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2007年1月13日 (土)

マフラー交換(2)

Img_2398

注文していた品物が届き、ステージアのマフラーを交換しました。と、言っても今回の作業はお店に頼んでしまいました。

前にも書いたとおり、品物はFUJITSUBOのLegalisRです。私個人としてはマフラーを交換はZ32の柿本以来。オートマチック車でマフラーを換えるのは初めてです。

製品は触媒以降の中間パイプから交換するタイプです。外観は非常にきれいに仕上がっています。一昔前のものとは比べ物になりませんね。FUJITSUBOの場合、ノーマルマフラーの中間パイプに付いているレゾネーターのようなもの(メインパイプから分岐したサイレンサー状の盲管)も、同じようにきちんと付けられています。おそらく特定の回転数でのこもり音を防ぐためのものだと思います。ワゴンボディーだと特に気になるのかも知れませんね。効果の程は分かりませんが、他のメーカーではこの部分を省略してしまっているものが多いようです。

外観としては、私的にはちょっと目立ちすぎです。「よく見るとマフラーがノーマルでないことが分かる(分からなくても良い)」「走ると少し重量感のある音がする」程度の上品な感じ(?)にしたかったので、太すぎるテールパイプとピカピカのタイコはどうも…、です。

性能が大したことないのに外観が過剰なのって嫌いなんですよね。機能に関係ない造形とか。最近のノーマル車、500psの車だってこんなテールパイプ付けてませんよ。おまけにテールだけ太くしてあってその手前はだいぶ細いんです。気に食わないのでこれ、テールを切り取って細いものに換えてしまいましょう。たぶん、規格サイズの管でしょうからね。ピカピカのタイコは近々、耐熱ブラックで塗ってしまうつもりです。

さて、取り付けが完了してエンジンをかけると…、アイドリングでは結構静かでした。ノーマルのように排気音よりエンジンのメカノイズの方が目立つ、というほどではありませんが、かと言って排気音でメカノイズが全てかき消されてしまうほどでもありません。早朝深夜に住宅地を通過する通勤車両として、まあギリギリの線でしょう。

ただ、走り出して少し踏み込むと、低回転でも急に音が大きくなります。エンジンのバルタイ制御がドバッと動くのでしょうか。

それにしてもオートマチックだとマフラーがうるさく感じますね。50km/h・1,000回転プラスで一般道を走るときなんて、「エロエオロエロ・・・」「ゴロゴロゴロ・・・」という感じです。まるでアメリカンV8(乗ったことありませんが)か、空中排気の船のエンジンのような音です。

マニュアルだったら回転を上げたくないところでは上げないようにコントロールできるのに、オートマチックだと機械任せですからどうしようもありません。それにトルコンスリップがあるからさらにうるさく感じます。

全開では「フモォーッ」という感じです。脈動感もほとんど感じられず、あまり素敵な音とは言えません。排気管も不等長ですしV型6気筒のシングルターボでは、まあこんなものでしょうかね。吸気音と排気音のバランスとしては良いと思います。

排気効率云々は良く分かりません。測定器を付けていませんし、ノーマルのときにデータが一切ありませんから。ブースト計も付けていないので過給圧が上がったのかどうかも不明です。机の中にあるKEYENCEの圧力計でも付けてみようかな。(笑)

感覚的には6,000rpm以上での伸びが良くなったような気もしますが、あくまで気がするだけかも知れません。ただ、ストール発進させるときの回転上昇は速くなったようです。左足でブレーキを踏んだままアクセルを全開にするとすぐにブレーキが負けるところまで過給が立ち上がります。

と、色々書きましたが、結局のところ、やはりノーマルは良くできているなあというのが素直な印象です。

まあ、これ、毎度のことなんですけどね。(笑)

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    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

  • クリス アセート: 究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

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  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

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