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2007年5月22日 (火)

自動車税~割り増し

自動車税の通知がやってきました。

  • ステージアは排気量2リットル超2.5リットル以下なので45,000円。
  • 750は排気量4.5リットル超6リットル以下なので88,000円・・・ではなく、「新車新規登録から13年経過したガソリン車」なので、1割増しの96,800円。

合計は、なんと 141,800円です。(泣)

しかし、750の割り増しというのは如何なものでしょうか。新車登録からの経過年数だけで「環境に与える影響が大きい自動車」ということにされているわけです。(あの車については否定しませんが)

結局、誰のためなのか自動車税を高くして保有を諦めさせ、環境問題を口実に他の新しい車に乗り換えさせようという魂胆なわけです。

「中古車(リユース)なんてやめなさい。古い車はとにかくゴミにして捨てなさい。そして大きなエネルギーを使って作った新しい車を買いなさい。」

ということなんですが、そんなことをせずに保有を許しておけば廃棄せずに済む車を、どうにかしてゴミにしようとしているわけです。

制度の設計として何を考えているのか理解できませんが、実際は買い替え需要喚起による景気対策と、税制が環境問題に配慮したことを示すためのアピールの意味でしかないのでしょう。

もしも本気で税制によって二酸化炭素の排出量を削減しようとするのなら、そんな中途半端な自動車税の調整ではなくて、燃費と走行距離に応じて税金を決めるのが筋ではないかと思います。

簡単には、ガソリン税を上げてしまうことでしょう。

燃費10km/Lの車が1年間で2万キロ走るとして、消費するガソリンは2000L。排気量が2リットルなら自動車税は37500円ですから、ガソリン1リットル当たり税を18.75円上乗せすれば全体として税収は保てます。その場合、自動車税は廃止します。

750のように燃費5km/Lの車が2万キロ走ると4000Lのガソリンを消費します。自動車税は96800円ですから、24.2円の上乗せです。概ね20円程度の上乗せで良いのではないでしょうか。

これは一見、たいへんな増税のように見えますが、車の維持費と言うくくりで総合的に見れば、ただ単に自動車税がガソリン税に化けただけです。自分に選択の余地が与えられただけ良いとも考えられます。

そうすれば、あまり乗らない古い車は捨てずに済み、たくさん乗って燃料をたくさん消費するユーザーは、より自然に燃費の良い車に買い換えようとするでしょう。もちろん、事業用については必要な軽減措置をとらなくてはいけません。

こんな方法、如何でしょうか?

まあ750について言うと、自動車税が割り増しと言っても高々1割です。金額にして8800円。冷静に考えれば自動車税を8800円節約しようとして車を乗り換えていたら、とんでもない赤字です。あり得ません。

そんなわけで、そもそも「割り増し分のそのお金はどう使うの?環境が良くなるの?」という疑問もあることですし(笑)、自動車税の誘導には騙されず、のんびり車と付き合って行くことにします。

あんなにきれいな車をプレスで潰すことを考えたら、本当に

「MOTTAINAI」

ですから。

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