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2007年3月10日 (土)

ALCのこと

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仕事で見ている建物(倉庫)で外壁ALCの取り付けが行われました。

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外壁にALCを使う場合、建物の構造(重量&軽量鉄骨,木造その他)によっても色々な取り付け方をするそうですが、今回はこんな金具を使って取り付けていました。工場出荷の段階でALCパネルにピンを通す穴が開けてあり、専用の金具をALCに差し込んで、ピンで留める構造です。

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鉄骨への固定は、ALC1枚につき2箇所を、この専用金具で引っ掛けて固定します。なぜ2箇所かというと、たぶん、4箇所固定してしまうと、躯体が変形したときにALCが割れてしまうからでしょう。(これはクリオンさんのALC)

木造で50mmくらいのALCを使う場合は、壁の下地に直接ビスで留めたりもするようですが、そこから割れが出ないものかどうか、少々気になります。

ところで以前に何かの資料で、「ALCは大きな塊から切り出して作る」と読んだことがありました。写真でもよく見ると分かるのですが、確かに表面全体にノコで切ったような痕があります。(写真上下方向) そんなわけで、ALCに模様を刻むのは切削加工になってしまって、複雑な模様を彫るのが難しいんだとか。

また、塊からの切り出しで材料の切断面が直接外に出てくるため、表面は常にスポンジ状でザラザラです。透水性も大きいので、そのままでは外壁としては使えず、言うまでもなく塗装が必要です。

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カケラをもらってきていじっていたのですが、かなりポロポロです。指でぐいっと曲げると、ポリポリ割れます。手が粉だらけになります。実際、建物に付いているパネルも端っこが大きく欠けたものがたくさんありました。(補修しますが)

こう見ると、同じALC(Autoclaved Light -Weight Concrete)の分類ではあっても、密度が倍以上あって補強繊維も配合されている積水ハウスの外壁材「ダインコンクリート」とはだいぶ性質が違うようです。

このまえ、自宅の外壁に小さなアンカーを打ったのですが、コンクリートドリルでそこそこの固さを感じました。特に表面近くは固かったので、型枠に接した部分がけっこう密になっているのだと思います。ALCの場合は普通のドリルでツーツーです。

「ダインコンクリートは1枚ごとに型枠の中で養生するためにテクスチャが自由で材料の表面が滑らか」

というのも、表面に切削痕の付いた普通のALCを見てその意味が分かりました。倉庫に使うALCとの比較ですが、良し悪しは別として、それぞれはとにかく別のもの・・・なんですね。

仕事をしながら、勝手に納得してしまいました。(笑)

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