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最近、車のボディーにつく水垢汚れが減っているように感じるのは私だけでしょうか?
以前は雨が何回か降れば必ずドアミラーの下あたりに黒い筋状の水垢汚れが付いていたように思いますが、最近では雨が何回降ってもそれほどの汚れは付かないように思います。
Z32に乗っていたころは、屋外駐車で車の色が白かった(ホワイトP)ため水垢がとても気になりました。E32(シルバー)に乗り換えたころも、まだまだ水垢を気にしていた記憶があります。
ところが同じ屋外駐車でも、数年前からは、特に水垢が気になたっという記憶がありません。だいたい3年前(2004年)くらいからです。
何故でしょうか。車もワックスも変わっていないので、単なる私の勘違いでなければ、何らかの理由で黒い水垢になる物質そのものが空気中から減っているとしか思えません。
言い方を変えれば
「空気がきれいになっている」
ということでしょう。
今週末は天気も良く、絶好の工作日和でした。金曜日の雨で木材が濡れてしまい、ちょっと土曜日の塗装は無理かなあと思ったのですが、作業を始めるころには、もう完全に乾いていました。
そんなわけで、まずは木材に塗料を刷毛塗りしました。塗料はニッペの「ウッディガード木部保護塗料」というものです。もう少しマニアックな油剤を仕入れようと考えてはいたのですが、結局は木材を買ったスーパービバホームで手近にあったものを一緒に買ってしまいました。
刷毛塗りは主に妻の仕事ですが、木材はけっこうな量の塗料を吸い込みますので、塗り終わるのには思ったよりも時間がかかりました。ただ、天気が良かったので指触乾燥まではそれほど時間がからず、塗りながら次の作業に移ることができました。
「ダイオキシンは猛毒だ」
と言われていますが、対象を人間に限って議論した場合、果たしてそうなのでしょうか。
「ダイオキシン」という名称が、かなり広い範囲の物質の総称である事を無視しても、結論から言ってしまうと、「そういう明確なデータは存在しない」というのが正解のようです。
突然ですが、
「国が(政治家が)無駄遣いを止めれば福祉はもっと充実できる。」
という主張を時々耳にします。
ある事業で何十億円の無駄があったとか、総事業費何百億円のプロジェクトとかいう話を聞くと、そういう数字に現実感がないために漠然と「巨額の無駄だ。そんな無駄が無ければどれほど・・・」と思ってしまいますよね。
では、その無駄の生じている公共事業の予算規模と、既に福祉に充てられている予算の規模を比較してみるとどうでしょう。
ちょっと資料を当たってみたのですが、仮に公共事業を全廃しても、劇的に福祉予算を増すことなど出来ないことが分かりました。ましてや無駄を排除した程度では全く効果がないことが分かります。それほど一般歳出に対する社会保障費の割合は既に大きくなっているのです。
もちろん、無駄が良いと言っているわけではありませんが、分別あるべき有権者としては、マクロを無視して票集めのための重箱の隅をつつく様なパフォーマンスばかりをする人々、そしてそれに乗ってしまうマスコミの軽薄さに騙されてはいけないと思います。
疑問に思われる方は、ご自身で数字を集めてみてください。その方が納得できることでしょうから。
エンジンルーム内の作業をするには照明がいまいち暗かったので、ガレージのスポットライトを追加しました。
今までは75Wのダイクロハロゲン×6灯だったところ、エンジンルームの上に同じ器具をを2個追加です。
スポットの向きを調節したこともあって、ボンネット上面で約200lxだった照度が500lxを超える程度まで明るくなりました。斜めから光を当てているので自分の影もできにくく、実際に作業をしてみても十分な明るさです。
ガレージのサイズはW3.5m×L6.5m×H3.5mです。これからガレージを作られる方にご参考いただければ幸いです。
合計600Wを長い時間点け続けるのは電気代に悪そうで少々気が引けますが。(笑)
数日前、勤務先のPCにメールが1件も入ってこない日がありました。
送受信ボタンを押すと、エラーメッセージもなくとりあえずは動作が終了しているので
「ああ、たまたま誰もメールを送ってきていないんだな。」
と思っていたのですが、昨日になって同僚から
「送ったメール見てくれましたか?」
と言われてしまいました。
今回の自動車税納税通知は転居先に郵便の転送サービスで届けられました。本来は陸運で住所変更の手続きをしなければならないのですが、正直言って忘れていました。
妻が「インターネットで住所変更の手続きができるようだ」というので納税通知と一緒に入っている案内を見ると、確かに「住所の変更手続きについて」と書いてあり、インターネット経由で手続きができるようです。
「役所がそんなに良いサービスを?これも時代の流れか。」
などと考えつつ、案内のとおりに手続きを始めると・・・。
はい、時代は流れていませんでした。期待どおりです。(笑)
環境問題云々についてはまた今度、時間のあるときにじっくり書きたいと思っていますが、地球温暖化と絡めてよく話題になる「二酸化炭素排出量」について、「トヨタプリウスLCA資料」にある、自動車の製造と使用に関係する二酸化炭素排出量を簡単に計算してみたいと思います。
トヨタの資料によると自動車の使用状態における二酸化炭素排出量(燃料由来)は、製造に必要な二酸化炭素排出量に対して大きいので、いわゆる燃費の良い車に乗る(乗り換える)ことによって全体の二酸化炭素排出量を減らすことができるということになっています。
ただ、以前の記事でも書いたとおり、二酸化炭素排出量というのは、集計の境界条件次第で如何様にも変わります。産業というのは人が居なければ成り立ちませんし、人は産業がないと暮らして行けませんから、自動車に関わる二酸化炭素排出量を求めるのであれば、工場で使われるエネルギー以外に、自動車産業に関わる人、その家族の日常生活による二酸化炭素排出量も加算されるべきです。(もちろん他の産業について考えるときもです。)
そんなわけで、境界条件を広く取った場合の自動車の生産、メンテナンス、走行までに発生する二酸化炭素排出量をおおまかに計算してみました。果たして素人の計算はメーカー発表値とどのくらいの違いを見せるでしょうか。
自動車税の通知がやってきました。
合計は、なんと 141,800円です。(泣)
しかし、750の割り増しというのは如何なものでしょうか。新車登録からの経過年数だけで「環境に与える影響が大きい自動車」ということにされているわけです。(あの車については否定しませんが)
結局、誰のためなのか自動車税を高くして保有を諦めさせ、環境問題を口実に他の新しい車に乗り換えさせようという魂胆なわけです。
「中古車(リユース)なんてやめなさい。古い車はとにかくゴミにして捨てなさい。そして大きなエネルギーを使って作った新しい車を買いなさい。」
ということなんですが、そんなことをせずに保有を許しておけば廃棄せずに済む車を、どうにかしてゴミにしようとしているわけです。
少し前になりますが、固定資産税、自動車税、そして自動車保険更新の通知が一気にやってきました。おかげさまで、か・な・り・貧乏になりました。(~¥)
我が家の建つ土地は水位が比較的高いところ(2mくらい)にあり、建物を作り始めたときからたびたび水が問題になってきました。そのため、敷地境界付近に幅1mくらいの大きな暗渠を作り、水道(みずみち)を一旦断ち切って湧き水をタンクに集めて処理しています。(写真に写っているコンクリートの蓋の下に500Lのタンクが埋まっています。)
当初からこのタンクの水は庭の水やりに使おうと思って計画したのですが、タンクの中に水中ポンプを入れて電気配線を用意するところまでは作ったものの、実際に使おうとすると不便なところがあってほとんど使えずにいました。
昨年暮れの引越し以来その状態で放置していたのですが、気がつくと夏が目前です。庭も造ったことですし、地下タンクに溜まった500Lの水は是非有効に活用したいところ。
そんなわけで、この週末、水撒き水中ポンプの改良工作を行いました。
NM35ステージアとE32(750)のヘッドライトの明るさを比較してみました。測定方法はかなりいい加減ですので、結果について真剣に考えないでください。
測定場所は自宅の駐車場付近です。街灯もあり、真暗闇ではありません。測定器は、ごく一般的な照度計です。それぞれの点灯状態で車の前に照度計を持って立ち、一番高い指示値を記録しました。したがって、軸上中心照度だけの評価であって、分布については一切評価していません。距離は6mです。
さて、注目の結果は・・・、
家作り関係の掲示板を見ていると、自分が不満に思っていたり問題だと思ったりしていることについて、
「業者に○○を求めることはできますか?」
という質問をよく見かけます。
おそらく言いたいのは
「業者は法的に当方の求めに応じる義務を負っているか?」
あるいは、
「通常の商習慣として当方の求めは非常識ではないか?」
ということなのでしょう。
漠然とした書き方をする質問者も質問者ですが、それに対して回答者が
「誰に何を求めるのもあなたの自由です。お好きにどうぞ。結果は相手次第です。」
とか書いているのを読むと、質問者がちょっとかわいそうになります。
回答者もどうせ趣味で書き込むのですから、もう少し分かりやすく書いてあげれば良いのに・・・。(笑)
さて、反射鏡のメッキを剥がしてしまったヘッドライト。どうせ反射鏡部分だけでは手に入らないだろいう思い込みから、その日のうちに両側のロービームをAssy.を通販で手配してしまいました。通販業者さんは実に優秀で、翌々日には手元に部品を届けてくれました。
実はたけE32さんからこのBlogに書き込みをいただき、「反射鏡だけで部品出ます。」「中古品をお譲りできます。」という有難い情報とお話を頂いていたのですが・・・、すみません、コメントを拝見した数時間後に部品が届いてしまいました。(泣)
そんなわけで、今回はOEM品による単なる部品交換の日記になってしまいます。たけE32さん、せっかく書き込みをいただきましたのに申し訳ございません。
まあ、交換を検討している足回りその他の部品でもOEM品というのはかなり売られていますし、今後の参考にOEM品というのものがどのくらいのレベルにあるものなのか見ておくのも悪くないのではないかと、前向きに考えることにします。
表題は車の性能のことを言っているのではなく、乗っている人の性質のことです。
前々からレンズの曇りが気になっていたのでヘッドライト類一式を分解して掃除することにしました。
ユニットの取り外しは思ったよりもずっと簡単でした。初めてなので色々探りながらでも実質20~30分というところ。少々回しにくいネジもありましたが許容範囲です。分解のときの写真は撮るのを忘れました。参考にならない記事で申し訳ございません。取り付けのときに写真を載せます。
それにしても、サクションホースを外すだけでエアクリーナーボックスがボコッと取れるのには驚きました。差し込み式だったんですね。ベントレーのマニュアルなどで「Detach air cleaner box」とさらりと書いてある訳が分かりました。ずっと、「それって面倒くさいじゃないか」と思っていたものですから。
今までフィルターの交換に四苦八苦していたのがバカバカしくなります。
最近、色々なところでCO2排出量削減についての議論を目にするようになりました。車について言えば、生産、使用、廃棄 を通じたCO2排出量を削減しようとする動きです。燃費の悪い車に乗る身としてはけっこう気になります。
今後も毎年一定の距離を走る場合、果たしてCO2を排出して既に作られてしまった車を廃棄して新しい燃費の良い車に乗り換えることがCO2排出量を削減することになるのか、それとも、新しい車の製造のためにCO2が排出されないよう、古い車に乗り続けたほうがCO2排出の削減になるのか?
その結果によって自分がどう行動するのかは別として、自分のやっていることはきちんと把握しておく必要があると思うからです。
そこで今流行のLCA(ライフサイクルアセスメント)の資料を見てみました。各メーカーから資料が出ていますが、とりあえずはトヨタプリウスの資料です。
先日の記事で書いた車体振動は過去の経験からの予想に反し、ホイールバランスの再調整によって完全に消滅してしまいました。せっかく色々と考えたにもかかわらず、今回はぜんぜん面白くないごく普通の顛末となり残念(?)です。
現状、どんな速度域でも非常に滑らかな乗り心地です。
”ラクなタイヤ”と相まって、オートクルーズでの巡航も極めてリラックスできるものになりました。振動のあった以前の状態と比べると”まるで鉄の箱を空からバネで吊るしたような乗り心地・・・”と言いたいところですが、言い過ぎだとバカにされるので止めておきます。
快適さのおかげで高速道路での巡航速度は少々上がり気味になりました。危ないので、OBCのLIMIT機能で警告してもらっています。
今、私の750では110km/hを超えるあたりから若干の車体振動が感じられます。
以前はどんな速度でも極めてスムーズだったのですが、引越し前の何ヶ月かの間750を全く動かさなかったため、どうやらタイヤの真円度が悪くなってしまったようです。久しぶりに乗った妻が「何?この不快な振動。」と言ったくらいですから、私の気のせいではありません。
振動といってもハンドルがぶれることはなく、どこか特定の速度で振幅が大きくなるわけでもありません。ダイナミックバランスの問題であればタイヤの味噌摺り運動によってハンドルが振れることが多いのですが、そういう感じはありません。どちらかというと上下方向の感じです。
しばらく走らせれば元の状態に戻るかとも思ったのですがさにあらず。ここ数ヶ月様子を見ていたのですが、良くもならず悪くもならず。症状は固定してしまっているようです。
ガソリンスタンド、タイヤショップなどでタイヤの空気圧を調整させると、空気圧をメーカー指定よりもだいぶ高くすることが多いようです。
扁平タイヤになると特にその傾向が高く、技術的に何の根拠もなく「扁平タイヤだから高めにしておきます」などと言ってやたらと空気を入れたがる傾向があるように思います。ひどい店になると、タイヤを組んだときにそのまま3kg/cm2くらいの空気圧で送り出してしまうこともあります。確かに段差を乗り越えるときにリムを守ることだけを考えればそれでも良いのでしょうけれど、ちょっとまずいんですよね。
レジバイトの言葉に「1万円からお預かりします。」というのがありますよね。
基本的には「から」は不要とされていますが、
「お釣りを返すから、手順としてまずは1万円をお預かりするところ”から”始めます。」
という文章が短縮されたものとれないこともありません。
ところが、この前は
「ではお釣り、4,326円からお返しします。」
と来ました。
これからまだお釣りが貰えるのだろうかと期待してしまいました。(笑)
※ 更に考えると、「1万円のお札”から”成る支払い代金をお預かりします。」とも理解できます。「1万5千からの軍勢」と同じ用法かとも思いますが、これだと「約1万5千」の意味。「だいたい1万円お預かりします」ではまずいから、この意味ではありませんね。
※ goo国語辞書 【から】
みなさん、このGWは良い渋滞、楽しみましたか?
私は通勤路である関越道が「花園を先頭に50kmの渋滞」などということになっていたので、この期間はのんびり下道で通勤しています。
ところでこの「○○を先頭に△△kmの渋滞」という言い方、昔からどうも違和感があります。
この言い方をした場合は「○○の△△km手前から渋滞」という意味になるわけですが、
という疑問を感じます。
関越道を頻繁にお使いになる方でないと分かりにくい例えで済みませんが、例えば私が練馬インターから川越インターまで乗ろうとしているとき、今までの言い方で自分の走ろうとしている区間よりも先のインターを基準にして
「事故のため鶴ヶ島インターを先頭に11kmの渋滞」
と言われたら、各インター間の距離を正確に知っていなければ自分が行く川越インターまでの間で渋滞に巻き込まれるのかどうか判断できません。
仮に高速道路のマップを持っていたとしても距離まで載っているかどうか分かりませんし、仮に載っていたとしてもそれを走りながら一人で計算することはできないでしょう。
ドライバーが知りたいのは世の中の情勢(?)ではなく「自分が渋滞に巻き込まれるかどうか」だけなのに、それが分からない。もしも渋滞に巻き込まれることが分かったら、私はその交通情報を活用して「所沢で下りる」という選択ができるわけです。
つまり、現状の言い方は交通情報として価値がないのではないかと。
そんなわけで、例えば、
「関越道下り線は新座料金所から花園の先まで50kmの渋滞」
「関越道下り線は新座料金所から50kmの渋滞」
と言えば渋滞の範囲が明確になって情報の価値が上がると思うのですが如何でしょうか。
結局のところ各インターの順序を知っていなければ判断できないことには変わりはないのですが、少なくとも渋滞を避けるという意味で、距離の逆算は必要なくなります。インターの順番にしても、近所のインターくらい覚えているでしょうし、地図で簡単に確認することができます。
渋滞の車中、ラジオを聴きながらそんなことを考えていました。
残り少ないGW、お休みの方は良い休暇を。
学生時代の友人がバイク店を夫婦で開業しました。
店名は Ride Out (ライドアウト)。
まさにゴールデンウィークの始まる4月28日のオープン。場所は杉並区善福寺です。(地図はこちら)
彼がKAWASAKIのお店に勤めていたこともあってKAWASAKI中心のお店ですが特にそれだけに決めているわけではなく、話があればどこのメーカーのものでも取り扱うそうです。もちろん、KAWASAKI車については正規取扱店になっています。
私はバイクに乗らないので詳しくは分かりませんが、そんなわけで、広いお店の中は緑のバイクでいっぱいでした。(笑)
学生時代からバイクをいじり、一瞬のサラリーマン生活(誰でも知っている会社だったのに)を経て学生時代に通っていたバイク屋に再就職した彼。10年ほど勤めての独立です。たぶん、虎視眈々と前向きにタイミングを計っていたのでしょう。
私と違って人が嫌がるようなことをしない誠実な人物なので、お客さんもきっと安心して自分のバイクを触らせることができると思います。
駐車場が用意されていますから、青梅街道善福寺方面にお越しの節はぜひお立ち寄りください。
「ottoのブログを見た」と仰っていただけると・・・、たぶん、なにも良いことはないと思いますが。(笑)
それにしても独立開業と聞くとサラリーマンの私は”偉いなあ”と感じずにはいられません。それも、きちんとお店その他を用意しての独立ですからね。怠け者の私には無理ですね、どう考えても。(泣)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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27 | 28 |
徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。
技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが)
そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。
著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。
最近で最も損したと思った本に認定。 (★)
ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)
クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)
バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)
フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)
荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)
世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)
素敵なグラビアを堪能。 (★★★)
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