メッキモールの曇り
私の750、前オーナーのもとでは、ずっとシャッターつきの車庫(納屋)に入れられていました。しかし私が譲り受けてから今のガレージにしまうまで約2年の間は、勤務先の社宅で青空駐車。気が付けばメッキモールに無数の水滴痕が付いて曇ってしまっていました。
表面には何かの薄い膜が付いてしまったような感じで、虹色の干渉縞のようなものまで見えます。
ずっと気になってはいたのですが、ボディー用のコンパウンドでちょっと擦ったくらいでは全く歯が立たなかったのでそのままになっていました。
でも、年末も近いことですし(関係ありませんが)、昨晩急に思い立って、モールを磨いてみました。用意したのは、コンパウンド数種類、電動ドリル、ウールバフ、マスキングテープ です。
マスキングのあと、まずは粒子径1μmなるボディー用のコンパウンドをバフに付けて磨きます。
電動ドリルでそれなりにしぶとくやったんですが、落ちが良くありません。次に3μmなるものも試したのですが結果はあまり変わらず。そもそも、メッキが削れているならバフが黒くなるはずなのに、バフはきれいなままです。表面にクリア塗装でもかかっているのでしょうか。
しょうがないのでボディー用のコンパウンドは止めにして、ガラス磨き用の研磨剤を試してみました。
これ、なかなか良い感じです。粒度は分かりませんが、モールに研磨痕が残るようなこともなく、曇りがきれいにとれて行きます。それでもこの曇りはしつこいですけどね。
結局、ドアウィンドウ回りのモールを処理するのに2時間くらいかかったでしょうか。少し時間はかかりましたが、モールは全てピカピカになりました。
ところでこのメッキの曇り、色としては白っぽく見えます。一般的にはクロムメッキの錆によるものと言われているようですが、クロムの酸化物っていくつか種類があるものの、緑とか赤とかだったような気がするんですよね。
コロージョンによる曇りなのかも知れませんが、色からするとやはり雨水が乾いたときに残る残渣なのではないかと。このへんがこのところがよく分からないところです。
まあ、曇りの原因が何であったにせよきれいに出来たのでとりあえずは気分爽快、これで良い年末を迎えられそうです。
« クリスマスモード | トップページ | 陽光 »
「車」カテゴリの記事
- 宮沢湖メッツァビレッジ(2019.05.26)
- 製品の均質性に感心! ~ 交換部品手配(2018.06.17)
- 大洗へ一泊旅行 ~ 海辺編(2018.03.04)
- 大洗へ一泊旅行 ~ 宿・食事編(2018.03.03)
- モーニングクルーズ ~ 緑の車(2018.01.19)
この記事へのコメントは終了しました。
« クリスマスモード | トップページ | 陽光 »
コメント