスを作るために排出されるCOの量」=「”プリウスクラスのガソリン車”を4万キロくらい走らせたときに排出されるCOの量」

ということになるようです。

また、

「”プリウスクラスのガソリン車”などは新車でも即刻潰してプリウスに乗り換えたほうが10万キロ走行時点までのCO2の総排出量は少なくなる。」

とも読めます。

この資料によれば、自動車の製造に関連して排出されるCO量は私の想像よりも少なく、支配的なのは使用状態でのCO排出量ということになるようです。

メーカーの資料というのは謳いたいことを謳うためのものですからその主張を鵜呑みにすることはできませんし、製造時の排出量に何を含めているのか等、考察の余地は多分にあるのですが、

「車の製造に伴うCO排出を考えると、古い車でも廃棄せずに乗り続けることがCO総排出量を抑えることにつながる」

というのは、どうも間違いのような気がしてきました。

ごめんなさい、分かっていながら乗らせていただきます。

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