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2006年10月10日 (火)

エンジンオイルのこと

エンジンオイルを換えてみました。出光興産の0W-20です。

今まではほとんどの車をいじって乗っていたせいで低粘度のオイルというのは入れたことがありませんでした。

今回、せっかく普通の車になったところで試してみようと思ったわけです。

さて、突然結果からですが、明らかに違います。タービンの回り方が。(笑)

いや、フィーリングの話ではありません。ストール発進させるときの回転数が全く違うのです。

前にも書いたとおり、以前は2,700rpmくらいで完全に回転がストールしてしまって、そこからはどうやっても回転が上がりませんでした。ストール回転が低いので走り出しても本格的にブーストがかかるまで二呼吸は必要。どうにもモッサリした雰囲気でした。

しかし今度は違います。

明らかに短時間で回転が3,000rpmを超え、それから加速度的にブーストが立ち上がって3,500rpmくらいになるとブレーキでタイヤの回転を抑えられなくなります。

そのままスタートすれば一気に1速が吹け切ります。

少し期待はしていたのですが、ここまで明らかな差が出るとは思いませんでした。

きっと排気エネルギーの小さい領域ではタービンのシャフトを潤滑する油のせん断抵抗がタービンの回転数に対して支配的な影響を与えるのでしょう。

そんなわけで、しばらくこのオイルで走り回ってみることにします。

低粘度オイルというとエンジンの寿命云々という話も出てきますが、そんなに入れるエンジンを選ぶなら、今の時代、メーカーが明確に禁止するでしょう。

万が一壊れたら、そのときにはフルチューンへの扉が開かれたと前向きに考えることにします。(笑)

ところでタービンにそれだけの効果があるなら、フリクションロスが大きそうな750のV12でも何か良い効果が見られるかも知れません。

今度のオイル交換でこちらにも試してみようと思います。

(オイルプレッシャー警告が点きっぱなしになるという話も聞きますが)

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コメント

こんにちは(^^)

個人的な好みもあると思いますが老体のV12には低粘度オイルは出来るだけ使用を避けてあげて下さいね。 私も色々な粘度を試しましたエンジンのツキや冬季の運転には確かに低粘度はフィールがいいのですがどうしてもオイルが下がりやすく油圧リフターのタペット音が大きくなったりバルブステムからの抜けが出てきます(まー私の車輌は既に18万キロなのでそのせいもありますが)。 今は20W-50程度を短いサイクルで入れています、これは1L/¥270-の激安ですが全く問題ありません、いつも何カートンかまとめ買いですが年に3万キロ程度乗るので2-3ヶ月毎に使うとすぐ無くなります(笑)

機関回りの整備は一通り終わったので現在の車内はセルシオと同じ位静かです。

たけE32さん、コメントありがとうございます。
確かにオイル下がりは起きやすくなる方向ですね。それでバルブにスラッジが溜まったりすると長期的にはかなり問題が・・・。ご指摘ありがとうございます。
それにしても年3万キロの走行ですか。よく走られますね。私も今度引っ越すと勤務先まで往復90kmくらいになってしまうのでかなり距離が伸びそうです。とは言っても通勤に使うのはステージアになると思いますが。
機関整備完了で絶好調というところでしょうか。プラグも換えられたんですか?確かノーマルは軽い突き出しプラグでしたよね。どうされたのでしょう。
私も早く手を付けたいものです。今後ともぜひいろいろとご教示ください。

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

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    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

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    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

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