ディストリビューターの掃除
750のデスビを掃除してみました。私としてはHR30のL20以来です。デスビをいじるのは。
この車はV12なのでデスビが左右に1個ずつあります。プラグコードカバーの外し方から悩みましたが、いったん外れてしまえば簡単でした。単に外側方向にスライドさせるだけなんですね。パッチン系の部品の外し方というのはいつもその方法が分かるまでが大変です。
さて、デスビキャップの中を見ると、まずはローターの中心の汚れが気になりました。ずっと掃除されていなかったんでしょうね。ローター先端の電極も表面がけっこう荒れています。これはヤスリで若干こすります。
デスビキャップの左右を比較すると、明らかに左バンクのもののほうがきれいでした。左右でどんな違いがあったのでしょうか。
キャップの内側の様子です。各気筒の電極にはお決まりの酸化皮膜が厚く付いています。本来であればデスビキャップを交換するところですが、今回はドライバーでガジガジと削り取ることにします。この作業、L型をいじっていたころを思い起こさせます。
電極の材質はL型とは違うようです。L型はタングステンと思われる灰色の硬い金属でしたが、この車のものは銅色の電極です。硬さはそれほどでもないようなので、ベリリウムカッパーとかそんな感じの金属でしょうか。タングステンにでもしておけば耐久性は高くなりそうなものですが、細かいところが色々と違うものですね。
最後にブレーキクリーナーで洗ってとりあえず作業完了とします。キャップ自体には亀裂もなく良好な状態に見えました。
そして肝心の効果のほどは・・・、
うーん、特に変わりませんね。
アイドリングでの振動の粒が少し揃ったような気もするのですが・・・、点検の意味での作業ですからそんなものでしょう。
そうそう、この記事を書いていて思い出しました。スプリングの押し付けの様子を確認するの忘れています。今度、改めて点検することにします。
それにしてもこのカメラ(CANON IXY800IS)、調光がうまいですね。
暗いなかでこれだけ接近させてストロボを焚いているのに白飛びがありません。Nikonだったら完全に白と飛び&背景真っ黒になるシーンです。
なんだか纏まりませんがそんなところで。(笑)
※ この後の整備でデスビキャップに問題が生じていたことが分かりました。詳細についてはこちらを。自分で書いたことを読み返すと、この時点で既に問題は発生していたようです。
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