エンジンオイルのこと
エンジンオイルを換えてみました。出光興産の0W-20です。
今まではほとんどの車をいじって乗っていたせいで低粘度のオイルというのは入れたことがありませんでした。
今回、せっかく普通の車になったところで試してみようと思ったわけです。
さて、突然結果からですが、明らかに違います。タービンの回り方が。(笑)
いや、フィーリングの話ではありません。ストール発進させるときの回転数が全く違うのです。
前にも書いたとおり、以前は2,700rpmくらいで完全に回転がストールしてしまって、そこからはどうやっても回転が上がりませんでした。ストール回転が低いので走り出しても本格的にブーストがかかるまで二呼吸は必要。どうにもモッサリした雰囲気でした。
しかし今度は違います。
明らかに短時間で回転が3,000rpmを超え、それから加速度的にブーストが立ち上がって3,500rpmくらいになるとブレーキでタイヤの回転を抑えられなくなります。
そのままスタートすれば一気に1速が吹け切ります。
少し期待はしていたのですが、ここまで明らかな差が出るとは思いませんでした。
きっと排気エネルギーの小さい領域ではタービンのシャフトを潤滑する油のせん断抵抗がタービンの回転数に対して支配的な影響を与えるのでしょう。
そんなわけで、しばらくこのオイルで走り回ってみることにします。
低粘度オイルというとエンジンの寿命云々という話も出てきますが、そんなに入れるエンジンを選ぶなら、今の時代、メーカーが明確に禁止するでしょう。
万が一壊れたら、そのときにはフルチューンへの扉が開かれたと前向きに考えることにします。(笑)
ところでタービンにそれだけの効果があるなら、フリクションロスが大きそうな750のV12でも何か良い効果が見られるかも知れません。
今度のオイル交換でこちらにも試してみようと思います。
(オイルプレッシャー警告が点きっぱなしになるという話も聞きますが)
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コメント
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こんにちは(^^)
個人的な好みもあると思いますが老体のV12には低粘度オイルは出来るだけ使用を避けてあげて下さいね。 私も色々な粘度を試しましたエンジンのツキや冬季の運転には確かに低粘度はフィールがいいのですがどうしてもオイルが下がりやすく油圧リフターのタペット音が大きくなったりバルブステムからの抜けが出てきます(まー私の車輌は既に18万キロなのでそのせいもありますが)。 今は20W-50程度を短いサイクルで入れています、これは1L/¥270-の激安ですが全く問題ありません、いつも何カートンかまとめ買いですが年に3万キロ程度乗るので2-3ヶ月毎に使うとすぐ無くなります(笑)
機関回りの整備は一通り終わったので現在の車内はセルシオと同じ位静かです。
投稿: たけE32 | 2006年10月11日 (水) 01時17分
たけE32さん、コメントありがとうございます。
確かにオイル下がりは起きやすくなる方向ですね。それでバルブにスラッジが溜まったりすると長期的にはかなり問題が・・・。ご指摘ありがとうございます。
それにしても年3万キロの走行ですか。よく走られますね。私も今度引っ越すと勤務先まで往復90kmくらいになってしまうのでかなり距離が伸びそうです。とは言っても通勤に使うのはステージアになると思いますが。
機関整備完了で絶好調というところでしょうか。プラグも換えられたんですか?確かノーマルは軽い突き出しプラグでしたよね。どうされたのでしょう。
私も早く手を付けたいものです。今後ともぜひいろいろとご教示ください。
投稿: otto | 2006年10月11日 (水) 12時39分