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2007年2月16日 (金)

サークル撮影会(1)

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この週末、学生時代のサークルメンバーで撮影会に行ってきました。撮影会といっても、モデルは自分たちの車です。M3に乗る友人が近々車を手放すかもしれないということで企画されました。場所は修善寺のサイクルスポーツセンター。広くて背景が整理された場所というだけの理由です。ここはCGの撮影も多いようです。

3連休の中日と言うこともあり、家を出発すると既に回りはすごい渋滞でした。埼玉県の南から修善寺まで7時間半の渋滞を堪能し、結局、現地到着は4時を過ぎていました。集合時間に4時間を超える大遅刻です。3連休というものを甘く見すぎていました。海沿いの渋滞を回避しようとして東名を沼津まで走ってしまったのが敗因で、沼津の出口渋滞(路側帯で5km)にはまってしまいました。みなさん、本当にゴメンナサイ。

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ようやく現地に到着し、撮影を開始したわけですが、光は既に夕方の赤みを帯びていました。さらに私は不覚にも望遠を持って行くのを忘れ、D70の標準ズームでの撮影です。APSサイズのCCDに最長でも120mmの焦点距離ですから、背景をぼかすことなどできません。

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写真を生業として最近独立した先輩が、三脚に据えたカメラで私の車の「カッコイイ写真」を撮っている間、私は近くからこんなスナップをパチパチ撮っていました。きれいな写真は先輩にお任せです。(笑)

この車の場合、私はどちらかというと後ろ姿のほうが好きです。ぶわっと膨らんだ側面と、絞り込まれたテールのバランスがなかなかではないかと思っています。

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この写真は失敗ですね。正面から低い夕日を浴びてしまって、グリルの中が丸見えです。やはりグリルの中は黒く締まっていないといけません。また、焦点距離不足のせいで、顔が大きく写ってしまっています。やはり300mmクラスで遠距離から狙いたいものです。

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横からのアングルは120mm相当でも普通に写せます。この写真を見ると、この時代の車としてはフロントオーバーハングがきわめて短いことが良く分かります。前輪からフロントドアまでの長さがこれほど長い車は多くありません。重いV12を乗せながら重量配分を適切に保つためにはこのプロポーションが必要だったのでしょう。

室内の居住性を高めるためか、後輪もだいぶ後ろ寄りに位置しています。全長5,025mmに対してホイールベースは2,945mmあり、これは最近のLEXUS LS460の5,030mm/2,970mmとほとんど変わらない寸法。21年も前の1986年にデビューした車とは思えない設計です。「あるべき姿に作る」という、基本に忠実な姿勢が感じられます。

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これは好きなアングルです。写真で見ると、最近の車にはあり得ないタイヤの厚みもあまり気になりません。

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友人のM3と。丸目とフロントのプロポーションが古さを感じさせます。

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良い車です。左ハンドルなのがたまに傷。以前にも高速で運転させてもらったことがあるのですが、右手シフトと言うのがどうしてもムリです。慣れてしまえば良いのでしょうけれど、非常な違和感が。おまけにシフトパターンも違いますし。(笑)

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外周路を走るE32。自分の車が走っているのを見る機会というのはほとんどないので、先輩に頼んで一回りしてもらいました。(感謝)

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途中、アクセル全開もしてもらったのですが、静かなものです。V12の音がどうこうというレベルではありません。

(その2へつづく)

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

    クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック
    内容は運動強度と栄養摂取に関する原則に特化しており、個別の運動についての詳細は含まれていないので注意。挿絵以外に図表は含まれない。 (★★)

  • マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

    マイケル ルイス: フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
    読書中

  • バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

  • 世界文化社: Octane日本版 Vol.12 (BIGMANスペシャル)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

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