サークル撮影会(1)
この週末、学生時代のサークルメンバーで撮影会に行ってきました。撮影会といっても、モデルは自分たちの車です。M3に乗る友人が近々車を手放すかもしれないということで企画されました。場所は修善寺のサイクルスポーツセンター。広くて背景が整理された場所というだけの理由です。ここはCGの撮影も多いようです。
3連休の中日と言うこともあり、家を出発すると既に回りはすごい渋滞でした。埼玉県の南から修善寺まで7時間半の渋滞を堪能し、結局、現地到着は4時を過ぎていました。集合時間に4時間を超える大遅刻です。3連休というものを甘く見すぎていました。海沿いの渋滞を回避しようとして東名を沼津まで走ってしまったのが敗因で、沼津の出口渋滞(路側帯で5km)にはまってしまいました。みなさん、本当にゴメンナサイ。
ようやく現地に到着し、撮影を開始したわけですが、光は既に夕方の赤みを帯びていました。さらに私は不覚にも望遠を持って行くのを忘れ、D70の標準ズームでの撮影です。APSサイズのCCDに最長でも120mmの焦点距離ですから、背景をぼかすことなどできません。
写真を生業として最近独立した先輩が、三脚に据えたカメラで私の車の「カッコイイ写真」を撮っている間、私は近くからこんなスナップをパチパチ撮っていました。きれいな写真は先輩にお任せです。(笑)
この車の場合、私はどちらかというと後ろ姿のほうが好きです。ぶわっと膨らんだ側面と、絞り込まれたテールのバランスがなかなかではないかと思っています。
この写真は失敗ですね。正面から低い夕日を浴びてしまって、グリルの中が丸見えです。やはりグリルの中は黒く締まっていないといけません。また、焦点距離不足のせいで、顔が大きく写ってしまっています。やはり300mmクラスで遠距離から狙いたいものです。
横からのアングルは120mm相当でも普通に写せます。この写真を見ると、この時代の車としてはフロントオーバーハングがきわめて短いことが良く分かります。前輪からフロントドアまでの長さがこれほど長い車は多くありません。重いV12を乗せながら重量配分を適切に保つためにはこのプロポーションが必要だったのでしょう。
室内の居住性を高めるためか、後輪もだいぶ後ろ寄りに位置しています。全長5,025mmに対してホイールベースは2,945mmあり、これは最近のLEXUS LS460の5,030mm/2,970mmとほとんど変わらない寸法。21年も前の1986年にデビューした車とは思えない設計です。「あるべき姿に作る」という、基本に忠実な姿勢が感じられます。
これは好きなアングルです。写真で見ると、最近の車にはあり得ないタイヤの厚みもあまり気になりません。
友人のM3と。丸目とフロントのプロポーションが古さを感じさせます。
良い車です。左ハンドルなのがたまに傷。以前にも高速で運転させてもらったことがあるのですが、右手シフトと言うのがどうしてもムリです。慣れてしまえば良いのでしょうけれど、非常な違和感が。おまけにシフトパターンも違いますし。(笑)

外周路を走るE32。自分の車が走っているのを見る機会というのはほとんどないので、先輩に頼んで一回りしてもらいました。(感謝)
途中、アクセル全開もしてもらったのですが、静かなものです。V12の音がどうこうというレベルではありません。
(その2へつづく)
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